どうも皆さんこんにちは、Flybirdです。
FP試験は1級〜3級までありますが、まずは3級から学習に取り掛かる人が多いと思います。
FP3 級の勉強を独学で行う場合、学習を開始するにあたり、まずは「自分に合うテキスト」を選ぶことが重要です。とはいっても、市販のFP3級用のテキストの種類は膨大にありますので、どのテキストを選んでよいか悩んでいませんか?
そんな私が、本記事でFP3級のおすすめテキストを紹介します。テキストを購入するにあたり、本記事が少しでも参考になりますと幸いです。
おススメできるテキストは「5種類」
FP3級用の市販のテキストは様々な種類がありますが、おすすめできるテキストを、以下の5冊に絞りました。
テキスト名 | ![]() FP3級合格のトリセツ | ![]() みんなが欲しかった! | ![]() 受かる!FP王道テキスト | ![]() 1冊目の教科書 | ![]() FP3級きほんテキスト |
著者 | LEC | TAC | フィナンシャルバンク インスティチュート | LEC | ユーキャン |
ページ | 483p | 460p | 480p | 224p | 448p |
こんな方におすすめ | 特にテキストには こだわりがない! | 図やイラスト多めの テキストが欲しい! | 王道のテキストが 欲しい! | コンパクトな テキストが欲しい! | ペースメーカーが 付いているテキスト が欲しい! |
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選定基準
数あるテキストの中から5冊に絞りましたが、その選定基準は、以下の2点です。
- フルカラー
- 説明の分かりやすさ・簡潔さ
フルカラーテキスト
テキストについて、特にこだわりがなければ、なるべくフルカラーのテキストを選ぶべきです。青・白や赤・白の2色刷りのテキストもありますが、見た目では圧倒的にフルカラーテキストの方が見やすいです。
説明のコンパクトさ
内容の説明については、当然ながら説明・解説が分かりやすいものが良いです。FP3級試験の場合、細かい部分まで負荷要らなくても合格は可能なので、コンパクトに説明がまとめられているテキストの方が良いです。
各テキストの詳細を解説
本記事で紹介するテキストの特徴に関して、簡単にまとめました。
LEC:FP3級・AFP 合格のトリセツ 速習テキスト 2022-2023年
こちら、LECが出版している「トリセツ」シリーズのFP試験用の基本テキストになります。

項目ごとに重要度ランクが付されており、優先的に学習すべき内容が把握できます。ページの右余白部分には「ズバッと解説」や「ナビゲーション」もあり、試験で問われやすい重要ポイントを確認できます。
テキストの構成・レイアウトはスタンダードで、万人におすすめできる内容になっています網羅されている情報量についても申し分なく、本テキストの内容を正確に暗記できれば確実に合格できます。
「本テキストに掲載されていない内容は、他の人も解けない」と割り切ってもよいでしょう。
また、電子版書籍も出版しているので、電子版テキストを使って勉強したい方にもおすすめできる1冊です。
デメリットを上げるとすれば、冊子版のテキストは厚いので、持ち運びに不便です。もっとも、情報量が多いことの裏返しなので、そこまでデメリットとはいえないかもしれません。
この基本テキストを選んだ場合、必要に応じて、以下の問題集も購入しましょう。
TAC:みんなが欲しかった! FPの教科書 3級・AFP 2022-2023年
こちらはTACが出版しているテキストになります。
著者の滝沢ななみさんは、「スッキリ分かる」シリーズなどの様々な資格試験用の書籍を出版しており、有名な方です。

様々なテキストを出版しているTACのテキストということもあり、内容の網羅性に関しては申し分ないです。
他のテキストと比較して、図表やイラストを用いた説明が多いです。文章の量は少なめなので、図表がたくさん掲載されているテキストが欲しい方には、1番おすすめできるテキストです。
また、本テキストには情報量が多く、厚いテキストになっていますが、2分冊にすることができ、分冊することで、多少持ち運びしやすくなっています。
なお、他の「みんなが欲しかった!」シリーズのテキストにも言えることですが、上のレイアウトをご覧いただくと分かる通り、コメント部分が手書きフォントになっています。個人的には、手書きフォントがあまり好きではありません。(気にならない方がほとんどだと思いますが、この点は注意が必要かと思われます。)
この基本テキストを選んだ場合、必要に応じて、以下の問題集も購入しましょう。
日本経済新聞:うかる! FP3級・AFP 王道テキスト 2022-2023年版
こちら、「日本経済新聞出版」が出版しているテキストになります。他の資格のテキストは発行していませんが、FPの王道テキストとして、人気のあるテキストです。


単元ごと「重要度」が付されており、また、必要に応じ各項目に「重要」「ココが出る」などのポイントが記載されているため、要点を絞った学習がしやすいです。
試験範囲の内容を1通り網羅しているにもかかわらず、テキスト自体は比較的薄いため、持ち運びも便利です。
1番の特徴として、文章での説明がメインとなっているということです。文章をきちんと読んで内容を理解したい方には一番おすすめできるテキストです。
ただ、逆に言えば説明が文章中心となっていることから、コンパクトな説明が欲しい方にはあまり向いていません。この点は、好みによります。
なお、電子版書籍も出版しているので、電子版テキストを使って勉強したい方にもおすすめできる1冊です。
この基本テキストを選んだ場合、必要に応じて、以下の問題集も購入しましょう。
LEC:ゼロからスタート! 岩田美貴のFP3級1冊目の教科書 2022-2023年版
LECから「トリセツ」とは別に、「ゼロからスタート」シリーズテキストもおすすめできます。

同じLECが出版していることもあり、「トリセツ」にレイアウトが似ていますが、このテキストの特徴は、タイトル「1冊目の教科書」の通り、入門書としての位置付けでもあるテキストのため、1番内容がコンパクトにまとまっています。他のテキストのp数は約450p前後ですが、本テキストはわずか224pしかありません。他のテキストの半分のp数に収めているので、必要最小限の内容しか載っていない、といえます。
FP試験の合格基準点は60%で、深い知識がなくても60%を取ることは可能ですので、本テキストの内容だけでも合格ラインに達することはできます。
まずは、基本テキストでインプットを固める、というよりも、アウトプット中心に学習し、内容を簡単に確認するために基本テキストを使用する方には、このテキストがおすすめです。
逆に言えば、他のテキストに比べるとコンパクトなため、網羅性に欠ける部分はあります。ただ、この点は、問題集や過去問で補足すればOKです。
なお、本テキストも電子書籍版が出版されています。
この基本テキストを選んだ場合、必要に応じて、以下の問題集も購入しましょう。
ユーキャン:32日で完成! ’22~’23年版 ユーキャンのFP3級・AFP きほんテキスト
様々な資格を扱っていることで有名な「ユーキャン」も、テキストを出版しています。

ユーキャンのテキストも、比較的シンプルなレイアウトで、見やすいです。図表なども多く、内容がわかりやすくまとめられています。
このテキストの1番の特徴は、タイトルの通り、各単元ごとに日付が付されていることです。1日毎に学習すべき内容がまとまっているため、勉強の進み具合を確認でき、ペースメーカーになります。挫折することのないよう、受験生に配慮のある構成になっているといえます。
本テキストの説明は初学者向けで、簡易な言葉で説明が付されています。そのため、ページ数の割に内容が少なく、人によっては物足りなく感じてしまうかもしれません。逆に言えばテキストをサクサク読み進めることができるため、勉強に慣れていない方には本テキストがおすすめです。
この基本テキストを選んだ場合、必要に応じて、以下の問題集も購入しましょう。
まとめ:自分に合ったお気に入りのテキストを選んでみましょう。
はい、いかがでしたでしょうか。
簡単に各テキストの特徴を紹介しましたが、実際どのようなテキストが合うかは人それぞれです。
出来れば、購入する前にまず書店等に赴いて、内容を確認してみましょう。
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