どうもみなさんこんにちは、Flybirdです。
私は、2021年3月14日に受験したITパスポート試験に無事合格することができました。
そこで、ITパスポート試験の合格体験記を記載します。あわせて、試験成績や、合格発表までの流れについても解説します。
これからITパスポート試験を受験する方の参考になりますと幸いです。
受験理由
まず、私のITパスポート試験の受験理由についてお話しします。理由としては、主に5点ありました。
副業に使えると考えたから。
これが一番大きい理由です。
昨今、様々な企業が副業を解禁していることに伴い、私も新しく副業を始めたいと思っていました。副業について調べてみたところ、メジャーな副業は「プログラミング」や「web作成」などの、PCを使うものがほとんどでした。プログラミングやweb作成などを始めるにあたって、IT分野に関する知識が欠かせないと感じました。
IT関連の知識を身につけることのできる資格を探していたところ、IT関連の資格で比較的難易度の低い『ITパスポート試験』という試験があることがわかったので、まずはITパスポートの勉強を始めました。
将来的に就職に役立つのではないか?と考えたから。
これからは大企業にいれば安泰、という時代ではありません。将来的に転職を考えることもあるかと思いますが、現在成長産業の『IT業界』への転職を視野に入れておきたかったです。
他業界からIT業界に転職することを考えた場合、「IT」に関する知識はある程度は必要になってくると考えられます。その能力が一定程度担保されるのではないかと思い、「ITパスポート試験」を受験しました。エンジニアとして就職しない場合でも、IT業界に転職する以上、ITに関する知識は活かされるのではないかと感じています。
PC・スマホ等の電子機器のスペックを一定程度理解できるようになりたかったから。
私は、PC含めた電子機器に疎いです。しかし、ITパスポート試験の勉強を始めた結果、「RAM」「ROM」「マルチコア」といった携帯電話やPCの性能を表す用語が理解できるようになりました。
携帯電話やPCを購入する際に、「RAM」や「ROM」などの知識があれば、この端末はコスパが良いものなのか、判断できるようになります。
合格率が高く、必要勉強時間も少なさそうだったから。
私は文系出身です。IT関連の資格ですと理系の方がライバルになるので、合格が難しいように感じました。
ただ、ITパスポート試験の合格率は約50%です。IT試験の中では一番合格率が低く、最初のとっかかりには丁度よいのではないか、と感じました。
国家試験であり、一定程度の能力が担保される試験だと感じたから。
資格の種類は、主に「国家資格」「公的資格」「民間資格」の3つがあります。このうち「国家資格」が一番権威性があり、信頼できる資格だと思います。
合格率が比較的高い試験であるにもかかわらず、ITパスポート試験は「国家資格」に当たります。なので、合格することができれば、ある程度の能力の証明になると感じました。
受験→合格発表→合格書送付まで
実際に試験に申し込んでから合格するまでの流れを説明します。
試験申込日:2021年2月14日(試験の1ヶ月前)
ITパスポート試験の存在を知ったのち、早速試験に申し込みました。
ネット等で調べると、ITパスポート試験は、約100時間程度で合格可能、とのことでした。毎日2時間ほど勉強すれば1ヶ月で60時間程度勉強できる、ということもあり、丁度試験の1ヶ月前を目処に、試験に申し込みました。
CBT方式試験の場合、試験を受け終わった時点で試験結果が確認できます。
試験日:3月14日
試験日に、あらかじめ申し込んでおいた希望受験会場に向かいました。
試験時間は2時間です。試験後には、結果画面が表示され、すぐに結果を確認できます。結果を確認したところ、「合格」できていました。
合格発表日:4月14日(※試験日翌月の15日前後)
ITパスポート試験は、月初から月末の1ヶ月間の試験結果を一旦取りまとめた上で、翌月の15日前後に、前月分の試験の結果がまとめて発表されます。
つまり、月の1日に受けても30日に受けても、合格発表日は変わらない、ということになります。
公式サイトより、結果を確認…。
結果は、↓のサイトより確認できます。
https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/html/openinfo/pass.html
なお、私の受験番号は↓の通り「IP2102Q3E3」でした。
サイトには、合格者番号が、合格者の先頭番号順に掲載されています。↓
先頭番号「IP2102」の中から「Q3E3」を見つけることができました。
合格者番号の確認の方法が少しややこしいですが、無事に合格を確認できました。試験結果は試験を受けた直後に確認できるものの、改めて合格者番号を確認できて、ほっとしたのを覚えています。
ITパスポート試験の合格点は「60%」に設定されていますが、私は7割5分得点できていました。
「ストラテジ系」、「マネジメント系」、「テクノロジ系」、いずれも7割強で、バランス良く得点できていました。
合格証到着:5月15日(合格発表から約1か月後)
合格証が手元に届いたので、合格発表日から約1ヶ月後の5月15日でした。念の為、合格証書の写しを添付しておきます。
国家試験のため、経済産業大臣名義となっています。
合格確認日(試験日)から合格証書到着まで約3ヶ月もかかる。
以上見てきた通り、試験日から合格証書到着まで約3ヶ月かかります。忘れたころに合格証が届くイメージです。
合格までに必要な勉強時間は?
勉強を開始したのが試験の1ヶ月前で、勉強時間は、平日は1~2時間程度、休日は2~3時間程度でしたので、私が合格までに要した勉強時間は50〜60時間程度になります。
私はあらかじめ日商簿記2級に合格しており、財務諸表に関する分野の勉強が不要だったことや、行政書士試験にも合格しており、法律に関する勉強もほぼ不要だったため、一般的に必要とされる勉強時間がある勉強時間よりは少なかったです。
関連資格を取得されている場合は、合格に必要な勉強時間は少なくなります。
使っていたテキスト
私が使っていた教材は2つのみです。ITパスポート試験はそこまで難易度の高い試験なので、コスパよく合格できたのではないかと思います。
①ITパスポート試験 直前対策 1週間完全プログラム
知識のインプットに使っていたテキストです。
この本の特徴は、とにかく軽い&コンパクトなことです。大きさはB6サイズで、手に収まる大きさで、持ち運びも簡単です。テキストを選ぶにあたり書店に赴きテキストを探しましたが、本テキストが一番コンパクトだったので、購入することにしました。合格率が高い試験にも関わらず、ITパスポート試験のテキスト・参考書はなぜか分厚いものが多いですが、このくらいの大きさのものであれば全く問題ないです。
なお、テキストには漫画形式のものもあります。私はあまり好みではありませんでしたが、人によっては漫画形式のテキストを選んでもOKです。
デメリットといえば、コンパクトなテキストのため情報量がやや少ないことです。もっとも、足りないと思った部分は自分でテキストに内容に追記すればOKなので、使い方でカバーしましょう。
②ITパスポート試験ドットコム(サイト)
https://www.itpassportsiken.com/
過去問演習などのアウトプットは、本サイトを利用していました。
本サイトのメリットは、過去問演習が無料で解ける点です。本サイトを利用すれば、ITパスポート試験の過去問題集を購入する必要がなくなります。
本サイトに過去問が11年分掲載されています。年度別にも分野別にも分けられています。過去問を年度別に解くことも分野別に解くことも出来ます。また、クイズ形式で選択肢をクリックして問題を解くことができ、選択肢に対して「正解」「不正解」とその解説が表示されます。
ITパスポートサイト「No.1」のようですが、十分うなずけるクオリティーとなってます。
今後の目標
はい、いかがでしたでしょうか。
ITパスポート試験は、合格率も高く、CBT方式で気軽に受験できる試験です。
本記事を参考に、みなさんも合格を目指して下さい。
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