【体験談】応用情報技術者試験に合格するまでの勉強時間・勉強方法

どうもみなさんこんにちは、Flybirdです。

応用情報技術者試験は、情報処理技術者試験のスキルレベル3に該当する、比較的難易度の高い試験です。応用情報技術者試験に合格することで、他の高度試験や支援士試験の「午前科目Ⅰ」が免除される、中小企業診断士と弁理士試験の一部科目が免除される、といったメリットがあります。

そんな応用情報技術者試験に合格するために勉強を始める場合、どのような勉強をすれば良いか分からず、合格できるか不安に思う方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

私は、1度不合格を経験した後、2023年10月試験(令和5年秋期試験)に実施された応用情報技術者試験に合格することが出来ました。

そんな私が、本記事にて、応用情報技術者試験合格までにかかった勉強時間・勉強方法などをお伝えします。また、不合格も経験しましたので、不合格となった理由・反省点についてもお伝えします。

これから勉強を始める際の参考に少しでもなりますと幸いです。

目次

総勉強時間:300時間

結論から言うと、私が合格するまでに要した勉強時間は約300時間程度になります。

  • 2023年春期試験時の勉強時間:約200時間
  • 2023年秋期試験時の勉強時間:約100時間

なお、私は既に『ITパスポート試験』に合格しており、ある程度の事前知識を有していました。全く知識ゼロの状態から勉強を始めるとなれば、勉強時間は400〜500時間程度は必要になるでしょう。

後述しますが、2023年春期は午後試験がわずか2点足らずで不合格でした。そのため、実質の勉強時間は300時間程度なのかもしれません。

合格するまでの経緯

合格するまでの勉強内容・勉強時間について、時系列で紹介します。

勉強開始:2023年1月8日~

応用情報技術者試験の勉強を始めたのは、2023年1月上旬です。新たな資格を検討していたところ、IT系の資格で、ITパスポート試験の勉強で学習した知識が活かせる、応用情報技術者試験の受験を決めました。

応用情報技術者試験は4月と10月の年2回試験がありますが、ちょうど3ヶ月前のタイミングで勉強を始めました。

『スタディング』に申し込み

試験まで時間が少なかったこともあり、通信講座を選びました。様々な通信講座を比較した結果、コストパフォーマンスの高い『スタディング』の講座に申し込みました。

人より少ない学習時間で合格できたのは、スタディングのおかげだと感じています。

普段の勉強時間

私は社会人であり、平日の昼間は勉強時間が取れず、平日の朝・夜・休日のスキマ時間を勉強に充てました。

勉強時間は、平日は1.5時間休日は3時間程度でした。1週間に換算すると約13時間1か月に換算すると約55時間勉強していました。

1回目受験:2023年4月(令和5年春期)→不合格

応用情報技術者試験の勉強を初めて約3ヶ月後の2023年4月実施の試験を受験しました。

試験から2ヶ月の合格発表日に合否を確認すると、残念ながら不合格でした。

午前の得点は67.50点で、合格基準点を満たしていましたが、午後の得点が58点で、2点足らずで不合格でした。合格点に全く達していなかったわけではなく、ギリギリでの不合格でしたので、かなり落ち込みました。

不合格となってしまった理由は、「午後試験の対策不足」と考えました。

読者のみなさんは既にご存知かと思いますが、応用情報技術者試験の午前試験四肢選択式で、午後試験記述式になっています。試験範囲は被っているところはありますが、午前試験と午後試験は全く別物と考えた方が良いです。知識のインプットはできていたのですが、記述式の解き方などの対策を怠っておりました。

なお、選択科目は、いわゆる文系セット「問2」「問9」「問10」「問11」を選びました。私のような実務未経験者は、文系セットを選ぶのが無難です。

秋期試験の勉強開始:2023年8月20日~

合格するまで受験する予定でしたので、気を取り直して再び秋期の試験にもチャレンジすることにしました。

新たに午後試験対策用テキストを購入

なお、スタディングの講座の視聴期限は約1年間なので、メインの学習には再びスタディングの講座を選びました。もっとも、春期試験での反省を踏まえ、午後試験対策を重点的に行うことにしました。そこで、新たに午後試験対策用のテキストを購入しました。

私が購入したテキストは、iTECが出版する「応用情報技術者 午後問題の重点対策」です。

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過去問に加え、解答する上での思考方法やポイントが掲載されており、大変役立ちました。時間を測って問題を解き、解答・解説を確認することで、かなり力がつくのではないでしょうか。

1回目試験から2回目試験までの勉強時間

1回目の受験時から2回目の受験時までの、約2ヶ月の間の勉強時間は100時間程度です。午前試験は既に合格基準点に達していたので、午前試験の知識を再度確認しつつ、午後試験を重点的に行うスタイルでした。

2回目受験:2023年10月(令和5年秋期)→合格

2023年10月実施の試験を受験しました。試験から2ヶ月の合格発表日に合否を確認すると、無事に合格できていました。

午前の得点は62.50点でした。前回から点数が5点下がりましたが、午前試験の難易度が高かったようなので、実質の点数は変わっていないのかもしれません。

午後の得点が、合格基準点ギリギリ60点でした。どうせならもっと高得点を取りたかったのですが、合格には変わらないので、問題ありません。(私、どうも記述式試験が苦手のようです。)

まとめ:午後試験対策を疎かにしないように。

以上、私の合格体験記を記載してみましたが、いかがでしたでしょうか。

私も実際に受験してみて感じたのですが、午前試験と午後試験は全く別物といっても良いです。『午前試験の対策はできたが、午後試験対策はあまりできていない…』という場合、私のように普通に落ちます

午前&午後試験の対策を十分におこなって、1発合格を目指しましょう。

また、記述式試験には問題の相性もあります。一度不合格となった場合でもあまり気にせず、根気よく受験するようにしましょう。

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