どうも皆さんこんにちは、Flybirdです。
FP2級試験の勉強を始めようと思った際、まずはテキスト選びから始まります。
しかし、市販のFP2級の試験のテキストの量は膨大にあります。初めての場合、どのテキストを選んで良いか分からず、テキスト選びに悩んでいませんか?
私は、2022年9月試験にて、FP2級試験に合格することができました。
そんな受験生の悩みに応えるべく、市販のテキストを自分の目で確認した上で、本記事を作成いたしました。
結論:おススメできるテキストは5種類
FP2級用の市販のテキストは様々な種類がありますが、オススメできるテキストを計5冊に絞りました。
選定基準
5冊に絞った選定基準は、以下の通りになります。
フルカラー
テキストの中身ですが、こだわりがなければ、なるべく「フルカラー」のテキストを選ぶべきです。
「2色刷り」のテキストもありますが、圧倒的に、見た目ではフルカラーテキストの方が見やすいです。
説明のコンパクトさ
テキストの記載ですが、当然ながら説明・解説が分かりやすいものが良いです。
いわゆる「辞書」のような、詳細な説明があるよりも、コンパクトに説明がまとめられている方が分かりやすいです。
各テキストの詳細を紹介
本記事で紹介するテキストの特徴に関して、簡単にまとめました。
テキスト名 | ![]() FP2級合格のトリセツ | ![]() みんなが欲しかった! FPの教科書 | ![]() 受かる!FP王道テキスト | ![]() 1冊目の教科書 | ![]() FP2級きほんテキスト |
著者 | LEC | TAC | フィナンシャルバンク インスティチュート | LEC | ユーキャン |
ページ | 585p | 592p | 472p | 240p | 556p |
こんな方におすすめ | 特にテキストには こだわりがない! | 図やイラスト多めの テキストが欲しい! | 王道のテキストが 欲しい! | コンパクトな テキストが欲しい! | ペースメーカーが 付いているテキスト が欲しい! |
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テキストの種類は「基本テキスト」「問題集」「予想問題集」に大きく分けられますが、まずは基本テキストを購入し、必要に応じて、「問題集」「予想問題集」を購入するのをおすすめします。
LEC:FP2級・AFP 合格のトリセツ 速習テキスト 2022-2023年
こちら、LECが出版している「トリセツ」シリーズのFP試験用の基本テキストになります。

テキストの構成・レイアウトは、スタンダードで、万人受けする内容のように思います。網羅されている情報量は申し分ないです。
「本テキストに掲載されていない内容は、他の人も解けない」と割り切ってもよいでしょう。
項目ごとに重要度ランクが付されており、優先的に学習すべき内容が把握できます。
また、ページの右部分には「ズバッと解説」や「ナビゲーション」もあり、気を付けるべきポイントが分かるようになっています。
また、電子版書籍も出版しているので、電子版テキストを使って勉強したい方にもおすすめできる1冊です。
デメリットを上げるとすれば、冊子版のテキストは厚いので、持ち運びに不便です。もっとも、情報量が多いことの裏返しなので、そこまでデメリットとはいえないかもしれません。
この基本テキストを選んだ場合、必要に応じて、以下の「問題集」も購入しましょう。
TAC:みんなが欲しかった! FPの教科書 2級・AFP 2022-2023年
こちらはTACが出版しているテキストになります。
著者の滝沢ななみさんは、「スッキリ分かる」シリーズなど、様々な書籍を出版しており、有名ですね。

様々なテキストを出版しているTACのテキストということもあり、内容の網羅性に関しては申し分ないです。
他のテキストと比較しても、図表を用いた説明が多いです。文章量は比較的少なめなので、図表がたくさん掲載されているテキストが欲しい方には、一番おすすめできるテキストです。
また、本テキストには情報量が多く、厚いテキストになっていますが、2分冊にすることができ、分冊することで、多少持ち運びしやすくなっています。
なお、他の「みんなが欲しかった!」シリーズのテキストにも言えることですが、上のレイアウトをご覧いただくと分かる通り、コメント部分が手書きフォントになっています。個人的には、手書きフォントがあまり好きではありません。
もちろん気にならない方がほとんどだと思いますが、私のような人間もいるので、注意が必要かと思われます。
この基本テキストを選んだ場合、必要に応じて、以下の「問題集」も購入しましょう。
日本経済新聞:うかる! FP2級・AFP 王道テキスト 2022-2023年版
こちら、「日本経済新聞出版」が出版しているテキストになります。


同社は他の資格のテキストは発行していませんが、FPの「王道テキスト」として、人気のテキストになっています。
このテキストも、単元ごとに「重要度」が付されており、また、必要に応じ各項目に「重要」「ココが出る」などのポイントが記載されているため、要点を絞った学習がしやすいです。
試験範囲の内容を一通り網羅しているにもかかわらず、テキスト自体は比較的薄いため、持ち運びも便利です。
一番の特徴として、文章での説明がメインとなっているということです。文章をきちんと読んで内容を理解したい方には一番おすすめできるテキストです。
ただ、逆に言えば説明が文章中心となっていることから、コンパクトな説明が欲しい方には向いていないかもしれません。この点は、好みによります。
また、電子版書籍も出版しているので、電子版テキストを使って勉強したい方にもおすすめできる1冊です。
この基本テキストを選んだ場合、必要に応じて、以下の「問題集」も購入しましょう。
LEC:ゼロからスタート! 岩田美貴のFP2級1冊目の教科書 2022-2023年版
LECから「トリセツ」とは別に、「ゼロからスタート」シリーズテキストもおすすめできます。

同じLECが出版していることもあり、「トリセツ」にレイアウトが似ていますが、このテキストの特徴は、タイトル(1冊目〜)の通り、とにかく「薄い」ということです。
他のテキストのp数は約500p前後ですが、本テキストはわずか240pしかありません。必要最小限の内容しか載っていない、というイメージです。
FP試験の合格基準点は60%で、深い知識がなくても60%を取ることは可能ですので、本テキストの内容だけでも合格ラインに達することはできます。
テキストでテスト範囲を網羅する、というよりも、アウトプット中心に学習し、基本テキストは「まとめ本」として使いたい方には、このテキストがおすすめです。
逆に言えば、他のテキストに比べるとコンパクトなため、網羅性に欠ける部分はあります。ただ、この点は、問題集や過去問で補足すればOKです。
なお、本テキストも電子書籍版が出版されています。
この基本テキストを選んだ場合、必要に応じて、以下の「問題集」も購入しましょう。
ユーキャン:42日で完成! ’22~’23年版 ユーキャンのFP2級・AFP きほんテキスト
様々な資格を扱っていることで有名な「ユーキャン」も、テキストを出版しています。

ユーキャンのテキストも、比較的シンプルなレイアウトで、見やすいです。図表なども適所に用いられて、内容がわかりやすくまとめられています。
また、このテキストの一番特徴として、タイトルの通り、各単元ごとに日付が付されています。1日分の学習目標がわかるため、ペースメーカーになります。挫折することのないよう、受験生に配慮のある構成になっているといえます。
本テキストの説明は初学者向けで、簡易な言葉で説明が付されています。そのため、p数の割に内容が少なく、人によっては物足りなく感じてしまうかもしれません。逆に言えばテキストをサクサク読み進めることができるため、勉強に慣れていない方には本テキストがおすすめです。
この基本テキストを選んだ場合、必要に応じて、以下の「問題集」も購入しましょう。
※おすすめの直前予想模試2冊
過去問だけでなく、予想模試も解きたい場合は、「直前予想模試」を購入してみましょう。
FP2級試験の場合、市販の予想模試の種類は少ないですが、中でも以下の2冊がオススメです。
まとめ:自分に合ったお気に入りのテキストを選んでみましょう。
はい、いかがでしたでしょうか。
簡単に各テキストの特徴を紹介しましたが、実際どのようなテキストが合うかは人それぞれです。
出来れば、購入する前にまず書店等に赴いて、内容を確認してみましょう。
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