【2023年度最新版】マンション管理士試験のおすすめテキスト・問題集5選

どうもみなさんこんにちは、Flybirdです。

マンション管理士試験の合格に必要な勉強時間は400〜600時間と言われています。難易度の高い試験ではありますが、独学で合格することは可能です。

「独学では厳しそう。」と感じたら、予備校の受講を検討しましょう。

独学で勉強しようと決めた場合、まずは市販のテキストを購入することになるかと思います。ただ、マンション管理士試験のテキストはたくさん出版されてあるため、どのテキストを選べばよいか悩んでいませんか?

また、マンション管理士試験の場合とほぼ類似の資格の管理業務主任者試験があり、これら2つの試験対策用(W合格用)のテキストも出版されていますが、W合格用のテキストを選んで問題ないのかどうかも気になりませんか?

私は、2022年度のマンション管理士試験(と管理業務主任者試験)に合格することができました。

そんなマンション管理士試験を熟知している私が、本記事にておすすめのマンション管理士試験のテキストを紹介します。テキスト選びに悩む方の参考になりますと幸いです。

目次

マンション管理士テキストのおすすめ5選

私がおすすめできる市販のテキストは、以下の5冊です。

テキスト
習テキスト

総合テキスト
(3分冊)

合格テキスト

Wマスター
テキスト

マンガはじめて
出版社TACTACLEC早稲田経営出版住宅新報
種類マンション管理士用W合格用W合格用W合格用W合格用
ページ数748p計1104p
上:356p
中:336p
下:412p
1159p672p510p

380p
分冊1冊3冊1冊
(3冊に分冊可)
1冊2冊
サイズA5A5A5A5A5
評価
(5 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
こんな方に
おすすめ
1番のオススメ詳細な説明が欲しい網羅性のある
テキストが欲しい
薄いテキストが欲しい漫画本が欲しい
詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る
※テキスト名は略称

テキストの種類は、基本テキスト・問題集・過去問題集・予想問題集などがあります。
内容に連動性があるので、問題集・過去問題集・予想問題集は、基本テキストと同じ種類のものに揃えるのがベターです。まずは、お気に入りの基本テキストを購入し、必要に応じて問題集などを追加で購入しましょう。

※「マンション管理士試験用テキスト」でも「W合格用テキスト」でもOK。

マンション管理士試験対策用のテキストの名称には、以下2つの名称のものがあります。

  1. マンション管理士試験用のテキスト
  2. マンション管理士試験と管理業務主任者試験のW合格用のテキスト

2つのうちどちらを購入すべき?か悩む方もいらっしゃると思いますが、基本的にはどちらでもOKです。なぜなら、マンション管理士試験と管理業務主任者試験の試験範囲はほぼ同じだからです。

マンション管理士試験の勉強 ≒ 管理業務主任者の勉強 といえます。

管理業務主任者試験用テキストレビュー記事は↓をご覧ください。

おススメの基本テキスト5冊紹介

おすすめのテキスト5冊の特徴・メリット・デメリットを解説します。

TAC:2023年度版 らくらくわかる! マンション管理士 速習テキスト

TAC出版書籍販売サイト「CYBER BOOK STORE」より

【本書の特長】
◆合格に必要な知識を厳選し、豊富な「具体例」や「図表」を使ってわかりやすく説明・整理、初学者の方でも安心して取り組めます。
◆章単位の「頻出度」および項目ごとに置かれた過去10年の「出題実績」の“W表示”で、どこが狙われるか素早くわかります。
◆2段組でメリハリあるレイアウト。絶対に押さえるべき「核」となる内容は本文に、補足事項は「側注」にピンポイントで記載。二段構えで理解する仕組みで、スムーズに知識をインプットできます。
◆章末の一問一答形式の『重要! 確認問題』が知識の定着をしっかりサポートします。
◆暗記事項を『POINT整理』に集約。知識の再確認や試験直前の総復習がスイスイできます!
◆区分所有法編での「重要判例」章は、ダメ押しの得点源となります!
◆「TAC情報会員」へのWeb登録で、法改正情報等を網羅したTACマンション管理士・管理業務主任者講座制作の「オリジナルレジュメ」を無料提供。独学者の学習をしっかりバックアップします!!

Amazon商品ページより

TACが出版する、マンション管理士試験に特化したテキストです。

他のブログ記事でもおススメしている方が多いですが、私もこのテキストを一番おすすめします!

1番におすすめできる理由として、本記事で紹介するテキストの中で、このテキストが一番コンパクトに内容がまとまっているからです。分量は748pで、他のテキストと比較すると薄い部類に入るにもかかわらず、学習すべき内容が十分に網羅されています。

テキストは黒2色カラー刷りです。フルカラーではありませんが、マンション管理士試験の市販のテキストはフルカラーのものがないためデメリットではありません。イラストや図表を用いた説明が多く、視覚的にも分かりやすい構成になっています。

テキストの内容がコンパクトにまとまっているにも関わらず、各章の末尾に確認問題が掲載されています。各単元ごとの理解度を問題を解いて確認できます。

また、別に販売されている講義DVDを購入すれば、独学でも音声を用いた学習が出来ます。まさに、至れり尽くせりです。※2023年度版は未刊行

デメリットを上げるなら、電子書籍版が出版されていないことくらいです。もっとも、電子書籍版を使用しない方には関係ありません。

良い点
悪い点
  • マンション管理士試験に特化
  • 内容がコンパクトにまとまっている
  • 講義DVDが付属している(※別途購入要)
  • 電子書籍版が出版されていない

本テキストを選んだ場合、必要に応じて、以下の「入門書」「要点整理本※2023年度版は未刊行」「過去問題集※2023年度版は未刊行」「予想問題集※2023年度版は未刊行」を購入しましょう。

TAC:2023年度版 マンション管理士・管理業務主任者 総合テキスト 上・中・下

【本書の特長】 
◆学習する内容の重要度をマン管・管業それぞれの試験種ごとに「特A・A・B・C」のアイコンで表記!試験種ごとの重要度が一目瞭然です! 
◆『先生からのコメント』で細かい知識もしっかり補足します。! 
◆事例を駆使した『ケーススタディ』で、わかりづらい箇所を具体的に解説しました! 
◆各節の重要ポイントを『整理』欄に集約しました。知識のピンポイント確認や、 試験直前の復習にも最適です! 
◆最新の法改正にもきっちり対応しています! 
◆「TAC情報会員」へのWeb登録で、法改正情報等を網羅したTACマンション管理士・管理業務主任者講座制作の「オリジナル法改正レジュメ」を無料提供。独学者の学習をしっかりバックアップします!

Amazon商品ページより

本テキストも、TACが出版している基本テキストです。

TACが出版しているもう1冊の「マンション管理士 速習テキスト」と比較すると、3冊で計1100p程度ということもあり、こちらのテキストの方が内容のボリュームが多いです。必要な知識を網羅的に理解したい方は、こちらのテキストを選びましょう。

テキスト黒2色カラー刷りです。説明については、イラストや図表の説明というよりも、文章による説明がメインです。各項目について文章に落とし込んで理解したい方には、本テキストが合うと思います。逆に、また、イラストや図表の説明が多いテキストが良い方には、本テキストはおすすめできません。

良い点
悪い点
  • 文章による丁寧な説明・解説
  • 説明のコンパクトさに欠ける

本テキストを選んだ場合、必要に応じて、以下の「入門書」「要点整理本※2023年度版は未刊行」「過去問題集※2023年度版は未刊行」「予想問題集※2023年度版は未刊行」を購入しましょう。

LEC:2023年版 出る順マンション管理士・管理業務主任者 合格テキスト

Amazono商品ページより引用

【本書の特長】
●各章の導入で「学習のポイント」をナビゲート!
「豊富な図表」でサクサク整理!
「10年分の過去問」を各所アイコンで表記!
●科目毎の「確認問題」で知識定着度を確認!
●巻末の「索引」で重要用語を一発検索!

【購入者特典】
購入者様専用Webページからのご応募で「2023年度関連法規改正冊子」プレゼント!

“法律のLEC”が自信を持って、法改正にしっかり対応!
2023年度試験で出題範囲に含まれると予想される最新の改正に対応しています。

※本書は、2022年12月1日時点で施行されている法令、ならびに2023年4月1日までに施行が予定されている法令を基準に作成しています。

\シリーズ併用で学習効果UP!/
同シリーズ『出る順マンション管理士』『出る順管理業務主任者』はシリーズでご利用いただくと、学習効果が高まります。
『分野別過去問題集』には解説各肢に本書参考ページを記載し、リンクしています。

Amazon商品ページより

LECが出版する基本テキストです。

ページ数は1159pで、市販のテキストの中では1番ボリュームがあります。試験範囲の網羅性という意味では申し分なく、本テキストの内容を全て理解することができれば、合格する可能性が高くなります。本テキスト自体は厚いですが、3冊に分冊することができるので、持ち運びには困りません。

https://www.lec-jp.com/mankan/book/goukaku.html

テキスト黒2色カラー刷りです。イラストや図表を用いた説明も多く、レイアウト的にも読みやすいです。各単元ごとに確認問題が掲載されており、各単元ごとの理解度をアウトプット形式で確認できます。

また、本テキストは本記事で紹介するテキストの中では唯一電子書籍版が出版しています。電子書籍を使いたい方はこのテキストほぼ一択になります。

デメリットとしては、分量が多い分、テキスト1周するのに時間がかかってしまうことです。1周するのに時間はかかりますが、1周し終えた頃には、かなり知識が身についているでしょう。

良い点
悪い点
  • 内容のボリュームがある
  • 電子書籍版が出版されている
  • 通読に時間がかかる

本テキストを選んだ場合、必要に応じて、以下の「過去問題集」「予想問題集※2023年度版は未刊行」を購入しましょう。

早稲田経営出版:マンション管理士 管理業務主任者 Wマスターテキスト 2023年度

Amazon立ち読みページより引用

本書の特長】 
◆「です・ます」調のわかりやすい記述で内容がスーッと頭に入ります。 
◆単元ごとに、マンション管理士・管理業務主任者それぞれの試験における「重要度」を「☆」マークで明示しました。学習の優先度の判断に役立ちます! 
◆ 深い理解へのアプローチとして、各単元ごとのポイントを冒頭に明示しました。 
◆マン管・管業両方の過去5年間の本試験で出題された箇所がひとめでわかるよう、欄外でそれぞれの「出題実績」として表示しました。 
◆混乱しやすくイメージが難しい内容は、図表やイラストを駆使してわかりやすく整理しました。 
◆各単元の最後には、一問一答式の「確認問題」を掲載。実戦的な問題を解くことで、テーマごとの最重要ポイントがチェックできます。 
◆最新の法改正にもきっちり対応しています。 

Amazon商品ページより

早稲田経営出版が出版する基本テキストです。

このテキストのページ数は672pで、本記事で紹介するテキストの中で1番少ないです。内容がコンパクトにまとまっているといえます。

テキスト黒2色カラー刷りです。イラストや図表を用いた説明がメインで、レイアウト的にも読みやすいです。解説は「です・ます調」なので、丁寧に感じます。各単元ごとに確認問題が掲載されており、各単元ごとの理解度をアウトプット形式で確認できます。

ページ数が少ない分通読しやすく、テキストを何度も回して学習したい方には本テキストが向いています。

良い点
悪い点
  • 内容がコンパクト
  • 情報量が少ない

本テキストを選んだ場合、必要に応じて、以下の「過去問題集※2023年度版は未刊行」「予想問題集※2023年度版は未刊行」を購入しましょう。

住宅新報:2023年度版 漫画はじめてマンション管理士・管理業務主任者(マンガで楽しく!マン管・管業を学ぶ) + 2022年版 楽学マンション管理士・管理業務主任者要点整理

「漫画はじめて」

はじめて受験される方にも、もう一度頑張る方にもおすすめの入門書です。
試験範囲の多くが重なるマンション管理士・管理業務主任者試験。 多岐にわたる試験範囲、「管理に関する法令・実務」「管理組合の運営」「建物と設備の形質・構造」「マンション管理適正化法」の4つの分野に分けてわかりやすく解説します。

マンガで項目の概要を掴んだら、テキストで理解を進められる“二段構え”の充実した構成で勉強をサポート。この1冊で試験範囲の全貌を頭に入れましょう。

「要点整理」

試験科目の多くが重なるマンション管理士試験と管理業務主任者試験は、効率よく学習すればダブル合格も狙えます。
過去10年分の出題傾向を徹底的に分析し、頻出テーマ、注意が必要な重要分野を理解の流れに沿って体系的にまとめました。
各項目ごと「見開き完結型」なので、苦手分野のチェックにも役立ちます。

Amazon商品ページ

2冊目は、現時点で2023年度版は未刊行なので、ご注意ください。

こちら、住宅新報が出版している入門書+要点整理本になります。

2冊セットで「基本テキスト」の扱いとなるため、まとめて紹介いたしました。

まずは、マンガとなっている入門書にて、マンション管理士の試験内容を理解します。他のテキストと違って、まずはマンガでマンション管理士の試験内容について学ぶことができます。活字のテキストが苦手で、漫画形式で学習したい方は、まずはこちらのテキストを使ってみるのが良いでしょう。

また、マンガで基礎を学んだ後には、要点整理本にて、一つ一つの事柄を整理します。要点整理本は「1見開き・1論点」で整理されているため、各論点が整理しやすく、試験前の振り返りなどには適しています。

デメリットとしては、他社が出版している、「基本テキスト」の形式のものが出版されておらず、辞書的な使い方がしにくいことです。ただ、基本テキストがなくても困らない方は、デメリットにはなりません。

良い点
悪い点
  • マンガ形式で内容を理解できる
  • 要点整理本で論点を理解しやすい
  • 基本テキストが出版されていない

本テキストを選んだ場合、必要に応じて、以下の「過去問題集(※2023年度版は未刊行)」「予想問題集※2023年度版は未刊行」を購入しましょう。

まとめ:実際に書籍等に足を運んで、自分に合うテキストを選びましょう。

はい、いかがでしたでしょうか。

本記事でおすすめを紹介したものの、結局人によってテキストの合う合わないはあります

このご時世ではありますが、出来るなら自ら書籍等に足を運んで実際に手に取ってテキストを選んでみることをお勧めします。

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