【評判・口コミ通り?】アガルートのマンション管理士・管理業務主任者試験講座レビュー

どうもみなさんこんにちは、Flybirdです。

マンション管理士試験の合格率は例年約7%〜約10%で、管理業務主任者試験の合格率は約19%〜約23%です。両者とも合格率が低く、難易度の高い試験といえます。また、両試験は試験範囲に区分所有法や民法を含みますが、合格するためには細かい知識まで暗記する必要があるので、法律学習に慣れていない場合、独学では挫折してしまう可能性があります。

そのため、金銭的余裕があれば、できれば予備校を活用すべきです。

とはいっても、マンション管理士試験・管理業務主任者試験を提供する予備校の数が多く、どの講座を選べばよいか悩んでいませんか?

私は、アガルートの講座で勉強して2022年度の「マンション管理士試験」と「管理業務主任者試験」W合格できました。

私の経験もあり、私はアガルートの講座を1番オススメしています。

ネットで、アガルートの評判口コミを探してみても、良い評判しか出てきません。実際のところ、アガルートの講座は信頼できるのか、生の情報が気になりませんか?

そこで、アガルート講座の受講経験がある私が、アガルートの「マンション管理士試験講座」と「管理業務主任者試験講座」の良い点悪い点について、本音でお伝えします。

アガルートの講座が少しでも気になっている方にとって、本記事が少しでも参考になりますと幸いです。

他のブログでは、アガルートの講座の特徴・受講生の口コミだけをまとめた記事が多いですが、私は実際に申し込んだ上でレビューをしております。ご安心ください。

目次

アガルートを選んだ理由

私がアガルートを選んだ理由は、大きく2つあります。

①合格実績

アガルートの受講生は、令和3年度試験で、全国平均の合格率と比較して高い合格率を記録しました。

令和3年度試験 合格実績

  • マンション管理士試験:34.9%(全国平均の3.52倍
  • 管理業務主任者試験:51.8%(全国平均の2.67倍

受講生の合格率が極めて高かったので、「アガルートの講座を使った方がよいかも。」と思い、受講しました。

②法律試験に強い

マンション管理士・管理業務主任者試験の試験範囲は広いですが、その中でも民法・区分所有法をはじめとする法律の理解が必要不可欠の試験です。

数ある通信講座予備校の中でも、アガルートは法律系の試験に強いです。アガルートなら、特に法律に関する分野で、質の高い講義を提供してくれるのではないか?と思い、受講しました。

申込と教材一覧について

実際に申し込んでみてから、教材が届くまでの過程を紹介します。

申込方法

アガルートの講座は、WEBから申込できます。

マンション管理士試験・管理業務主任者試験 合格カリキュラム」のページを下にスクロールしていくと、下記のような「お申し込み」画面が表示されます。

申し込みたい講座を選んだ場合、「現在のカート」に申し込んだ講座が表示されますので、内容に問題がなければ、「お申し込み手続きへ」を選択します。

お申し込み手続きへ」ボタンを押すと、マイページが表示されます。

初めてアガルートの講座を利用する方は、会員登録が必要です。氏名・住所・電話番号等、必要事項を入力し、会員登録した上で、講座を購入する流れになります。

申込完了後は、マイページに視聴可能な動画が表示されます。

教材一覧

申込完了後、数日のうちに、教材一式が発送されます。

私(都内在住)の場合、申込日からわずか2日後、ヤマト宅配便にて教材が届きました。

写真の通り、必要冊子が厚紙に梱包された状態で送付されます。段ボール等に封入されているわけではなく、厚紙で包んだままでの状態でしたが、テキストに破損・落丁はありませんでした。

マンション管理士・管理業務主任者講座 W合格カリキュラム』での使用テキストは、以下の通りです。

テキスト表紙のレイアウトは統一されているため、非常に見栄えが良いと感じます。

なぜかCPA会計学院発行の日商簿記3級テキストも同梱されていましたが、正直不要だと思います・・・。

同梱物は以下の通りです。

  • 総合講義テキスト:(上)(中)(下)
  • マンション管理士試験 過去問解説講座テキスト:(上)(中)(下)
  • 管理業務主任者試験 過去問解説講座テキスト:(上)(中)(下)
  • マンション管理士試験 過去問解説講座テキスト:令和3年(2021年)度試験
  • 管理業務主任者試験 過去問解説講座テキスト:令和3年(2021年)度試験
  • マンション管理士試験 模擬試験 問題&解答用紙&解説:2回分
  • 管理業務主任者試験 模擬試験 問題&解答用紙&解説:2回分
  • 総まとめ講座 テキスト
  • (日商簿記3級テキスト)

届いてみてから始めて気づいたことなのですが、テキストはA5サイズ210 mm×148 mm:A4用紙の半分の面積 ※漫画本より少し大きいサイズ)です。コンパクトなサイズで、持ち運びに便利です。

カリキュラムの内容

カリキュラムは、「ダブル合格カリキュラム」・「マンション管理士試験合格カリキュラム」・「管理業務主任者試験合格カリキュラム」の3つが用意されています。いずれのカリキュラムでも、基本的に4つの講座(講義)で構成されています。

  • 総合講義
  • 過去問解説講座
  • 総まとめ講座
  • 模擬試験

通常期は「総合講座」と「過去問解説講座」、直前期は「総まとめ講座」と「模試」を受講することとなります。

各4つの講座の内容を紹介します。

(総合)講義の内容

アガルートのマイページにログインすることで、各種講義が試聴できます。

講師は、工藤美香」講師です。以下のサンプル講義をまずはご視聴してみてください。

言葉を選ばすに言うと、非常に綺麗な方です。(「天は二物を与えず」という言葉は嘘だと思います。

工藤美香講師は、会社員の際にマンション管理士試験等の各種不動産資格に合格しておられます。そのため、試験合格のノウハウは知り尽くしておられます

受講した感想としては、テキストの内容をただ単に読み上げるだけでなく、「なぜこのような記載になっているのか?」などの条文の趣旨や「試験の注意ポイント」を織り交ぜつつ解説して下さったので、理解がスムーズに進みました。

講義を試聴した一定期間経過後、テキストを読み返してみて、「ここ、いまいち分からないな。」と思った部分があった場合、該当部分の講義を再度視聴して、改めて内容を理解する、といった使い方もできます。

なお、「受講中の講座と科目」の内容に関しては、マイページより確認できます。マイページで、各講義の進捗度を確認できます。

「今日は○○%終えた。残りあと●●%!」といった風に、進捗度の確認ができます。モチベーション維持にも繋がる仕組みなので、受講生にとってはありがたい機能だと感じました。

※使用テキスト

各講義では、アガルートが独自に作成しているテキストを用います。総合講義で用いるテキストは、上中下で3分冊あります。

公式HPによれば、「フルカラーテキスト」とありますが、基本的には、ほぼ白黒赤を基調としたテキストです。

総合講義テキスト以外は、白黒です。

もっとも、フルカラーでないから分かりにくい、と言いたいわけではありません。むしろシンプルな色遣いといえ、個人的には非常に好みです。市販のテキストを含めた中でも、1番シンプルで分かりやすいテキストだと感じています。

テキストの質』はピカイチです。

過去問講座

直近10年分の過去問の全問題が、解説付きで掲載されています。

テキストは基本的に、右ページが問題、左ページが解説で構成されています。問題を解いた後、次のページをめくって答えを確認する運びになります。

アガルートの場合は、過去問講座にも講義がついています。過去問の中からピックアップした問題を取り上げて、設問を解く上でのポイント・思考方法を説明して下さいます。

問題番号の右側には空欄(「□」)があり、この中に、「◯」「×」等を書き入れることで、各問題の理解度を確認できます

模試

直前期の対策として、模試が各試験2回分が含まれています。

「W合格カリキュラム」の場合、マンション管理士試験用模試:2回分 管理業務主任者試験用模試:2回分 計4回分の模試がついています。 

問題の形式が本番同様になっており、また解答用紙(マークシート付)も付いているため、本番の予行演習ができます。

なお、問題の難易度も、本試験とほぼ同じになっています。以下、私の実際の得点を紹介しておきます。

  • マンション管理士試験 模試1回目:31点
  • マンション管理士試験 模試2回目:36点
  • マンション管理試験本番(2022年度試験):42点 (※合格基準点は40点、ボーダー高めの年)
  • 管理業務主任者試験 模試1回目:40点
  • 管理業務主任者試験 模試2回目:39点
  • 管理業務主任者試験本番(2022年度試験):43点 (※合格基準点は38点、ボーダー高めの年)

総まとめ講座

直前期にこれまで学習した内容を振り返る「総まとめ講座」を提供しています。テキストは、総まとめ講座用のテキストを用います。

テキストは、左ページが「1問1答」、右ページが「要点まとめ」で構成されています。総まとめ講座には講義も付いているため、問題を解いた後、講師がポイントを絞って重要事項を解説してくれます。

マンション管理士・管理業務主任者の試験範囲は広く、内容をまとめるのは難しいです。しかし、総まとめ講座用のテキストは、試験範囲全体が1冊のテキストにまとめられています。

直前期に、内容振り返り・知識漏れの確認に用いることができます。

ホームルーム

月に1回、ホームルームを開催します。ホームルームのサンプル講義は、YouTubeより視聴できます。

ホームルームでは、Facebook上で受験生より質問があった事項をピックアップして解説する、テーマを絞って(動画の場合は「適正化法」の)ポイントを解説する、法改正情報を解説する、等の内容になっています。直前期には、「直前期の勉強のやり方」等を教えてくださり、受験生の私からして、とても助かりました。

勉強に疲れた時に、息抜き程度に視聴するのが丁度良いです。

マイページより、過去開催されたホームルームも視聴可能です。

アガルート講座の良い点

私が使ってみて感じた良い点は2つです。

テキストの質がピカイチ

アガルートのテキストは、非常に分かりやすいです。

市販のテキストは、内容を詰め込みすぎて見にくくなっているものも多いですが、アガルートのテキストはシンプルなレイアウトのため、見やすいのが特徴です。

もし市販化されたら、一番人気になるのでは?と思います。

シンプルなテキストが欲しい方は、アガルートを選べば間違いありません。

講師の説明・講義のクオリティが高い

講師の工藤先生の解説が丁寧なので、内容が分かりやすく、サクサク講義を進めることができます。また、工藤先生は女性ということもあり、声が高く、ハキハキ元気よくお話されるので、倍速視聴でも聞き取りやすいです。

講師・講義の質にこだわりたい方は、アガルートを選べば間違いありません。

アガルート講座の悪い点

私が使ってみて感じた悪い点は3つです。

問題演習機能が少ない

競合他社の「フォーサイト」や「スタディング」では、各単元ごとに確認テストがあり、単元ごとの理解度を確認できる仕組みがあります。しかし、アガルートの場合は単元ごとの「確認テスト」はありません。アウトプットは過去問+模試2回分のみとなっています。

過去問や模試で演習ができますが、いずれも本番同様の4肢選択式となっています。総まとめ講座のテキストには1問1答形式の問題がありますが、直前期の理解度の確認がメインの目的なので、普段利用する目的が主ではありません。

確認テストのような仕組みがあれば、競合他社に劣らないのにな…と感じています。

テキストと過去問題集がリンクしていない

市販のテキストの場合でも、同じシリーズ内のテキストと問題集とでリンクしていることが多く、例えば問題集の中に「テキスト○○p参照」という記載が含まれている事も多いです。

ですが、アガルートの教材の場合、テキストと問題集の内容がリンクしていないため、過去問題集の解説中に、総合講義テキストの該当p数の記載がありません解説文の内容が講義テキストのどこに記載されていたか探す際は、一苦労します。

もっとも、テキストの書き込みをすれば良いだけですし、人によっては気にならないかもしれません。アガルートさんには、是非、この点を改善して頂きたいな、と思っています。

他の通信講座と比較すると、講座料金が高い

「フォーサイト」や「スタディング」などの大手通信予備校と比較すると、講座プランの料金が若干高めに設定されています。金銭面に余裕がなく、できるだけ安い通信講座を受講したい、という方は、他の予備校を選んだ方が良いでしょう。

ただ、料金が高い分、他の予備校講座と比較して、基礎講座の講義時間が長く、講義の質も高いので、料金相応分の価値はあると感じています。

良い点
悪い点
  • テキストの質が高い
  • 講義のクオリティが高い
  • 問題演習機能が少ない
  • テキストと問題集がリンクしていない
  • 講座料金が高い

まとめ:短所はあるものの、テキスト・講義のクオリティーはかなり高い!

アガルート講座の内容をたっぷり紹介してみましたが、いかがでしたでしょうか。

短所は何点かあるものの、テキスト・講義の質は1番だと感じています。

みなさんも、もしよろしければ、アガルートの講座に申し込んで、マンション管理士&管理業務主任者試験の合格を目指しませんか?

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