【応用情報技術者試験(AP)】試験概要について解説します

どうもみなさんこんにちは、Flybirdです。

これから応用情報技術者試験を受験される予定の方は、そもそも応用情報技術者試験がどのようなものなのか、理解しておく必要があります。

そこで、応用情報技術者試験の概要をまとめました。これから応用情報技術者試験を受験される方の参考になりますと幸いです。

目次

応用情報技術者試験とは?

応用情報技術者試験とは、情報処理技術者試験の一つとして、「情報処理の促進に関する法律」に基づき経済産業省が、情報処理技術者としての「知識・技能」が一定以上の水準であることを認定している国家試験です。

情報システムを構築・運用する「技術者」から情報システムを利用する「エンドユーザ(利用者)」まで、ITに関係するすべての人に活用いただける試験として実施しています。特定の製品やソフトウェアに関する試験ではなく、情報技術の背景として知るべき原理や基礎となる知識・技能について、幅広く総合的に評価しています。 

引用:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/seido_gaiyo.html

応用情報技術者試験に合格できれば、「応用的知識・技能」を有していると評価されます。

試験実施時期・試験時間

応用情報技術者試験は、春(4月3週目の日曜日)と秋(10月2週目の日曜日)の年2回実施されます。

試験は、午前試験と午後試験の2つがあります。

午前午後
試験時間9:30~12:00(150分)13:00~15:30(150分)
出題形式多肢選択式(四肢択一)記述式
出題数
解答数
出題数:80問
解答数:80問
出題数:11問
解答数:5問
合格点60%(48/80問)60%(60点/100点)

60%以上得点できれば合格です。

試験範囲

午前試験の試験範囲

試験範囲は、大きく「テクノロジ系」「マネジメント系」「ストラテジ系」の3つに分類されます。

分野

分野大項目中項目
テクノロジ系基礎理論基礎理論
アルゴリズムとプログラミング
コンピュータシステムコンピュータ構成要素
システム構成要素
ソフトウェア
ハードウェア
ヒューマンインタフェース
マルチメディア
データベース
ネットワーク
セキュリティ
開発技術システム開発技術
ソフトウェア開発管理技術
マネジメント系プロジェクトマネジメントプロジェクトマネジメント
サービスマネジメントサービスマネジメント
システム監査
ストラテジ系システム戦略システム戦略
経営戦略経営戦略マネジメント
技術戦略マネジメント
ビジネスインダストリ
企業と法務企業活動
法務

午後試験の試験範囲

午後試験は選択式で、11問のうち5問回答します。

分野
経営戦略、情報戦略、戦略立案・コンサルティング技法
システムアーキテクチャ
ネットワーク
データベース
組み込みシステム開発
情報システム開発
プログラミング(アルゴリズム)
情報セキュリティ
プロジェクトマネジメント
サービスマネジメント
システム監査

上記のうち、◎(情報セキュリティ)必須科目○(その他)選択科目となります。要するに、情報セキュリティ1科目の他に4科目選択する必要がある、ということです。

なお、各分野ごとに3問ずつ出題されます。

合格率(受験者数・合格者数)

過去10回分の受験者数・合格者数・合格率をまとめました。

実施年度受験者数(人)合格者数(人)合格率(%)
平成29年秋期33,1047,21621.8
平成30年春期30,4356,91722.7
平成30年秋期33,9327,94823.4
平成31年春期30,7106,60521.5
令和元年秋期32,8457,55523.0
令和2年秋期29,0246,87923.7
令和3年春期26,1856,28724.0
令和3年秋期33,5137,71923.0
令和4年春期32,1897,82724.3
令和4年秋期36,3299,51626.2
※令和2年春期試験は中止

受験者数は、約30000人です。春期と秋期のうち、秋期の方が受験者が多い傾向にあります。
コロナ禍だった令和2年秋期、令和3年春期を除けば、受験者は若干ながら増加傾向にあります。

合格率は、21〜26%の間で推移しています。約4人に1人が合格する計算になります。

難易度

類似のIT資格である「ITパスポート試験」「基本情報技術者試験」「情報処理安全確保支援士試験」と比較しつつ、合格率を比較します。

  • ITパスポート試験(レベル1)の合格率約52〜60%
  • 基本情報技術者試験(レベル2)の合格率:約40〜45%
  • 応用情報技術者試験(レベル3)の合格率:約21%〜約26%
  • 情報処理安全確保支援士試験(レベル4)の合格率:約18〜21%

応用情報技術者試験(レベル3)から、一気に合格率が下がり、難しい試験といえます。

合格に必要な勉強時間

応用情報技術者試験に合格するために約500時間の勉強時間が必要といわれています。ただ、これはあくまでも全くの初学者の場合です。

エンジニア等でプログラミングの知識がある方、またはITパスポート基本情報技術者試験の勉強をしていた、試験に合格していた場合は、500時間より少ない勉強時間でも合格することは可能です。

各分野の難易度・得点目標

各分野ごとに難易度は異なるため、メリハリをつけた学習が大事になります。

テクノロジ系:文系には難易度高め

テクノロジ系から、6割〜7割程度出題されます。テクノロジ系の対策なしに合格するのは難しいです。

テクノロジ系では、logや2進法など、数学の知識を問う問題も出題されます。数学を勉強してこなかった人にとっては難しく感じると思います。

計算が苦手な方の場合、特に知識問題については確実に解けるようにしておきましょう。

マネジメント系・ストラテジ系:エンジニアには難易度高め

マネジメント系・ストラテジ系から、2割〜3割程度出題されます。

財務諸表や個人情報保護法なども出題範囲に含まれているため、簿記法律系の試験の勉強していた人からすると、難易度は高く感じないかと思います。

ただ、逆に理系の方の場合、マネジメント系やストラテジ系の範囲が難しく感じるかもしれません。もっとも、出題数は多くないため、難易度の低い問題は確実に解くことができるレベルには勉強しておきましょう。

まとめ:分野ごとの難易度を把握して、メリハリをつけて学習しよう。

はい、いかがでしたでしょうか。

応用情報技術者試験は、数ある資格試験の中でも難易度が高い資格といえます。そのため、出題範囲や傾向をしっかりと把握した上で、なるべく早い段階から学習を始めましょう。

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