どうもみなさんこんにちは、Flybirdです。
「日商簿記」「建設業経理士」「FP試験」など、試験中に計算が必要な試験では、電卓の持ち込みが必須になります。電卓を持っていない方、もしくは電卓の買い換える予定の方は、新たに電卓を購入することになります。
ただ、市販の電卓の種類は膨大で、どれをを選んで良いか迷っていませんか?また、「簿記 電卓」とネットで検索してみても、「おすすめ電卓10選」「おすすめ電卓16選」といった記事が検索で多くヒットし、候補数が多すぎて、結局何がおすすめなのかよく分からない、という悩みをお持ちではないでしょうか。

私も最初は電卓選びに悩みましたが、自分にあった電卓を使用して「日商簿記2級」「FP2級」「建設業経理士1級」といった資格試験に合格することができました。
私は当初、電卓選びに失敗してしまい、試験に不合格となってしまった経験があります。
そんな私が、自分と同じ過ちをする人がいなくなるよう、本記事でオススメ電卓3選・私の失敗談を解説します。電卓選びに悩んでいる方向けに、少しでも本記事が役に立ちますと幸いです。
メーカー別:おすすめ電卓3選
電卓メーカーの大手は「CASIO」「SHARP」「CANON」の3社です。電卓はこの3社の中から選ぶべきです。各メーカーのおすすめの電卓を1つずつ紹介します。
CASIO:JS-20WK-N


おそらく、他のブログでもおすすめとして紹介されることが多い『定番の電卓』だと思いますが、評判通り、使いやすいです。とにかくボタンが打ちやすく、また見た目もシンプルで、どんな方にも合うと思います。
本記事内で紹介する3つの電卓の中で料金は1番高い(7000円台)ですが、「自分への投資」と考えれば、高い買い物ではありません。
ちなみに、カラーは一番定番の「シルバー」に加え、「ピンク」「ブラック」「ゴールド」がありますが、私は「ゴールド」を使ってました。色合いが一番好きですね。
見た目を比較して、一番好きなカラーの電卓を購入してみて下さい。
SHARP:EL-N942X


SHARPの中から1つ選ぶとしたら、この電卓がおすすめです。
簿記試験で必要十分な機能が一通り揃っており、簿記試験に使いやすい電卓です。SHARP派の方は、購入するならこれでしょうね。
CANON:HS-1220TUG


CANONの中でなら、こちらを購入するべきだと思います。
3つの電卓の中だと、こちらが一番安い(2000円程度)です。値段が安いですが、使いにくいということはなく、試験に必要な機能も揃っています。
CANON派の方はご購入を検討してみてはいかがでしょうか。
メーカー選びの基準は?
電卓のボタンの配置などは、各メーカーによって違いがあります。
上の電卓を比較してみても分かる通り、各メーカーごとに「クリア(C)ボタン」、「0ボタン」「00ボタン」の並びなど、構造に違いがあります。
それぞれのボタンがどこに合った方が打ちやすいかという点も考慮して、自分にあった電卓を選びましょう。
私の失敗談 → 絶対に『高性能の電卓』を使った方が良いです。
おすすめ電卓を3つ紹介しましたが、本記事で紹介する電卓について、「値段が高い…。」と感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ただ、私は「電卓選びにはこだわった方が良い。」ということを、皆さんに強く言いたいです。なぜなら、過去に私が電卓にこだわっていなかったことが原因で、試験本番時に大きな計算ミスをしてしまったからです。
私のエピソード:『電卓』が原因で試験に不合格…。
私は2019年3月に、建設業経理士1級の「財務分析」という科目の試験を受験しました。
建設業経理士1級は3科目ありますが、財務分析は計算がメインの試験で、電卓を使用する時間が長い科目です。(試験時間の半分以上は電卓を使っているような感覚です。)
試験時間も90分しかないので、とにかく電卓を使って早く、正確に解くことが求められます。
試験自体の手応えは良かったのですが、試験終了後に解答を確認したところ、3問の計算ミスがあったことに気付きました。間違えた問題は1問で2点分でしたので、点数にして6点分落としてしまいました。
建設業経理検定は、「合格」「不合格」という結果しか開示されないので具体的な点数は分かりませんが、自己採点結果は「68点」(合格点が「70点」)だったのです。
つまり、計算ミスがなければ、受かっていたのです…。


そして、その計算ミスの原因なのですが、「ボタンの押し違い」でした。
電卓には「00」と「0」というボタンが別々にありますが、「0」を押したつもりが「00」を押していたのです。
当然と言えば当然ですが、安い電卓の質は低いです。ボタンの反応が悪いので、安い電卓ですもボタンの押し違いが多く発生します。
失敗を踏まえて、次回の試験の前に、自分で某電気量販店に立ち寄り、実際に使用して押し心地の良かった電卓に買い換えて試験に持ち込みました。その結果、次の試験では、計算ミス無しで無事合格できました!
『良い電卓』は値段がそれなりに『高い』。 が、投資の価値あり。
私は仕事等で電卓を使う機会があまりなく、あくまでも受験用としてのみ使用するつもりでした。なので、電卓に深いこだわりがなく、文具店などで一般的に売られている安めの電卓を買って試験に臨みました。ですが、今思えば、当初から電卓にはこだわっておくべきでした。
計算ミスが原因で試験に不合格になってしまうと、受験料に加え、新たに受験するための勉強時間も無駄になります。となると、高い電卓を使う方が、結果的にはコスパが良いかもしれません。
高い電卓に買い換えたところ、明らかにボタンの押し違いが減りました。ですので、実務では電卓を使う機会がほぼない方でも、ある程度値段の高い電卓を購入することをオススメしています。
結論:メーカーの好みも含め、自分にあう電卓を選びましょう。
はい、おすすめ電卓3つを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
自分が使いやすいと思うかを判断基準にするのが良いですが、電卓の使いやすさ・ボタンの打ちやすさなどは、実際に使用してみないと分からないことも多いです。
大きな家電量販店に行くと、豊富な種類の中から電卓を試し打ちすることもできます。可能であれば、購入する前に自分で家電量販店に足を運んで、様々な電卓を使ってみるのも良いでしょう。
みなさんも、お気に入りの電卓を見つけて、各種試験に合格できますように。
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