【管理業務主任者試験】難易度・合格率などの試験の概要を解説

どうもみなさんこんにちは、Flybirdです。

これから管理業務主任者試験を受験される方は、管理業務者試験の試験範囲・合格率・難易度などの試験の概要については把握しておくべきです。

そこで、本記事にて、以下の内容をまとめました。

  • 管理業務主任者試験の合格率・難易度・必要勉強時間
  • 管理業務主任者試験の試験範囲
  • 過去問から見る出題傾向
  • 分野別の難易度
  • 具体的な試験対策方法

なお、私は2022年度管理業務主任者試験に合格できました。合格者の立場で、具体的な試験対策なやり方についても解説しておりますので、本記事が合格を目指す方にとって少しでも参考になりますと幸いです。

目次

合格率(受験者数・合格者数)

過去12年の受験者数・合格者数・合格率・合格基準点をまとめました。

実施年度受験者数(人)合格者数(人)合格率(%)合格基準点(点)
平成24年度19,4604,25421.937
平成25年度18,8524,24122.532
平成26年度17,4443,67121.035
平成27年度17,0214,05323.834
平成28年度16,9523,81622.535
平成29年度16,9503,67921.736
平成30年度16,2493,53121.733
令和元年度15,5913,61723.234
令和2年度15,6673,47323.937
令和3年度16,5383,20319.435
令和4年度16,2173,06518.936
令和5年度14,6523,20821.935

コロナの影響もあり、令和3年度は受験者数が増加しましたが、受験者は減少傾向にあります。
今後は、受験者数は15,000人程度で推移するものと予測されます。

合格率は、令和3年・令和4年度試験の合格率は10%台となっていますが、平均で19〜24%台を推移しています。

合格基準点は、50点中32点~37点の間で推移しています。

他の不動産資格と同様、合格基準点(合格ボーダー)が設定されていない、相対評価の試験となります。

管理業務主任者試験の難易度

他の不動産系資格の「宅建試験」「マンション管理士試験」「賃貸不動産経営管理士試験」との難易度を比較します。

各試験の合格率は、以下の違いがあります。

  • 管理業務主任者試験の合格率約19%〜24%
  • 宅建の合格率:約16%〜約18%
  • マンション管理士試験の合格率:約7〜9%
  • 賃貸不動産経営管理士試験の合格率:約30%

単純に合格率から考えると、各試験の難易度は以下の通りとなります。

 マンション管理士 > 宅建 > 管理業務主任者 > 賃貸不動産経営管理士 

合格に必要な勉強時間

一般的に、管理業務主任者試験に合格するために300時間~500時間の勉強時間が必要とされています。ただ、これはあくまでも全くの初学者の場合です。

管理業務主任者の受験者は、宅建や賃貸不動産経営管理士等不動産資格の勉強経験がある、または合格者がほとんどです。勉強経験のある方の場合、民法建築基準法などの事前知識は一定程度有していますので、100時間程度の勉強で合格することも可能です。

私は、宅建と管理業務主任者試験を同じ年度に受験しました。10月の宅建試験の後に、管理業務主任者試験の勉強を始め、勉強時間は約100時間しか取れませんでしたが、合格レベルに達することが出来ました。

管理業務主任者試験の試験範囲

試験実施主体である「マンション管理業協会」のHPによれば、管理業務主任試験の試験範囲は以下の通りです。

マンションの管理の適正化の推進に関する法律施行規則第64条で規定されている項目 想定される管理業務主任者試験の内容
1.管理事務の委託契約に関すること民法(「契約」及び契約の特別な類型としての「委託契約」を締結する観点から必要なもの)、マンション標準管理委託契約書等
2.管理組合の会計の収入及び支出の調定並びに出納に関すること簿記、財務諸表論 等
3.建物及び附属設備の維持又は修繕に関する企画又は実施の調整に関すること建築物の構造及び概要、建築物に使用されている主な材料の概要、建築物の部位の名称等、建築設備の概要、建築物の維持保全に関する知識及びその関係法令(建築基準法、水道法等)、建築物の劣化、修繕工事の内容及びその実施の手続きに関する事項等
4.マンションの管理の適正化の推進に関する法律に関することマンションの管理の適正化の推進に関する法律、マンション管理適正化指針 等
5.上記1.から4.に掲げるもののほか管理事務の実施に関すること建物の区分所有等に関する法律(管理規約、集会に関すること等管理事務の実施を行うにつき必要なもの)等
マンション管理業協会HPより

これだけ見てもよく分からないと思いますが、以下大きく5つに分けられます。

  • 民法・その他関連法令
  • 区分所有法・マンション標準管理規約
  • マンション管理適正化法・マンション標準管理委託契約書
  • 簿記・会計
  • 建築・設備

具体的な出題傾向

具体的な出題範囲について、過去問4年分を以下の通りまとめてみました。まとめたものが以下になります。

出題分野2018年度2019年度2020年度2021年度
民法・借地借家法8776
標準管理委託契約書3433
その他法令76107
標準管理規約
(※区分所有法との複合問題含む)
1111610
簿記(仕訳)2223
税法11
建築基準法2322
建物(構造・部材・修繕)
※長期修繕計画作成ガイドライン含む
8779
区分所有法2565
マンション管理適正化法6555

過去問の傾向からして、出題範囲が範囲は

  • 標準管理規約・区分所有法
  • 法令(民法・借地借家法・その他法令)
  • 建築・設備

の分野になります。この分野だけで毎年約35問程度出題されます。

各分野の難易度・得点目標

難易度 高:「民法・借地借家法」・「建物等」

試験範囲の中で、民法・借地借家法」・「建物等の分野の問題は難易度が高いものが多いため、高得点は難しいかもしれません。試験範囲は広いですが、試験範囲の全体から満遍なく出題されるため、ヤマを張った勉強も難しいです。

まずは全体像をしっかりと理解し、基本的な問題なら解けるレベルにはしておきましょう。

ヤマを張った勉強ではなく、全体を満遍なく勉強しましょう。

難易度 低:「標準管理規約」「その他法令」「マンション管理適正化法」

「標準管理規約」・「その他法令」・「マンション管理適正化法」の分野は問題は比較的難易度が低いため、得点源にしておきたいところです。

また、これらの分野は、ほぼ毎年出題される頻出事項があります。

  • 標準管理規約:役員・総会・理事会
  • その他法令:民事訴訟法(支払督促など)・宅建業法
  • マンション管理化適正化法:管理業務主任者の専任業務・収納管理口座

頻出事項を押さえれば、確実に得点できるようになっています。重要ランクの高い分野を中心に勉強しましょう。

ポイントを絞って学習し、高得点を目指しましょう。

※「仕訳」問題は得点源

なお、出題数は少ないですが、「仕訳」の分野の問題の難易度は低く、ほぼサービス問題です。毎年2~3問出題されており、ここは確実に得点しておきたいところです。

出題形式もほぼ同じなので、過去問で傾向を掴んでおきましょう。

※「日商簿記」などの簿記系資格の受験経験のある方は、勉強しなくても得点できるレベルの問題です。

まとめ:分野ごとの難易度を把握して、メリハリをつけて学習しよう。

はい、いかがでしたでしょうか。

上述の通り、管理業務主任者試験は、他の試験と比べて特に分野ごとで問題難易度に差がある試験だと思います。

難易度を把握し、自分なりの目標点を設定して、メリハリをつけた学習を心がけてみて下さい。

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