【2023年絶対合格】おすすめ予備校8校を徹底比較【マンション管理士・管理業務主任者試験】

どうもみなさんこんにちは、Flybirdです。

管理業務主任者試験の合格には200~300時間、マンション管理士試験の合格には、その倍の400~600時間の勉強時間が必要と言われています。

この数字を見て「独学では難しそう…。」と感じた方は、予備校の講座を受講してみましょう。

もっとも、マンション管理士試験・管理業務主任者試験の講座を提供している予備校は、現在8校程あります。種類が多いため、どの予備校を選んだら良いのか迷っている方も多いのではないでしょうか。

私は、2022年度のマンション管理士試験に、予備校の講座を受講して無事合格することができました。

そんな私が、本記事にておすすめの予備校8校と特徴について、講座内容を詳細に比較検討して紹介します。予備校を選ぶ上で、本記事が少しでも参考になりますと幸いです。

目次

全8校の講座内容の比較

2023年時点で、マンション管理士試験講座と管理業務主任者試験講座を提供している全8校は、以下の通りです。

  1. スタディング
  2. フォーサイト
  3. アガルート
  4. TAC
  5. LEC
  6. ユーキャン
  7. 資格の大栄
  8. 平柳塾

この8校が提供する講座について、値段・内容・受講生フォローなどの観点から比較してみました。

スクロールできます
予備校


スタディング


フォーサイト


アガルート

ユーキャン

LEC

TAC
平柳塾
資格の大栄
ランクAランクAランクAランクBランクBランクAランクBランクBランク
基本プランマンション管理士/管理業務主任者
合格コース
[2023年度試験対応]
バリューセット
1or2
2023年度

試験対策
(マンション管理士+管理業務主任者)
マンション管理士/管理業務主任者試験
ダブル合格カリキュラム
マンション管理士・管理業務主任者講座マンション管理士・
管理業務主任者
W合格コース
W合格本科生Sマンション管理士・管理業務主任者合格基礎講座+
マンション管理士学習会
※非公開
料金
(税込)
39,600円57,800円
or70,800円
118,800円67,000円133,100円143,000円115,500円※非公開
一般教育訓練
給付制度
なしありなしありありありなし※非公開
通学コースなしなしなしなしあり
2校(渋谷・梅田)
あり
ライブ教室:4校
ビデオブース:19校
あり
1校(渋谷)
※非公開
基礎講座マン管:75講座(約27時間)
管業:54講座(約22時間)
計13時間共通:35時間
マン管:4時間
管業:3時間
テキスト5冊
(※補足で講義動画あり)
共通:70時間共通:56時間全28回
(計90時間)
※非公開
確認テスト「スマート問題集」
(基本講座後に受講)
eラーニングで実施(「ManaBun」)なしなしなしなしなし※非公開
過去問講座講義なし
マン管:22回分
管業:8回分
講義なし
マン管:5冊
管業:4冊
講義あり
マン管:10年分(8時間)
管業:10年分(8時間)
講義なし
テキスト5冊分
講義あり
全8回(20時間)
講義あり
マン管:3回分(7時間30分)
管業:3回分(7時間30分)
講義なし
14年分
※非公開
テキストweb版(フルカラー)冊子(フルカラー)冊子(カラー)冊子(2色刷り)市販テキスト
(2色刷り)
市販テキスト
(2色刷り)
独自テキスト※非公開
模擬試験なし1回
※「バリューセット2」のみ
2回1回3回マン管:3回
管業:2回
1回※非公開
質問対応なしメール質問5〜15回分Facebookにて無制限1日3回まで校舎対応・質問メール校舎対応・質問メール不明※非公開
その他特典・短期合格セミナー(各1回)
・マンション管理士
難問解法講座
(5回/合計約2時間30分)
・参照条文集(PDF)
・再現問題
・資格マンガ
・合格カード
・合格体験記
・学習導入
オリエンテーション
・総まとめ講座(約10時間)
・ホームルーム
・徹底攻略ガイド
・添削課題
・スケジュール管理
・総まとめ講座(約20時間)
・Web講座フォロー

・自習室利用可
・総まとめ講座(約10時間)
・Web講座フォロー

・自習室利用可
マンション管理士
学習会
※非公開
合格実績不明2022年度
マン管:31%
管業:67.6%
2022年度
マン管:44.86%
管業:70.05%
不明不明2022年度
マン管:42名
管業:98名
全国最高齢
合格者輩出
など
※非公開
ランクAランクAランクAランクBランクBランクAランクBランクBランク
こんな方に
おすすめ
料金の安い講座を選びたい!フルカラーテキストを
使いたい!
合格実績を
重視したい!
机上学習を
メインにしたい!
講義時間の長い
通学コースを選びたい!
実績ある
通学コースを選びたい!
授業形式の
コースを選びたい!
詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細見る詳細を見る

おすすめ度を「Aランク」と「Bランク」にて区分しましたが、各校ごとの特徴に一長一短があるので、あえて順位づけはしておりません。料金や講座内容などを検討して、自分に合った予備校を選びましょう!

以下、各予備校の講座内容を紹介します。

スタディング

昨今、受講者を急激に増やしており、累計1,4000人を突破したのが、「スタディング」です。

スタディングの最大の特徴は、スキマ時間スマホやタブレット等を用いて、効率的に勉強できることです。基礎講座だけでなく、問題演習や過去問演習なども含めて、全ての学習内容をスマホ等で完結できるように作成されています。 

コースは3つ用意されており、各コースよって料金が若干異なります。

コース名価格(税込)
マンション管理士/管理業務主任者試験合格コース[2023年度試験対応]39,600円
マンション管理士合格コース[2023年度試験対応]31,900円
管理業務主任者合格コース[2023年度試験対応]31,900円

スタディングでは、基本的に紙のテキストを発行しない教室を設けない等の企業努力の結果、圧倒的な低価格で設定されているのが特徴です。

各コースの主な講座内容(教材)は、5つです。

  • 「基本講座(ビデオ講義、WEBテキスト)」
  • 「スマート問題集」
  • 「セレクト過去問集」
  • 「マンション管理士難問解法講座」※マンション管理士合格コースの場合)
  • 「参照条文集」

全ての講座は、通信講座専用に収録され、大画面の前に立ってスライドを画面に映しながら講義を進める形態です。講義では、すべて画面に映し出したスライドに基づいて解説してくれますので、ビジュアル的に非常にわかりやすいです。

画面だけ見ておけば講義を受講することができますので、スムーズに学習を進められるようになっています。音声スピードは「0.5倍速・0.75倍速・通常速・1.25倍速・1.5倍速・1.75倍速・2倍速・2.5倍速・3倍速」9段階から選ぶことができ、理解度に応じて講義スピードを変更しながら講義を試聴することができます。また、講義の音声データダウンロードできるので、電波の悪い地下鉄などでも不便なく学習できます。

講師は「竹原健」先生です。実績のあるカリスマ講師です。

竹原 健 プロフィール

1963年東京都港区生まれ。早稲田大学社会科学部卒業。マンション管理士、管理業務主任者、宅建士、行政書士など数多くの国家資格や検定試験について、20年以上にわたりその教材作成や講義を務める。

長年の受験指導で培った合格のノウハウを初学者にもわかりやすく伝える講義は好評を博している。

「スタディング マンション管理士/管理業務主任者 講座」のほか、「スタディング 宅建士講座」の不動産系資格、さらに「スタディング 行政書士講座」「スタディング 賃貸不動産経営管理士講座」を担当している。

特定行政書士、マンション管理士、管理業務主任者(有資格)、宅地建物取引士(有資格)、一級知的財産管理技能士(特許専門業務)、一級知的財産管理技能士(コンテンツ専門業務)、一級知的財産管理技能士(ブランド専門業務)

https://studying.jp/mankan/message.html

講座で用いるWEBテキストは、適宜確認することができるので、復習等に活用できます。

※冊子版のテキストは配布されないため、机上での学習がメインの方は、注意が必要です。

基本講座で必要事項を学習した後は、スマート問題集セレクト問題集にて学習事項をアウトプットする流れになります。

スマート問題集」は、基本講座で学んだ内容を確実に覚えるためのオンライン問題集です。出題された問題に対し、「〇」か「×」のいずれかをクリック(タップ)すると、即座に正解か不正解かが判定され、解説が表示されるシステムになっています。通勤時間などのスキマ時間で問題演習を行いながら、重要なポイントを確実に覚えることができます。

セレクト過去問集」は、よく出題される問題をテーマ別に厳選した過去問題集です。わかりやすい、ていねいな解説が特徴です。何度も問題を解き、解説を読むことで、試験問題へのアプローチ方法・解法をマスターすることができます。

これらの問題練習では、問題を解くたびにスタディングマイページに成績が記録されます。科目ごとの進捗や平均点なども一目でわかるようになっています。さらに、「間違った問題」や「要復習にチェックした問題」だけ後でまとめて出題される「復習モード機能」もあるため、効率的に得点アップを行えます。

マンション管理士 難問解法講座」は、マンション管理士講座を選択した場合に付属されているコースです。マンション管理士試験の試験範囲の中でも、特に「区分所有法」と「マンション標準管理規約」は難問が多く出題されることから、対策として設けられた講座です。

本講座では、出題の意図を読み解き、総合的な知識が必要とされる「難問」に対応する技術を解説します。

その他、区分所有法と標準管理規約のオンライン条文集(PDF)も付属しており、条文やコメントなど、学習時に必要な法令等を集約しています。

以上、料金が安いにも関わらず豊富な講座を提供しており、スタディングの講座・テキストのみで試験に合格することも十分可能です。

デメリットを挙げるとすれば、質問制対応制度がなく、疑問点を解消しにくいことです。もっとも、受講生のフォローという点については、他の受験生の勉強時間などを確認することができる勉強仲間機能や、自分の学習時間や進捗状況を確認できる学習レポート機能などが充実しています。モチベーションを維持するためにもってこいの機能になっています。

メリット
デメリット
  • 料金が安い。
  • スマホ・タブレットでの学習に特化している。
  • 冊子版のテキストがない。
  • 質問対応体制がない。

フォーサイト

フォーサイトは、累計受講者数38万人を突破するなど、近年知名度が上がっている通信予備校です。

フォーサイトの主に5つのコースで構成されています。

コース名価格(税込)
バリューセット1 2023年度試験対策(マンション管理士+管理業務主任者57,800円
バリューセット2 2023年度試験対策(マンション管理士+管理業務主任者+科目別答練講座70,800円
マンション管理士スピード合格講座 2023年度試験対策43,800円
管理業務主任者スピード合格講座 2023年度試験対策43,800円
科目別答練講座 2023年度試験対策21,800円
  • 科目別答練講座以外の講座一般教育訓練給付制度の対象となっており、条件を満たすと受講料が20%OFFになります。
  • 「バリューセット2」には全額返金保証制度の適用があり、条件を満たせば受講料が全額返金されます。

主な講座内容は、以下の5つです。

  • 「基本講座(ビデオ講義、テキスト)」
  • 「過去問集(再現問題集・模試1回分含む)」
  • 「直前対策講座」
  • 「eラーニング ManaBun
  • 「補足資料・副教材」

各講座内容に必要な教材も別途郵送されます。

引用)フォーサイトHP:https://www.foresight.jp/mankan/price/

カリキュラムの体系として、「ビデオ講座とテキスト」で知識をインプットしながら、「過去問題集」を使ってアウトプットすることで知識を定着させ、「模擬試験」や「直前対策講座」で実力を確認して弱点を克服するという流れになっています。

バリューセット2を選んだ場合、「科目別答練講座」を受講できます。答練にて多くの問題を解くことで、弱点を把握し、克服することができます。

講義のサンプルは、YouTubeより無料で試聴できます。

講義動画の中では、画面にテキストを表示した上で、重要箇所については講師がテキスト上にアンダーラインを入れたり丸で囲んだりしつつ講義を進めてくれます。後述のフルカラーテキストを元に講義がなされるため、非常に分かりやすいです。

フォーサイトの基本講座は約13時間で、他の予備校と比較しても短いです。各事項を詳細に説明するというより、重点事項に絞って説明するという形式です。短い時間にまとまっているので、サクサク学習を進めることができます。

講師は「窪田 義幸」先生です。講義では、声も綺麗で聞き取りやすく、非常に丁寧な説明をされていると思います。

窪田 義幸 プロフィール

【生年月日】1970年10月8日
【出身】愛知県
宅地建物取引士、マンション管理士、管理業務主任者、行政書士等の資格を保有。宅建などの資格も含め、フォーサイトでの指導歴は長く、2019年度よりマンション管理士・管理業務主任者試験の講師を担当する。

https://www.foresight.jp/mankan/teacher/

なお、講義動画は、等倍速のほか、1.5倍速での再生も可能です。音声ダウンロードも可能となっています。

講義動画では、フォーサイト独自の「フルカラーテキスト」を用います。

引用)フォーサイトHP:https://www.foresight.jp/pdf/sample/text/mankan.pdf

このフルカラーテキスト業界初です。フルカラーにすることで読みやすくなっており、また図表やイラストも多く挿入されており、内容の理解が進みます。文字を読むのが苦手な方には特にオススメできます。

その反面、色使いがゴチャゴチャしていて、逆に読みづらいと感じる方もいらっしゃるかもしれません。この辺りは好みになりますので、皆さん自身の目で確かめてみてください。

その他、フォーサイトでは特許取得のeラーニングシステム「ManaBunを用いて学習できる点も特徴です。

Manabunにて、好きな時間・場所で、講義を受講したりテキストを閲覧できる他、理解度の定着ができる確認テスト一問一答集、単語カードの利用、そのほかお知らせ事項の確認学習スケジュールの作成などの機能があります。

私も実際に使用したことがありますが、非常に画期的なシステムだと感じました。

その他、フォーサイトは補足資料・副教材のボリュームが多く、学習を始める前に読む「学習マンガ」や、学習計画達成をサポートする「合格手帳」、その他「マークシート用シャープペンシル」なども郵送されます。

また、(アガルートには及ばないものの、)フォーサイトも合格実績が高いので、安心感があります。

フォーサイトでは、ManaBunを通じて質問することができます。ただし、各プランごとに質問回数に上限が設けられているのがデメリットです。

  • 単科講座:5回
  • バリューセット1:10回
  • バリューセット2:15回

フォーサイトによると、年間の平均質問回数は3回のようですので、不足は想定しにくいです。

フルカラーテキストManabunを使って学習したい方には、フォーサイトがオススメです。

メリット
デメリット
  • フルカラーテキスト。
  • 合格実績が高い。
  • 質問回数に制限がある。
  • フルカラーテキストの好みが分かれる。

アガルート

アガルートは、2015年1月に開校した比較的新しい資格予備校で、オンラインによる講義の配信を中心とした通信講座を提供しています。

以下の3つのコースが用意されています。

コース名価格(税込)
マンション管理士合格カリキュラム87,780円
管理業務主任者合格カリキュラム87,780円
W合格カリキュラム118,800円

合格特典として、合格者全額返金制度や、合格祝い金2万円分もあります。

他の予備校と比較すると講座料金が高めに設定されていることもあり、非常におトクな制度のため、積極的に活用しましょう。

主な講座内容(教材)は、4つです。

  • 「総合講義(ビデオ講義・テキスト)」
  • 「過去問解説講座(ビデオ講義・テキスト)」
  • 「総まとめ講座」
  • 「直前模試(2回分)」
引用)アガルートHP:https://www.agaroot.jp/mankan/nyumon_cr/

アガルートは、総合講義(インプット学習)と、過去問(10年分)演習講義(アウトプット学習)とを同時並行で進めるカリキュラムとなっています。 

そして、直前期(8月・9月頃)になると、総合講義で一通り学んだ内容の要点を総復習する「総まとめ講座(約10時間)」で、これまでの講義内容をもう一度思い出して整理し、知識を確実なものにしていきます。 また、「模擬試験(2回分)」で仕上げを行い、本試験に向けて万全の態勢を整えるというカリキュラムになっています。 

総合講義のサンプルは、YouTubeより無料で試聴できます。

講義動画の中で、画面にテキストを表示した上で、重要箇所については講師がテキスト上にアンダーラインを入れたりしつつ講義を進めます。講義動画は、パソコン、スマホ、タブレットいずれも視聴が可能で、8段階(0.5倍速~3.0倍速)に速度調節できるようになっています。 音声ダウンロードも可能です。

講師は工藤美香先生です。「不動産資格の女王」と呼ばれています。

不動産会社への入社をきっかけに、不動産関連資格の学習を開始。何事も諦めないをモットーに、不動産会社での実務やモデル業と学習を両立させ、4つの資格全てにストレートで合格。

学習の継続のしやすさに重きを置き、要点の分かりやすいコンパクトな講義、受講生目線に立った使いやすいテキストの制作に心血を注いでいる。

https://www.agaroot.jp/lecturer/mika_kudou/

工藤先生は女性ということもあり、声が高く、非常に聞きとりやすいです。難しい部分に関しては、具体定を織り交ぜつつ丁寧に解説してくださいますので、理解が捗ります。

各講座で使用するテキストは、アガルート独自のテキストを用いますが、テキストの質の高さには定評があります。

総合講義のテキストは、フルカラーになっています。

引用)アガルートHP:https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/production.wp.s3.agaroot.jp/wp-content/uploads/2018/10/24110053/mankan_kubun020021_l.jpg

「フルカラーテキスト」と表記されていますが、実質2色刷りに近い、シンプルなテキストです。
また、全体的に余白を残した構成のため、非常に見やすいです。

アガルートのテキストのような、見栄えの良さはないのかもしれませんが、効果的に図表やマークを挿入しつつ、シンプルかつ必要な学習内容が記載されており、非常に分かりやすいです。

個人的には、こういったシンプルな内容のテキストの方が好みです。

過去問解説講座では、過去問集テキストを用います。

見開き右1pに問題・見開き左1pに解説が掲載されています。本番と同様の四肢選択式で問題を解き、回答後すぐに解説を確認しながら学習していきます。

過去問の中でも特に重要な問題については、「過去問解説講義」にて動画解説が付いており、問題の解き方やポイントを掴めます。

アガルートは、各講義の他、受講生フォロー体制が充実しています。

アガルートも質問制度を設けています。質問はFacebookにより行い、先生が質問に回答してくれる仕組みになっています。Facebookを使用するため、他の受講生の質問や、その回答の内容も見ることができます。他の質問を見て、自分の知識の理解にも役立てることができます。 

なお、質問回数は無制限となっています。質問をたくさんしたい方は、アガルートを選んでおけば間違いありません。

その他、2022年度向け講座から、ホームルーム(毎月1回)が開始されます。毎月アンケートを実施することで、受講生に共通の悩みを把握し、それをテーマに工藤講師が配信する動画コンテンツです。 月1回のタイミングで配信されるため、勉強継続のモチベーション維持や、学習のペースメーカーになります。

さらに、合格率を公表している予備校の中で、アガルートが1番合格実績が良いです。合格者を多数輩出しているという実績があることから、安心感がありますね。

引用:https://www.agaroot.jp/mankan/

デメリットしては、他社と比べるとeラーニング機能などの問題演習機能が充実しておらず、問題演習量が少ないです。問題演習量の充実が、今後の課題です。また、通信講座の中では講座料金が高く、金銭的に余裕がない方には厳しいかもしれません。

もっとも、テキスト・講義の質、受講者フォロー体制、合格実績などは他の通信講座と比較すると優れているので、料金を気にせず試験に確実に合格したい方にはアガルートがおすすめです。

メリット
デメリット
  • 講義・テキストの質が高い。
  • 質問回数が無制限。
  • 合格実績が1番高い。
  • 料金が高い。
  • 問題演習量が少ない。

私は、アガルートの講座を利用して、2022年度マンション管理士試験と管理業務主任者試験合格できました。

その際のレビュー記事を以下作成しておりますので、ご覧ください。

ユーキャン

数多くの資格試験を扱うユーキャンも、マンション管理士・管理業務主任者試験を取り扱っています。

主な教材は、4つです。

  • メインテキスト
  • テキスト対応過去問題集
  • その他副教材(徹底攻略ガイドなど)
  • 添削課題集
コース名料金(税込)
マンション管理士・管理業務主任者講座67,000円

ユーキャンの講座は、わずか7ヵ月でマンション管理士、管理業務主任者試験のダブル合格が狙えるカリキュラムとなっており、試験突破の重要箇所を徹底分析したテキストで、効率よく学習できます。

まずは、ユーキャン独自のメインテキストを用いて必要事項をインプットします。分野別に5冊用意されています。

赤白2色刷りなのがネックですが、図やイラストが多く用いられ、「補足」ポイントが記載されるなど、分かりやすいレイアウトで構成されています。試験に頻出される内容に絞って記載されていることから、コンパクトにまとまっています。

メインテキストで必要事項を学習したのち、テキスト対応過去問題集を解いてアウトプット学習をします。テキスト対応過去問周波、メインテキストの内容に連動しているユーキャン独自の過去問集です。過去3年間の試験全問題と、それ以前の過去問から特に重要な問題を厳選して収録されており、解法のテクニックやヒントも掲載されています。テキストで学習した知識を、対応する分野の過去問ですぐに確認できるため、自然に本試験レベルの力が備えられます。


副教材として「徹底攻略ガイド」も付属しています。各テキストに対応した「学習のポイント・攻略法」や、どの項目から出題があったか年度ごとにまとめた「出題傾向表」が掲載されています。攻略ポイントや頻出項目が明確になり、学習効率がアップします。

添削課題は、マンション管理士・管理業務主任者それぞれの試験用に合計で12回分用意されています。

  • マンション管理士用(5回)
  • 管理業務主任者用(5回)
  • 模擬試験(修了課題)(2回)

提出した課題について、結果講評が返却されるので、自分の苦手部分を確認できます。

その他、以下3つのサポート機能が付いています。

サポート名称サポート内容
スケジュール管理・受講者専用のスケジュールが、受講スタートと同時に届く。
・学習スケジュールの自動作成機能もあり。
・学習が遅れてしまっても、リカバリースケジュールが立てられる。
質問サービスメールや郵便で学習上の疑問点を質問できる。(1日3回まで。
試験終了までの指導・受講開始から管理業務主任者試験まで7ヵ月に満たない場合、
翌年の同試験が終わるまで全ての指導サービスが受けられる。
(添削指導・質問指導・情報提供など)

ユーキャンには添削が計12回分あるため、添削を多く受けたい方には特にオススメです。講義がついているものの数が少ないので、音声学習には向いていないですが、テキストを中心に学習したい方であれば、デメリットは少ないです。

メリット
デメリット
  • 添削機能が計12回分ある。
  • 講義が少ない。

LEC

大手予備校のLECも、マンション管理士試験・管理業務主任者試験用の講座を提供しています。

主に3つのコースが用意されています。

コース名提携校通学Web通信
マンション管理士・管理業務主任者W合格コース133,100円110,000円
マンション管理士 合格コース110,000円88,000円
管理業務主任者 合格コース110,000円88,000円

各コースのWeb通信は、一般教育訓練給付制度の対象となっており、条件を満たすと受講料が20%OFFになります。

大手予備校ということもあり、当然ながら「通学コース」が用意されています。学習ペースを保つために通学しながら学習を進めたい方に向いています。大手予備校のTACと比較すると、講座料金は低めに設定されていますので、通学コースで安価な料金プランを選びたい方におすすめです。

通学クラスは「梅田」と「渋谷」にあるので、通学圏内か事前に確認しておきましょう。

各コースの主な講座内容(教材)は、6つで構成されています。

  • 「合格講座」
  • 「過去問スタンダード演習講座」
  • 「チャレンジ答練」
  • 「実戦演習総まとめ講義」
  • 「全国公開模試」
  • 「試験直前重要ポイント整理講座」

LECの基本講座は約70時間で、他の予備校と比較して1番長いです。きめ細やかな講義を視聴して、インプットに時間をかけたい方にはおすすめできます。

講義のサンプルは、YouTubeより無料で試聴できます。様々な講師の講座を試聴できますが、LEC梅田駅前本校講師の「岡本和子」先生の講義を掲載します。

合格講座では、市販「出る順テキスト」をメインテキストとして使用します。テキストの該当部分をモニターに映し出し、必要に応じてマーク・加筆を行うなどして、内容を噛み砕いて説明して下さいます。

通信講座と比較すると、画質が悪く、一部見えづらいところもありますが、テキストをメインにした学習スタイルなので、あまり気にする必要はありません。

LECの講師は合計で9名いらしゃいます。選択した講座や、講座を実施する教室によって、担当講師は異なります。講座を選ぶ前に、担当講師名は確認しておきましょう。

なお、講義動画と音声データは、ダウンロードが可能ですので、移動中や外出先などのテキストを広げらればい場所でも動画視聴が可能です。音声は早聞き機能(1.0~2.0倍速)があり、速度を自分好みに変えて試聴できます。

また、講義中に使用されたレジュメ・板書はPDFでマイページから確認でき、見たいときにいつでも見ることができます。動画だけでなく、レジュメや板書もダウンロード可能ですので、手元でストレスなく参照することができます。

その他の講座として、「チャレンジ答練」では、他の受講生も解答できる問題を中心に出題します。正解・不正解にかかわらず曖昧な知識は復習して正確にしてください。解説冊子の各肢に「2023年版出る順マンション管理士・管理業務主任者合格テキスト」の参考ページを掲載しています。合格テキストをお持ちの方ならばより復習が効率的に行えます。

全国公開模擬試験第1回」では、各難易度を織り交ぜた問題を出題します。総合成績表の講評と個人成績表の復習必要度ランクにより復習すべき論点が明確になります。

全国公開模擬試験第2回」では、本試験出題予想を踏まえた渾身の問題を出題します。本番シュミレーションと最終チェックで総仕上げしましょう。問題を解いた後は解説講義を視聴でき、マン管・管業両試験を知り尽くした講師のわかりやすい解説が確認可能です。

なお、LECでは合格実績が公表されていませんが、大手の予備校ということもあり、安心して良いと思います。通学コースのうち講座料金の安い講座を選択したい方はLECがオススメです。

メリット
デメリット
  • 総講義時間が長い。
  • 通学コースあり。
  • 料金が高い。

TAC

各資格試験で有名な大手予備校のTACも、マンション管理士・管理業務主任者試験の講座を提供しています。

主な講座内容(教材)は、6つです。

  • 「基本講義」
  • 「基礎答練」
  • 「過去問攻略講義」
  • 「直前答練」
  • 「総まとめ講義」
  • 「全国公開模試」
スクロールできます
コース名対象者受講形態講座料金
(税込)
W合格本科生S確実にW合格を狙う方通学・通信143,000円
マンション管理士本科生S確実にマン管合格を狙う方通学・通信132,000円
管理業務主任者本科生S確実に管業合格を狙う方通学・通信126,500円
W合格攻略パック両試験の受験経験のある方通学・通信72,500円
マンション管理士攻略パックマン管の受験経験のある方通学・通信50,000円
管理業務主任者攻略パック管業の受験経験のある方通学・通信45,000円
管理業務主任者速修本科生宅建と管業W合格を狙う方通学・通信55,000円
マンション管理士 答練パックマン管の直前期対策向け通学・通信23,100円
管理業務主任者 答練パック管業の直前期対策向け通学・通信17,600円
区分所有法難問対策講座区分所有法が苦手な方通信8,800円
スタートアップ講座全くの初学者向け通信11,000円

TACの特徴は、通学校・ビデオブース校が多いことです。

  • 通学講座:4校(渋谷校・新宿校・八重洲校・梅田校)
  • ビデオブース校:19校(札幌校・仙台校・水道橋校・新宿校・池袋校・渋谷校・八重洲校・立川校・町田校・横浜校・大宮校・津田沼校・名古屋校・京都校・梅田校・なんば校・神戸校・広島校・福岡校)

東京・大阪だけでなく、地方都市でもビデオブース講座が用意されており、通学圏が広いです。地方都市に在住の方は、TACの講座がオススメです。

講義のサンプルは、YouTubeよりご試聴できます。

講師は、「小澤 良輔」先生です。ハキハキと喋られるので、非常に聴きやすいですね。

また、基本講義では「総合テキスト」、その他講義ではTACオリジナルのテキストを用います。

合格に必要な知識を理解しやすい順序に整理し、コンパクトにまとめ、図表を使いながら分かりやすく解説していきます。必ず押さえるべき重要事項はゴシック(太文字)で表記し、右上に各単元の重要度を明示いるため、メリハリをつけた学習が可能です。テキストは白赤2色刷りですが、講義を聴きながらマーカーや書き込みも可能なので、自分だけのテキストを作成できます。

また、TACの合格実績も高く、毎年数多くの合格者を輩出しています。

デメリットを挙げるなら、講座料金が高いことです。もっとも、教室を提供していることも考慮すると、相応の値段ともいえます。

メリット
デメリット
  • 通学コースがあり、クラスも多い。
  • 通学校の中で1番合格実績が高い。
  • 料金が高い。

平柳塾

マンション管理士・管理業務主任者界隈で権威のある「平柳将人」先生が代表取締役社長の「平柳塾」も、マンション管理士・管理業務主任者試験を開催しています。

平柳先生は、資格予備校大手の「LEC東京リーガルマインド」にてマンション管理士・管理業務主任者試験対策講座の立ち上げを依頼され、業界最大手に育て上げるなどの実績をお持ちです。

講座内容料金(通学)料金(ビデオ収録版)
合格Wパック
(インプット講座+アウトプット講座)
115,500円104,500円
マンション管理士・管理業務主任者 合格基礎講座
(インプット講座)
66,000円
マンション管理士学習会(アウトプット講座)69,300円69,300円
マンション管理士過去問14年分WEB演習6,500円
管理業務主任者過去問14年分WEB演習6,500円
区分所有法・マンション標準管理規約 逐条解析講座44,000円
建築・設備得点アップ講座(全6回)33,000円
マンション管理士直前講座(区分法・規約・民法)16,500円
マンション管理士直前講座(その他法令・会計・建築設備)16,500円
マンション管理士前日ファイナル講座9,900円
管理業務主任者直前講座27,500円

一番の目玉は、合格Wパックに含まれる「マンション管理士学習会(アウトプット講座)」です。講義内容はYouTubeにて視聴できます。

講義では「ソクラテスメソッド」を採用し、受講生に質問を投げかけつつ授業が進みます。まるで学校で授業を受けているような感覚で、緊張感があります。

ソクラテスメソッドで講義を受講したい方にはおすすめです。

講義では独自のテキストを用いており、分かりやすいとは言えませんが、市販のテキストを併用することでカバーできます。

メリット
デメリット
  • 授業形式で受講できる。
  • テキストの分かりやすさに課題。

資格スクール大栄

大栄スクールの公式サイトには、値段や講座内容の関する詳細の記載がありませんでした。

まずは、ホームページより講座内容を確認してみましょう。

まとめ

はい、いかがでしたでしょうか。

各予備校・講座には様々な特徴がありますので、気になった予備校や講座に関しては、ホームページ&資料を請求の上、早速申し込んでみましょう。

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