【2023年度最新版】管理業務主任者試験のおすすめテキスト・問題集4選

どうもみなさんこんにちは、Flybirdです。

管理業務主任者試験に向けて独学で勉強を始める際はまず、学習の基になる「テキスト」を選ぶことから始まりますよね。

とはいっても、様々なテキストが出版されているので、どのテキストを選べばよいか分からない、と悩む方もいらっしゃるでしょう。

また、管理業務主任者の場合は、類似資格としてマンション管理士という資格もあり、併せて2つの試験用対策テキストも出版されているので、こういったテキストを選んだほうが良いのか疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。

そんな方向けに、本記事で、私がおすすめする管理業務主任者試験用のテキストを紹介します。

管理業務主任者試験合格に必要な勉強時間は200~300時間と言われています。独学だと挫折してしまいそう、と感じた方は、↓記事より予備校講座の受講もご検討下さい。

目次

前提:マンション管理士との共通テキストを選ぶべき?

管理業務主任者と同じ「一般財団法人マンション管理業協会」が実施している試験として、他にマンション管理士試験があります。

この「マンション管理士試験」と「管理業務主任者試験」の試験範囲はほぼ同じなので、テキストの中には「管理業務主任者・マンション管理士」2つをセットにして販売されているテキストも多いです。
(以下、「W合格用テキスト」といいます。)

ですので、W合格用テキスト管理業務主任者試験用テキストをどちらを選べばよいのかという点についてですが、これは、みなさんの受験プランによって変わります。

みなさんの受験プランによって、購入するテキストを選択するのがお勧めです。

  • マンション管理士試験と管理業務主任者試験を同一年度に受験する方:「W合格用テキスト」
  • 管理業務主任者試験⇒マンション管理士試験の順番で受験する方のうち、
    比較的時間に余裕があり、両試験の勉強を同時に進めたい方:「W合格用テキスト」
  • 時間に余裕がなく、まずは管理業務主任者試験の合格を目指す方:「管理業務主任者試験用テキスト」
  • 管理業務主任者試験のみの合格を目指す方:管理業務主任者試験用テキスト

なお、管理業務主任者試験の合格率は約20〜23%マンション管理士試験の合格率は約7〜9%です。
この合格率が示す通り、難易度的には 

 マンション管理士試験>管理業務主任者試験 

となっております。

受験プラン(マンション管理士試験を受験するか?)との兼ね合いで、購入するテキストの種類を決めましょう。

※以下、本記事では、「管理業務主任者試験用テキスト」を紹介します。

おすすめの基本テキスト4選

本記事では、おすすめできるテキストを4つに絞って紹介します。

結論から言うと、以下の基準でテキストを選ぶのがおススメです。

  • 情報量が多いテキストを使いたい ⇒ ①「LEC:出る順」
  • 通読しやすいテキストを使いたい ⇒ ②「TAC:基本テキスト」
  • 語呂合わせが載っているテキストを使いたい ⇒ ③「早稲田出版:ごうかくテキスト」

なお、テキストの好みは人によって異なりますので、紹介している4つのテキストにあえて順位を付けておりません。

各テキストの特徴を踏まえた上で、自ら書店等に赴いて、実際にテキストを手に取って選んでみることをお勧めします。

内容に連動性があるので、「問題集」・「過去問題集」・「予想問題集」は、基本テキストと同じ種類のものに揃えるのがベターです。

まずは、「基本テキスト」の内容を検討して購入し、必要に応じて問題集等を追加で購入しましょう。

LEC:2023年版 出る順 管理業務主任者 速習テキスト

LECが出版している、いわゆる「出る順」テキストです。

このテキストは、Amazon Kindleなどで電子書籍版が出版されています。
紙のテキストではなく、電子書籍版のテキストで勉強したい方はほぼ、このテキスト一択になります。

私は、普段の学習用に「電子書籍版」のテキストが欲しかったので、このテキストを選びました。

amazon 「2021年版 出る順管理業務主任者 速習テキスト【わかりやすい表現/図解・イラスト・写真入り】」 イメージ図

レイアウトは、「二色刷り」構成です。欲を言えば、フルカラーテキストにしてもらいたかったですが、他の出版社のテキストも二色刷りなので、特段デメリットではありません。今後はフルカラーテキストが出版されることに期待です。

テキストの内容は、主に以下の3点で構成されています。

  • 文章での説明
  • 要点を整理した図表
  • 学習単元の過去問

重要な記載にはマークが付されて、大事なポイントが整理されているため、メリハリをつけた学習ができます。

また、このテキストの特徴として、ページ数が795pと、市販テキストのなかではボリュームの多い方に分類されます。ただ、管理業務主任者試験の試験範囲は広く、試験範囲を満遍なく網羅しようとすると1000pくらいは必要になるかと思いますので、これでも、よく795p程度にまとめることが出来たなと思うくらい、内容がまとまっています

このテキスト一冊をやり込めば、合格に必要な知識を十分にインプットできます

区分所有法・マンション管理規約等の条文や、「標準管理委託契約書」の条文例に対するコメントもそのまま引用されているので、他の条文集等を別途参照する必要がありません。
(私のような)元の条文やコメントに触れて、知識を定着させたいタイプの方には、よりおススメです。

管理業務主任者試験の試験範囲となっている条文コメントだけでも、かなり数が多いです。そのため、暗記するのが大変なのですが、条文やコメント中の特に大事な部分に色が付けられているので、メリハリを付けながら暗記することが出来ます。

デメリットとしては、他の不動産系資格を受験したことがない方には、解説が若干難しく感じるかもしれません。

もっとも、管理業務主任者試験には、宅建等の他の不動産系資格を受験された方が多く、内容が難しく感じた場合には、別途で入門書を購入すればよいだけなので、大きなデメリットではありません。

基本テキストで、もれなく知識を固めたい方には丁度良いテキストです。

・合格のために必要な情報が掲載されている。
・条文やコメントがそのまま引用されている。
・電子書籍版が出版されている。

(初学者の場合)若干解説が難しい。

本テキストを選んだ方は、必要に応じて下記の「過去問題集」「予想問題集(※2023年度版は未刊行)」を購入しましょう。

TAC:2023年度版 管理業務主任者 基本テキスト

予備校でお馴染みのTACも、管理業務主任者試験用のテキストを発行しています。

TAC出版書籍販売サイト「CYBER BOOK STORE」立ち読みページより

テキストの内容は、主に以下の2点で構成されています。

  • 文章での説明
  • 要点を整理した図表

このテキストも、「二色刷り」となっています。

総ページ数は788pあり、合格に必要な知識が身に付きます。また、LECの「出る順」テキストと比較すると、ページ数は同程度なのにも関わらず、説明が端的にまとまっているため、こちらのテキストの方が通読しやすいと思います。

必要な知識が掲載されていて、通読しやすいテキストが欲しい方は、このテキストがおススメです。

なお、このテキストは、長年売上TOP1を維持しています。なので、とにかく王道なテキストといえるので、とにかく「外さない」テキストを使いたい方にはおすすめです。

別冊ですが、「講義DVD」が付属されています。(※2023年度版は未刊行)

音声データが欲しい方は、テキストと併せて購入しましょう。

デメリットとしては、本テキスト中に過去問が付いていないので、本テキストだけでは単元毎に理解度の確認が出来ません。もし過去問が付いているテキストの方が良いなら、他のテキストの購入をおススメします。

しかしこの点は、過去問テキストを併せて購入し、基本テキストと一緒に学習すれば問題ないです。

また、注意点として、本テキストは「です」「ます」調ではございません好みが分かれるところだと思いますので、この点はご注意ください。

・売上No.1の「王道」のテキスト
・別冊にて音声データが付属される。

・過去問が掲載されていない。
・解説が「です」「ます」調ではない。

本テキストを選んだ方は、必要に応じて下記の「一問一答集(※2023年度版は未刊行)」「過去問題集(※2023年度版は未刊行)」「予想問題集(※2023年度版は未刊行)」を購入しましょう。

早稲田経営出版:2023年度版 ごうかく! 管理業務主任者 攻略テキスト

「早稲田経営出版」が出版しているテキストです。

TAC出版書籍販売サイト「CYBER BOOK STORE」立ち読みページより

このテキストは、以下のような構成となっております。

  • 文章での説明
  • 要点を整理した図表
  • 必要に応じた図表・語呂合わせの掲載

このテキストも、「二色刷り」となっています。

このテキストの特徴として、(表紙の記載の通り、)解説が全て話し言葉(です・ます調)で記載されていることです。丁寧な文体で内容も読みやすく、読みやすいのが特徴です。

また、このテキストには語呂合わせが付いています。暗記が苦手で、語呂合わせを使って覚えたい方にはおススメです。

ページ数は512pであり、本記事で紹介するテキストの中では、一番コンパクトにまとまっています。

デメリットとしては、コンパクトな分、特に「設備」「建築基準法」の単元に関しての内容が薄いことです。

もっとも、そこまで重要な単元ではない(インプットを増やしても、本番で分からない問題が決まって何問か出題される分野)ので、致命的なデメリットではありません。また、足りないと思った場合は、適宜テキストに情報を付記すればよいだけですので、情報量の少なさは使い方でカバーできます。

また、「語呂合わせ」などで覚えることを好まない方にとっては、語呂合わせが鬱陶しく感じてしまうかもしれません。(そんな方がいらっしゃるかは分かりませんが…。)

とにかく「薄い」テキストを使いたい方におススメです。

・語呂合わせが掲載されている。
・ページ数が少なく、コンパクトにまとまっている。

情報量が少ない。

本テキストを選んだ方は、必要に応じて下記の「問題集+過去問題集」「予想問題集(※2023年度版は未刊行)」を購入しましょう。

日建学院:どこでも学ぶ管理業務主任者 基本テキスト 2021年度版

※こちら、現時点で2023年度版は出版されておりませんので、ご注意ください。

宅建のテキストで有名な日建学院ですが、管理業務主任者試験用のテキストも出版しております。

amazon 「どこでも学ぶ管理業務主任者 基本テキスト 2021年度版 イメージ図

テキストの構成は、主に2つになります。

  • 文章での説明
  • 必要に応じた図の掲載

このテキストも、「二色刷り」となっています。

テキスト中に過去問が付いていないのが気になる方もいらっしゃるかもしれません。(個人的にはそこまで気になりませんが。)
もし過去問が付いているテキストの方が良いなら、他のテキストの購入をおススメします。

このテキストは、分量的には776pほどあり、内容的にも、試験範囲をカバーできるだけの情報量が記載されています。このテキストだけで合格に必要な知識身に付けることが出来ます。

特徴としては、マークや太字箇所が全体的に少ないことです。
自分なりに、テキストの中で重要だと感じた部分や、覚えづらい部分を加筆&マーク等しながら内容を理解したい方には、本テキストが使いやすいと思います。

本テキストも、条文やコメントがそのまま引用されてますが、引用されている条文コメントには、太字マークがつけられていない箇所が多いです。この点も、人によって好みが分かれるところです。

マーク箇所が少ない分、人によっては、重要な部分が分かりづらいと感じる方もいるかもしれません。

この点は、自分なりに重要事項をマークする等で補うことが可能です。

・マーク箇所が少ないので、自分なりに書き込みができる。

重要な部分が分かりづらい。

まとめ:自分に合ったテキストを使いましょう。

はい、いかがでしたでしょうか。

4つのテキストをおススメしましたが、もちろん人に合う、合わないはあります。

出来れば書店等に赴いて、実際にテキストの内容を確かめてみて、自分に合ったテキストを購入することをお勧めします。

その際に、少しでも本記事が参考になりますと幸いです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次