【13校を徹底比較】ITパスポート試験のおすすめ予備校・通信講座3選【2024年】

どうもみなさんこんにちは、Flybirdです。

ITパスポート試験の合格には、約100時間の勉強時間が必要と言われています。100時間の場合ですと独学でも十分な人の方が多いかもしれませんが、勉強に慣れていない方は、予備校を選ぶ方がおすすめです。

現在ITパスポート試験の講座を提供している予備校は13校程度あります。たくさんあるので、どの予備校を選んだら良いのか迷っている方も多いと思います。

私は、2021年3月にITパスポート試験を受験して合格することができました。

そんな私が、本記事にておすすめの予備校を3校に絞った上で、各校の特徴について、講座内容を比較検討しつつ、紹介します。予備校を選ぶ上で、少しでも参考になりますと幸いです。

目次

13校のうちおすすめ3校は「スタディング・資格の大原・iTEC」

2023年時点で、ITパスポート試験の講座を提供している全13校は、以下の通りです。

  1. スタディング
  2. 資格の大原
  3. クレアール
  4. iTEC
  5. フォーサイト
  6. TAC
  7. ユーキャン
  8. BIZ Learn
  9. LEC
  10. 独習ゼミ
  11. 産業能率大学
  12. Udemy
  13. 資格の大栄

このうち、私がオススメするのは、スタディング資格の大原クレアールです。

3校がおすすめの理由

予備校の選ぶ基準として、講座料金・講座の質・テキストの質・受験生フォロー体制など、評価の基準は様々です。

私なりに、各予備校の講座の内容を比較検討した結果、3社のコストパフォーマンスが高く、いずれかの予備校・講座を選択するのがベストと判断しました。

13校の講座内容の比較

ITパスポート試験の講座を提供する予備校13校について、値段・内容・受講生フォローなどの観点から比較しました。

予備校


スタディング


資格の大原

クレアール
iTEC
フォーサイト

TAC

ユーキャン
BizLearn独習ゼミ
LEC
産業能率大学Udemy
資格スクール大栄
オススメ度AランクAランクAランクBランクBランクBランクBランクBランクBランクBランクCランクCランクCランク
コース名ITパスポート
合格コース
ITパスポート
合格コース
ITパスポート試験
合格コース
スタンダード・
プラクティス

コース
ITパスポート
スピード合格講座
ITパスポート
本科生(Web

テストつき)
ITパスポート講座ITパスポート試験
合格総合対策コース
ITパスポート
コース
ITパスポート試験
スマート合格講座
ITパスポート
試験対策
現役講師が教える〜
各種講座
ITパスポート
Skip
料金(税込)7,920円21,000円
〜27,700円
1,1000円8,800円・
11,000円
16,800円〜29,000円26,800円15,400円9,900円10,000円〜
(12,000円〜)
20,900円3,600円〜77,539
通学コースなしありなしなしなしありなしなしなしなしなしなしなし
基礎講座66講座
(約30時間)
15回分63単元
(約30時間)
動画・PDF約5時間14回分
(約40時間)
解説動画40本
(約15時間)
23ユニット
(約23時間)
245レクチャー
(約22時間
134回
確認テストスマート問題集:66回分
(基本講座の後に受講)
ミニテストWEBテスト事前事後テストeラーニング実力テストWebテストPop Quiz通常テスト確認テスト実力テストなし総合演習
過去問講座セレクト過去問題集:10回分問題集問題集出題パターン確認問題集問題集問題集CD-ROMなしなし問題演習問題集過去問3年分講義なし
テキストweb版(2色)冊子(2色)冊子(3色)冊子(2色)冊子
(フルカラー)
冊子(2色)冊子(2色)web版(2色)冊子(2色)冊子(白黒)冊子(2色)なし冊子(2色)
模擬試験1回分5回分1回分1回分
(+追加料金)
1回分3回2回なし1回分
(模擬テスト)
1回分
(模擬テスト)
なしなしなし
質問対応追加オプション無制限無制限無制限あり無制限1日3問まで無制限なしなしなしなし無制限
その他特典・AI実力スコア機能
・AI問題復習
・AI検索
・学習レポート など
・質問制度(無制限)
・成績表
など
・質問制度(無制限)
・直前重要用語集
など
・質問制度
など
・eラーニング
・質問制度(回数制限あり)
・質問制度
・webフォロー制度
など
・添削制度
など
担任チュータ制度
など
・eラーニング
など
添削制度
など
30日以内
講座料金返還制度
あり
・モチベーション診断
・質問制度
など
こんな方にオススメコスパの良い講座を受講したい!充実した内容の
講座を受講したい!
質の高いテキストを使用したい!スマホメインに
学習したい!
フルカラー
テキストで
学習したい!
分かりやすい
テキストで
学習したい!
充実した添削を受けたい!eラーニング形式で完結したい!たくさん問題を
解きたい!
コスパよく
大手予備校講座を
受講したい!
豊富な教材で
学習したい!
最安の講座を
受講したい!
Skip学習法を
体験したい!
オススメ度AランクAランクAランクBランクBランクBランクBランクBランクBランクBランクCランクCランクCランク
詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る

各講座の内容を総合的に考慮して、「Aランク」「Bランク」「Cランク」にランク付させていただきましたが、各校ごとの特徴に一長一短があるので、あえて「順位づけ」はしておりません。料金や講座内容などを比較検討して、自分に合った予備校を選びましょう

個人的には、Aランクの予備校から、以下の基準で選ぶのがオススメです。

  • オンライン学習がメイン  ⇒ 『スタディング』
  • 通学コースを選択したい  ⇒ 『資格の大原』
  • 机上での学習がメイン   ⇒ 『クレアール』

以下、各予備校の講座の特徴を紹介します。

スタディング

昨今、受講者を急激に増やしているのが、「スタディング」です。

スタディングの最大の特徴は、スキマ時間スマホやタブレット等を用いて、効率的に勉強できることです。

基礎講座だけでなく、問題演習や過去問演習なども含めて、全ての学習内容をスマホ等で学習することができるようになっています。 

コースは2つから選択できます。他の予備校と比較すると、価格は低めに設定されています。

コース名価格(税込)
ITパスポート 合格コース7,920円

主な講座内容(教材)は、4つです。

  • 「基本講座(ビデオ講義、WEBテキスト)」
  • 「スマート問題集」
  • 「セレクト過去問集」
  • 「直前対策模試」

※冊子版のテキストは配布されないため、机上での学習がメインの方は、注意が必要です。

講義は、通信講座専用に収録され、大画面の前に立ってスライドを画面に映しながら講義を進める形態です。講義では、すべて画面に映し出したスライドに基づいて解説してくれますので、ビジュアル的に非常にわかりやすいです。

画面だけ見ておけば講義を受講することができますので、スムーズに学習を進められるようになっています。

科目A講座の講師は「滝口 直樹」先生です。

講師プロフィール:

ITパスポート、情報セキュリティマネジメント、基本情報技術者、応用情報技術者、マイクロソフト認定トレーナー(MCT)、IC3 認定インストラクター、Microsoft Office 2007 Master他、MOS各バージョンほか。

明治大学兼任講師、専門学校講師、情報処理試験・MOS対策インストラクター、Webコンサルタント、Webディレクターなど。

大学時代はITを活用した教育について研究し、当時黎明期であったeラーニングに関わる職を求め、2001年に大手資格スクールに入社。情報システム部・企画開発部にて、デジタルコンテンツ制作・eラーニングプロジェクトを担当。

2006年に独立。個人事業を開業。Webコンサルティング・Webマーケティング・Webサイト制作・IT顧問を中心に活動。

現在は、各種学校で非常勤講師の他、通信講座への出演、執筆など活動の場を教育分野に広げる。

スタディング公式:https://studying.jp/kihonjoho/message.html

滝口先生は、基本情報技術者試験に限らず応用情報技術者試験などの難関資格に合格されています。個人事業主として、WEBサイト制作などの実務経験をお持ちです。話し方もハキハキとしていて、聞きとりやすいです。

基本講義以外では、「スマート問題集」・「セレクト過去問集」・「直前対策模試」が付属しています。

スマート問題集」は、基本講座で学んだ内容を確実に覚えるためのオンライン問題集です。出題された問題に対し、「〇」か「×」のいずれかをクリック(タップ)すると、即座に正解か不正解かが判定され、解説が表示されるシステムになっています。通勤時間などのスキマ時間で問題演習を行いながら、重要なポイントを確実に覚えることができます。

セレクト過去問集」は、よく出題される問題をテーマ別に厳選した過去問題集です。わかりやすい、ていねいな解説が特徴です。何度も問題を解き、解説を読むことで、試験問題へのアプローチ方法・解法をマスターすることができます。

これらの問題練習では、問題を解くたびにスタディングマイページに成績が記録されます。科目ごとの進捗や平均点なども一目でわかるようになっています。さらに、「間違った問題」や「要復習にチェックした問題」だけ後でまとめて出題される「復習モード機能」もあるため、効率的に得点アップを行えます。

直前対策模試」が用意されています。直前対策模試は、本試験と同様にパソコンで解けますので、CBT試験に限りなく近い状態で模擬試験を受けることができます。受験後には練習問題として何度も解くことができます。間違えた問題だけを復習できる機能も搭載されているので、復習にも便利です。

その他の便利な機能として、「AI問題復習」機能がついています。自分が解いた問題の成績・回数に合わせて、AIが次回復習日を設定し、その日復習するべき問題を自動で出題します。復習する問題やタイミングに悩むことなく、効率的に実力アップできます。さらに、手動で問題の条件を決められるカスタムモードも搭載。「前回間違えた問題」「この科目だけ」等の細かい条件も設定できます。

もっとも、受講生のフォローという点については、他の受験生の勉強時間などを確認することができる勉強仲間機能や、自分の学習時間や進捗状況を確認できる学習レポート機能などが充実しています。モチベーションを維持するためにもってこいの機能になっています。モチベーションを維持するためにもってこいの機能になっています。また、2024年度より、追加オプションで学習Q&Aチケットを購入して、講師に質問して疑問点を解消できるようになりました。

デメリットとしては冊子版テキストが用意されていない点ですが、移動中の学習がメインの方には大きなデメリットとはなりません。お求めやすい講座料金となっているので、特にこだわりがない限りはスタディングの講座の受講を検討してみましょう。

メリット
デメリット
  • 料金が安い。
  • スマホやタブレットでの学習に向いている。
  • 冊子版のテキストがない。

私は実際に、スタディングの、同じIT系資格の応用情報技術者試験講座に申し込み利用した経験があります。↓のレビュー記事も併せてご覧ください。

資格の大原

充実した試験対策講座を提供しているのが、「資格の大原」です。

学習プランは、合格コースが用意されています。

コース名受講形態価格(税込)
合格コース教室通学27,700円
映像通学・Web通信21,000円
DVD通信23,300円

コースに申し込むと、必要な教材が発送されます。

資格の大原の講義では、講師が黒板に書く時間や受講生がそれをノートに書き写す時間を短縮するため、プレゼンテーションソフトで作成したスライドを黒板に直接投影する講義を展開しています。これにより、無駄な時間の大幅な短縮に成功し、効率的な学習を実現しています。

情報処理技術者試験ではコンピュータ内部の処理など目にすることが少ないためにイメージしづらいテーマもあります。そこで大原ではプレゼンテーションソフトのアニメーションを利用した分かりやすい講義スタイルを実施しています。

また、講義では、必要に応じて図表を用いつつ解説くださるので、理解が捗ります。

また、大原は質問制度が充実しています。「Zoom」・「電話」・「メール」の3種類から質問方法を選択できます。質問するのに追加料金は不要です。Zoomを用いる場合には、講師とマンツーマンで画面を共有しつつ質問しつつ疑問点も解消できるのがメリットです。

質問回数に制限がなく、何回でも質問することが可能です。質問をたくさんする方にはおすすめです。

デメリットとして、資格の大原の講座料金は他校と比較すると、比較的高めです。もっとも、教室講座を提供している点も踏まえると、コスパは他校に負けていません。講座料金を特に気にせず、充実したサポートを受けたい人にはオススメの予備校です。

メリット
デメリット
  • 多様なコースが用意されている
  • 質問回数が無制限
  • 料金が高い

クレアール

資格指導歴が54年にわたるクレアールは、ITパスポート試験講座を提供しています。

コース名価格(税込)
ITパスポート試験合格コース11,000円

クレアールの特徴は、「非常識合格法」を取り入れていることです。

正答率40%以上の問題を確実に得点できるような学習スタイルになっているため、要点を絞って効率的に学習できます。

IITパスポート合格講座は、4STEPで構成されています。

  1. 「基礎期」:基本講義動画(63単元)を視聴し、知識をインプット
  2. 「基礎期」:問題集で知識をアウトプット
  3. 「直前対策期」:総合テスト+直前重要用語集
  4. 「本試験」

テキストはクレアールの独自のテキストを用います。3色刷テキストで、内容がわかりやすく評判が高いです。テキスト・問題集が完全連動しており、チャプター毎に区切って学習できるので、学習のメリハリがつけやすくなっています。メモを書き込んで自分だけの復習用教材を完成させることができます。

本講座は、「古森 創(こもり そう)」講師<ストラテジ 講義担当>と、「川村 匡弥(かわむら まさや)」講師<マネジメント系・テクノロジ系 講義担当>の2名が担当します。

古森 創 講師 プロフィール

中小企業診断士として、長年多くの企業の売上改善等の支援に携わる、スペシャリスト
ソニー株式会社にて、マーケティング、営業、経営監査、新規事業開発に従事した後、2009年中小企業診断士として独立開業。ソニーでの経験をベースとして、「売上改善プログラム」「新規事業開発推進支援」を中心にコンサルティング・セミナー・研修のサービスを提供。著書に『新規事業開発成功への80ステップ』(三修社)など。

https://www.crear-ac.co.jp/it/course/itpassport_course/#index_id4

川村 匡弥 講師 プロフィール

IT企業等での豊富なSE経験に加え、講師経験も兼ね備えた、中小企業診断士資格も持つITのエキスパート
キヤノンITソリューションズ株式会社にて、総合電機メーカーや大手電力会社などの基幹システム構築に従事。その後コンサルティング会社にてPMOとしてシステム導入案件に複数携わる。独立後は企業への伴走支援および研修講師として活躍。中小企業診断士、情報セキュリティスペシャリスト(旧試験)保持。

https://www.crear-ac.co.jp/it/course/itpassport_course/#index_id4

クレアールの講座は受講生のフォロー体制も充実しています。講義を担当している講師にメールで無制限に質問ができます。講師から直接回答が貰えるので、学習上の疑問点を残さず学習できます。

料金が安いにも関わらず、テキスト・講義の質が高く、受講生のフォロー体制も万全です。目立ったデメリットはありませんが、強いて言うなら問題演習量が不足する点ですが、あまり気になりません。

メリット
デメリット
  • テキスト・講義の質が高い。
  • 質問回数が無制限。
  • 問題演習量が若干不足する。

iTEC

iTECは、情報処理技術者試験の各試験の対策講座を提供しており、ITパスポート試験対策のコースは4つ用意されています。

コース名価格(税込)
ITパスポート スタンダードコース11,000円
ITパスポート プラクティスコース8,800円
宿題メール2,200円
模擬試験1,650円

iTECのITパスポート試験講座は、他校と比較して料金が低めに設定されています。講座料金の安い予備校を検討している方は特にiTECがオススメです。

ITパスポート スタンダードコース」に含まれる講座は以下の通りです。

iTECは、通信講座ではありますが、自宅のみならず移動中、外出先でも学習できるよう最適化されています。例えば、自宅ではじっくり書籍を読む、移動中はスマホで問題演習、外出先はタブレットで学習、など使い分けもできます。

学習STEPは3段階に設定されており、各ステップを踏んでいくにつれて、合格に必要な知識が身に付くようになっています。

講座は、Youtube上にて無料で視聴できます。

投影されている資料の内容は分かりやすく、また下には字幕が付いているので、非常に見やすいと感じました。テキストと併せて視聴することで内容の理解が進みます。

その他、通信講座ではあるものの、受験生からの質問を受けているなど受験生フォロー体制も整っています。

デメリットとしては、講座で用いるテキストが、全範囲を網羅的に掲載したテキストではなく、やや分かりにくい点です。もっとも、講義やテストと並行して学習することでカバーすることは可能です。

メリット
デメリット
  • 料金が安い。
  • テキストの質が若干低い。

フォーサイト

フォーサイトは、累計受講者数36万人を突破するなど、近年知名度が上がっている通信予備校です。基本情報技術者試験の講座も取り扱っています。

コース名値段(税込)
ITパスポート スピード合格講座16,800円

主な講座内容(教材)は、5つです。

  • 「基礎講座(ビデオ講義、テキスト)」
  • 「問題集」
  • 「本試験形式問題集」
  • 「模擬試験」
  • 「eラーニング ManaBun
https://www.foresight.jp/it/price/

カリキュラムの体系として、「基礎講座」のビデオ講義とテキストで知識をインプットしながら、「問題集」や「本試験形式問題集」掲載の過去問を解いてアウトプットすることで知識を定着させ、「模擬試験」で実力を確認して弱点を克服するという流れになっています。

フォーサイトの一番の特徴は、「フルカラーテキスト」です。

このフルカラーテキスト業界初です。フルカラーにすることで読みやすくなっており、また図表やイラストも多く挿入されており、内容の理解が進みます。文字を読むのが苦手な方には特にオススメできます。

その反面、色使いがゴチャゴチャしていて、逆に読みづらい、と感じる方もいると思います。

フルカラーテキストには好みがあると思いますので、皆さん自身の目で確かめてみてください。

各講義のサンプルは、YouTubeよりご試聴できます。

講義動画の中では、画面にフルカラーテキストを表示した上で、重要箇所については講師がテキスト上にアンダーラインを入れたり丸で囲んだりしつつ講義を進めてくれます。

フルカラーテキストを元に講義がなされるため、非常に分かりやすいです。

講師は「藤岡恵樹」先生です。非常に丁寧な説明をされます。声も綺麗で、聞き取りやすいです。

藤岡恵樹講師 プロフィール
【生年月日】1990年12月19日
【出身】千葉県出身
【血液型】A型

早稲田大学人間科学部卒業後、IT企業に就職。
基本情報技術者試験、ITIL、LPICの資格を取得。

【座右の銘】学びて思わざれば罔(くら)し。思いて学ばざれば殆(あやう)し。 本や人から学ぶだけで、その学びを自分の考えに落とさなければ、何も身につかない。 しかし、考えることばかりで人から学ぶことを怠ると、独断的になって危険である。

【趣味】野球観戦、将棋、珈琲(ハンドドリップ)

【尊敬する人】野村克也監督

https://www.foresight.jp/fe/teacher/

なお、講義動画は、等倍速のほか、1.5倍速での再生も可能です。音声ダウンロードも可能となっています。

その他、フォーサイトの大きな特徴は、特許取得のeラーニングシステム「ManaBunです。

パソコン、スマホやタブレットを利用して、好きな時間・場所で、講義を受講したりテキストを閲覧できます。

そのほか、理解度の定着ができる確認テスト一問一答集、単語カードの利用、そのほかお知らせ事項の確認学習スケジュールの作成などの機能があります。

私も実際に使用しましたが、非常に画期的なシステムだと感じました。

なお、フォーサイトは補足資料・副教材のボリュームが多いです。学習を始める前に読む「学習マンガ」や、学習計画達成をサポートする「合格手帳」が付属されます。こういった付属品が付いてくるのもお得感がありますね。

その他、eラーニングManaBun」を通じて、講師に質問をすることで、疑問点を解消できます。もっとも、本講座の場合、質問回数は5回までに制限されています。疑問点を講師にたくさん質問して解消したい方の場合、質問回数が足りない可能性があるので注意が必要です。

フォーサイトによると、年間の平均質問回数は3回のようです。

基本情報技術者試験の予備校の中では、講座料金は安い方に分類されます。鮮明なフルカラーテキストを用いて学習したい方にはフォーサイトがおすすめです。デメリットとしては、質問回数に制限がある点、講義時間が短い点ですが、質問はそこまで多くなく、テキスト中心に学習したい方には大きな問題ではありません。

メリット
デメリット
  • フルカラーテキスト
  • 質問回数が5回まで。

TAC

各資格試験で有名な大手予備校のTACも、ITパスポート試験の講座を提供しています。

主に2つのコースが用意されています。

スクロールできます
コース名/講座料金(税込)教室講座/ビデオブース講座Web通信講座DVD通信講座
本科生(Webテストなし)27,000円25,000円28,500円
本科生(Webテストつき)29,000円27,000円30,500円
ITビギナーズパック
<ITパスポート+
情報セキュリティマネジメント>
39,500円39,500円41,500円

TACの講座内容は、主に3つで構成されています。

  • 「基本講義(全14回)」
  • 「総合実力テスト(1回)」
  • 「Webテスト(3回)」

講義のサンプルは、YouTubeよりご試聴できます。まるで学生時の授業のように、黒板を用いて内容を説明してくださいます。

講師は、「三ッ矢 眞紀講師(みつや まき)」講師です。ハキハキと喋られるので、非常に聴きやすいですね。

また、各種講義では、テキストはTACオリジナルのテキストを用います。

https://www.tac-school.co.jp/library/00006dougaChannel/2pGmrQ4Inj4.pdf

合格に必要な知識を理解しやすい順序に整理し、コンパクトにまとめ、図表を使いながら分かりやすく解説していきます。必ず押さえるべき重要事項はゴシック(太文字)で表記しているため、メリハリをつけた学習が可能です。テキストは白青2色刷りですが、講義を聴きながらマーカーや書き込みも可能なので、自分だけのテキストを作成できます。

その他、メールや教室での講師への質問制度・webフォロー制度完備・音声ダウンロード機能など、受講生フォロー体制も充実しています。

通信校と比較すると、講座料金が高いですが、通学コースあり・質問制度・各種フォロー体制も考慮すると納得の価格設定になっていると感じます。充実した講座内容で学習したい方は、TACを選びましょう。

メリット
デメリット
  • 通学コースがあり、クラスも多い。
  • 料金が高い。

ユーキャン

数多くの資格試験を扱うユーキャンも、ITパスポート試験を取り扱っています。

コース名料金(税込)
ITパスポート講座一括払い:26,000円
分割払い:2,680円×10回(10ヵ月)総計:26,800円

主な教材は、4つです。

  • メインテキスト1冊
  • 過去問CD-ROM1枚
  • ガイドブック
  • 添削課題一式(模擬試験2回、修了課題1回)

わずか4ヵ月でITパスポート試験の合格が狙えるカリキュラムとなっており、試験突破の重要箇所を徹底分析したテキストで、効率よく学習できます。

テキストは、ユーキャン独自の「ITパスポート試験対策テキスト」を用います。2色刷で見やすいテキストです。

テキストは解説動画と連動しています。1本あたり3分程度のオリジナル解説動画を、テキストと併せて視聴することで、効率よくポイントがつかめます。お手元のスマホでいつでも視聴できるので、移動中の学習にも最適です。

テキスト学習の後は演習問題に挑戦し、必要な知識が習得できているか確認します。演習問題に取り組むことで、出題傾向を把握し、自分の苦手分野にもしっかり対策できます。CD-ROMには、約800の問題と解説が収録されています。※CD-ROMと同じ内容は、ダウンロード版でも学習できます。

添削課題は、全3回分(模擬試験2回分と修了課題1回分)が用意されています。添削は本試験と同様、CBT試験形式で行われるため、試験本番の出題形式に慣れることにも役立ちます。Web添削による自動採点で、自分の弱点が一目瞭然になるので、効率的な復習が可能となります。

その他、特筆すべき機能は以下の3つです。

サポート名称サポート内容
学習スケジュール自動管理学習進捗と残りの学習期間から、その週に学習すべき課題を表示。
ペース配分が自動的に行われ、スケジュールが調整される。
また、課題の消化率や残りの課題数から、
合格に向けた現在地が一目瞭然で、モチベーションも維持できる。
質問サービスメールや郵便で学習上の疑問点を質問できる。(1日3回まで
試験終了までの指導当講座の標準学習期間は4ヵ月ですが、
受講開始から6ヵ月まで、すべてのサポートが受けられる。
(添削指導・質問指導・情報提供など)

ユーキャンの講座は通信講座の中では比較的高額な部類に入りますが、添削が3回分あることから添削を多く受けたい方には特におすすめです。

メリット
デメリット
  • 添削課題が3回分ある。
  • 通信講座の中では高額。

BizLearn

eラーニングが特徴のBizLearnも、ITパスポート試験の講座が用意されています。

コース名講座料金(税込)
ITパスポート試験 合格総合対策コース15,400円

Bizlearnの講座内容は、主に2つで構成されています。

  • 「実力養成レッスン」 
  • 「徹底対策演習」

実力養成レッスンでは、テキスト形式で学習して試験の合格に必要な知識を習得します。テキスト→動画⇨Pop Quizで学習をし各章の最後にあるエクササイズに取り組みます。疑問点は専任チュータに質問して解決することで、試験合格に必要な知識を身につけます。

Pop Quiz
エクササイズ

そして、徹底対策演習にて、科目A・科目Bの問題に出題される各ジャンル(実力養成レッスンと同じ)について、過去問題を解き、合格するための実力をつけます。

BizLearn の講座の特徴は、合格する為のeラーニングチュータによる個別指導です。

Bizlearnが制作したeラーニングは、オンライン完結学習の為、学習をした全てのデータが蓄積されます。その学習データをもとに合格まで効率よく学習を進めることができます。学習データから見える各分野ごとの成績をレーダチャートで表す機能や、同じ問題を間違えた時に記憶される弱点克服機能など多機能なeラーニングで学習をすることができます。

また、Bizlearnの講座は受講者1人ひとりに担任のチュータがつき、わからない問題は期間中何度でも質問をすることができます。

Bizlearnは低価格であるにもかかわらず個別チューター制度を対応しており、無制限で学習上の疑問点を質問できる点がメリットです。ただ、講義がないので、音声学習をしたい方には不向きです。紙のテキストも発行されないので、机上での学習がメインの方にはやや不便です。もっとも、eラーニング等の機能は充実しています。問題演習をメインに学習したい方はBizlearnがオススメです。

メリット
デメリット
  • 個別チューター制度あり。
  • 動画講義なし。
  • 紙のテキストの発行なし。

独習ゼミ

独習ゼミは、ITパスポート試験に関する講座を取り扱っています。

コース名料金(税込:通信Web)
ITパスポートコース9,900円

独習ゼミでは、テキストによる知識のインプット」→「動画で理解を促進」→「Webテストのアウトプット」→「テスト結果分析」の一連のサイクルを回しつつ学習を進めていくスタイルです。

各項目を学習した後すぐにテストで理解度を確認できるため、理解が定着します。

メインテキストは、Web版でも閲覧できます。

2色刷テキストで内容も分かりやすく、定評があります。

Webテストの問題は600問以上収録されており、問題量の豊富さは随一です。

テスト結果は解答率も元に詳細に分析されます。現在の自分の実力を見える化でき、自分の苦手なポイントが分かります。

講義動画は40本あり、公式HPより無料で視聴できます。

講師は、「城田 比佐子(しろた ひさこ)」先生が務めます。

城田 比佐子講師 プロフィール 

基礎~応用までわかりやすく伝えることができる人気講師

大手商社にてITシステムの企画を担当した後、独立。大学、専門学校をはじめ、各企業の情報処理教育を携わる。ITパスポートから応用情報・高度試験までの豊富な講義経験から基づく、試験で必要なポイントを伝える人気講師

https://www.seplus.jp/dokushuzemi/ec/ap/

講義ではハキハキと喋られるので、聞き取りやすいです。

その他、アプリには学習計画の作成やモチベーションの維持に最適な「スケジュール管理機能」等も搭載されています。

講座料金が比較的安い、数多くの問題を演習できる点がメリットですが、講義の時間が他校と比較して若干短く、また講師への質問ができない点には注意が必要です。

メリット
デメリット
  • テスト問題量が豊富。
  • 講師への質問は不可。

LEC

大手予備校のLECも、基本情報技術者試験の講座を提供しています。コースは2つ用意されています。

コース名料金(税込:通信Web)
ITパスポート試験 合格講座20,000円22,000円
ITパスポート試験 スマート合格講座10,000円12,000円

LECの講座は通学コース」が用意されていないので、注意が必要です。

講座内容(教材)は、主に以下の5つで構成されています。

  • 「オリエンテーション」
  • 「インプット編(ストラテジ系・マネジメント系・テクノロジ系)
  • 「確認テスト」
  • 「問題演習」
  • 「模擬試験」

「ITパスポート試験 合格講座」のインプット編の学習時間が23時間、「ITパスポート試験 スマート合格講座」のインプット編の学習時間は15時間と違いがあります。

講義のガイダンスはYouTubeより無料でご試聴できます。「ITパスポート試験 合格講座」の講師は、「小船 幹生」先生で、「ITパスポート試験 スマート合格講座」の講師は「黒川 貴弘」先生です。

黒川 貴弘 講師:プロフィール

株式会社フロントビジョン取締役 / 株式会社At Film顧問
中小企業診断士 / 応用情報技術者取得IT経営戦略と実務のプロフェッショナル 中小企業診断士など資格試験受験指導のトップ講師
システムエンジニアから2011年にITコンサルタントとして独立起業。
アウトドアブランド立ち上げ、WEB事 業・映像事業などの一般事業の多角化展開を自身で手掛け、実践重視型のコンサルティングサービスを提供。
さらにYoutuber、船舶事業など活動の幅を広げている。
LECにおいては中小企業診断士講座の講師として10年以上登壇。
「経営情報システム」科目リーダー、2次試 験制作リーダーなどを務め、ITパスポート試験対策講座や企業向けDX研修・ITリテラシー研修等でも多くの登 壇実績を持つ。
実務と資格試験対策のプロフェッショナルとして本講座の企画から登壇までを担当。

LEC公式:https://www.lec-jp.com/fe/

小船 幹生 講師:プロフィール

京都大学理学部を卒業後、京都大学大学院 理学研究科 高エネルギー物理学専攻 修士課程を修了、同大学院博士課程に進学。
在学中CERN(欧州原子核研究機構)の留学研修プログラムを経験した際、日本のITリテラシー、プロフィシエンシーの低さを実感し、教育業界へ転身。
現在は予備校や中高一貫校の数学・情報科講師のほか、大学では統計学・情報系資格の講座で登壇。難関大学・医学部向けの受験雑誌『蛍雪時代』(旺文社)での執筆業や、大学向け物理・化学・生物のe-ラーニング講座制作も行う。
中学~高校~大学と幅広い教育経験を活かし、試験で結果を出すための『生徒目線で実践可能な』メソッドを用いた授業を得意とする。自身も東大模試で1位を取り、東京大学理科3類に合格。広く教育業に携わる傍ら、AIソフトウェア開発、量子コンピュータ開発の研究活動も継続中。

https://www.lec-jp.com/it/

教材は、LECのオリジナルテキストを用います。テキストは白黒なので、分かりやすいとは言い難いですが、講座で用いるWebスライドと併用することで、理解度が進みます。

LECのITパスポート試験講座は、通学コースが用意されていない点、テキストが白黒2色刷の点がデメリットですが、大手予備校にもかかわらず安価な値段でコスパよく受講できる点はオススメです。

メリット
デメリット
  • 大手予備校にも関わらず、値段は安め。
  • テキストが白黒2色刷。

産業能率大学

産業能率大学では、ITパスポート試験の講座を取り扱っています。

コース名料金(税込)
ITパスポート試験対策20,900円

カリキュラム・教材は主に6つで構成されています。

  • 「テキスト」:1冊
  • 「問題集」:3冊
  • 「Webテスト」:1回
  • 「実力テスト」:3回

本コースはTACと提携しているので、TACの講座で使用するテキストを本講座でも使用します。試験の出題範囲にあわせて構成されたテキストと問題集で、初学者の方でも無理なく学習することができます。

テキストは分かりやすいものの、同テキストはTACの講座でも使用します。Webテストや実力テストはあるものの、講義や質問制度はなく、講座料金もそこまで安くはないので、本講座自体のメリットはあまり感じられませんでした。

メリット
デメリット
  • 実力テスト等で理解度を確認できる。
  • 講義がない。

Udemy

210,000以上のコースを提供するUdemy(ユーデミー)も、ITパスポート試験の講座を取り扱っています。

現時点で3つ程の講座コースが用意されています。

コース名料金(税込)
現役講師が教える【ITパスポート試験】
60日合格を目指すための講義&過去問300全解説&指導メール
3,600円
ITパスポート最速合格コース~効率的な学習で0から合格まで~7,000円
【ITパスポート試験】4年連続売上No.1『ITパスポート絶対合格の教科書』
著者による「絶対合格のコース」
11,800円

本記事で紹介する予備校・通信校の中で最安の料金プランです。

講座は、以下のリンクより無料で視聴できます。最安プランの「現役講師が教える【ITパスポート試験】
60日合格を目指すための講義&過去問300全解説&指導メール」の講師は、「石田宏美」先生です。

https://www.udemy.com/course/it-passport/

石田宏美講師 プロフィール

・著書に「ゲーミフィケーション」(大和出版)
・応用情報技術者試験の書籍を執筆中(冬に出版予定)
・「週刊 東洋経済」2023年4/29・5/6合併特大号に4ページ寄稿
・ITパスポート試験 合格
・情報セキュリティマネジメント試験 合格
・基本情報技術者試験 合格
・応用情報技術者試験 合格
・データベーススペシャリスト試験(旧 テクニカルエンジニア データベース)合格

デジタルプランニング株式会社 代表取締役社長。

8年間のサラリーマンプログラマを経て、2007年に独立。2009年にデジタルプランニング株式会社設立。

インターネットマーケティングに有用なソフトウェアを自社開発。
斬新な発想のソフトウェアとして、日本中で話題となる。

またfacebook関連のWEBサービスを2012年に発表し、わずか3日で2万人が使用するヒット作となる。

その他にもSNS関連のソフトやサービスを多数発表。

ネット集客の知識はもちろん、ネットを使わないいわゆる「リアル」集客も得意とし 札幌で100人、200人規模のイベントを単独で何度も成功させている。

その実力が認められ、大和出版から「ゲーミフィケーション」を出版。

https://www.udemy.com/user/shi-tian-hong-shi2/

図や表が掲載されたスライドを用いて講義が始まります。スライドの内容はとても分かりやすいので、理解が捗ります。

紙のテキストや問題演習機能はありませんが、最安の講座を選択したい方にはUdemyがオススメです。

メリット
デメリット
  • 講座料金が最安。
  • 紙のテキストや問題集はない。

資格スクール大栄

資格スクール大栄も、基本情報技術者試験の講座を提供しています。様々な資格を取り扱う大栄だけにノウハウは取り入れられていますが、講座料金は、入学金を含めると77,539円で、他校と比較すると圧倒的に高い点がデメリットです。

大栄では、講座プランの詳細は公式HPに掲載されていないため、まずは資料請求してみることをオススメします。

メリット
デメリット
  • 大栄のノウハウが詰まっている。
  • 講座料金が圧倒的に高い。

まとめ:自分にあった予備校・通信講座を選びましょう。

基本情報技術者試験のおすすめ予備校・通信講座を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

学習の進捗度や、重視したい事項によって、おすすめの予備校は異なります。本記事を参考に、自分に合った予備校の講座に申し込んでみましょう。

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