【建設業経理士1級 VS 日商簿記2級】W合格に必要な勉強時間・難易度を徹底解説!

どうもみなさんこんにちは、Flybirdです。

簿記系の資格として一番有名な資格が「日商簿記」です。知名度が低いですが、建設業界で行かせる簿記系の資格が「建設業経理検定」です。共に、就職や転職に有利となる資格です。

また、2つとも簿記系の資格ということもあり、試験範囲が被っているものが多いので、各試験の合格に必要な勉強時間は短くなります。

私は、2019年9月に建設業経理士1級、2020年2月に日商簿記2級合格することが出来ました。

そんな私が、各試験のW合格に必要な勉強時間について解説します。

目次

初学者の必要勉強時間

一般的に、初学者が日商簿記2級合格に必要な勉強時間は、200時間程度と言われています。
1日1時間勉強したとしても、合格までに約半年は必要になります。

建設業経理士1級合格に必要な勉強時間は、250時間程度(※3科目合計)と見積もっています。

  • 財務諸表:100時間程度
  • 財務分析:50時間程度
  • 原価計算:100時間程度

日商簿記2級合格者が、建設業経理士1級合格のために必要な勉強時間

結論から言うと、必要勉強時間は130時間程度(※3科目合計)になります。

  • 財務諸表:50時間程度
  • 財務分析:40時間程度
  • 原価計算:40時間程度

もちろん、試験にいつ合格したかにもよりますが、合格に必要な知識は身についている状態で計算します。

日商簿記2級と建設業経理士1級試験では、勘定科目が若干異なるものの、基本的に「財務諸表」「商業簿記」「原価計算」「工業簿記」と試験範囲が被っている部分が多いです。

ただ、試験範囲は、建設業経理士1級の方が日商簿記2級より広く、新たに学ばなければならない勘定科目や計算方法が若干増えます。また、3科目別々に過去問対策等の勉強をする必要があります。

なお、財務分析は日商簿記の試験範囲と被っていませんが、簿記試験に慣れているということもあり、財務分析の必要勉強時間も若干減る(50時間→40時間程度)と思っています。

本論②:建設業経理士1級合格者が、日商簿記2級合格のために必要な勉強時間

必要勉強時間は50時間程度になります。

難易度で言えば、日商簿記2級の方が、建設業経理士1級よりも簡単と言われています。勘定科目の違いはありますが、新たに勉強しなければならない内容はかなり少ないと思います。ただ、試験実施機関も違うため試験形式は全く異なるので、日商簿記2級合格に向けた勉強が必要になります。

日商簿記2級の試験形式に慣れるために、50時間程度の勉強時間が必要になるイメージです。

余談:どちらの試験の方が難しい?

一応W合格している私の所感として、両試験の難易度の比較をしたいと思います。

一般的には、試験範囲の広さ難易度共建設業経理士1級>日商簿記2級と言われています。

個人的には、試験範囲の広さは、確かに建設業経理士1級の方が広いですが、難易度は建設業経理士1級と日商簿記2級とで変わらないと思います。

というのも、昨今、日商簿記2級の試験の難易度が上がっているからです。
日商簿記2級の試験範囲に連結会計が追加され、連結会計の問題が頻繁に出題されるようになりました。決まって出題される問題もなく、過去問を少し解いただけでは合格できません。また、試験毎に合格率に差が出ることもあり、合格にはある意味運も絡みます。

反面、建設業経理士試験は、毎年出題形式がほぼ固まっており、過去問をメインに学習しておけば確実に合格できる試験です。

ちなみに私は、建設業経理士1級は3科目のうち1科目のみ1回不合格でした。(しかし、これは計算ミスだったので、個人的にはノーカンです。)
日商簿記2級は1回不合格でした。これは確実に実力不足で落ちました。

少なくとも、全くのノー勉で合格できるわけではないです。しっかり対策して試験に臨みましょう。

まとめ:知識が忘れないうちに勉強しておくのが良いかもしれない。

はい、いかがでしたでしょうか。

建設業経理士1級と日商簿記2級は、試験範囲や難易度等も近いものがあります。

建設業界への就職・転職を考えている方は、「建設業経理士1級」を、建設業界からの就職・転職を考えていらっしゃる方は、追加で「日商簿記2級」を知識が抜けないうちに取得しておきましょう!

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