【2023年合格目標】宅建のおすすめ予備校3選【厳選】

どうもみなさんこんにちは、Flybirdです。

管理業務主任者試験の合格には、約300時間の勉強時間が必要と言われています。300時間という数字を見て「独学では難しそう…。」と感じた方は、予備校の講座を受講してみましょう。

ただ、宅建講座を取り扱っている予備校の数は非常に多く、どの予備校を選んで良いか分からないですよね。

私は、2021年度の宅建試験に、合格することができました。

そんな宅建を熟知している私が、本記事にておすすめの予備校を3校に絞った上で、各校の特徴について、講座内容を比較検討しつつ、紹介します。予備校を選ぶ上で、少しでも参考になりますと幸いです。

目次

おすすめ3校は「スタディング・フォーサイト・アガルート」

2023年時点、宅建講座を提供する代表的な予備校・通信校は以下の通りです。

  1. スタディング
  2. フォーサイト
  3. アガルート
  4. TAC
  5. LEC
  6. 資格の大栄
  7. ユーキャン
  8. クレアール
  9. スタケン
  10. エルエー
  11. 宅建学院
  12. 日建学院

パッと挙げてみただけでもかなり種類が多く、全ての予備校・通信校を比較するのは面倒ですよね?

そこで、上記の予備校をひとまず3校に絞るとしたら、私がおすすめするのは、通信校のスタディングフォーサイトアガルートです。

当然ながら、私は3校いずれも受講経験があり、各校のメリット・デメリットを把握できております。

3校がおすすめの理由

スタディングフォーサイトアガルートは、いずれも教室を持たない通信校です。

昨今の事情もあり、学習スタイルのメインは通学学習→Web学習に変化してきています。通信校は、大手予備校と比較すると、もともとWeb受講を想定の元で講座を作成しています。

そのためにデジタルテキスト形式となっており、スマホやタブレットでの視聴がメインに作成されています。スキマ時間を有効活用して学習できるため、通勤時の学習に向いています。特に社会人の場合、通学できる人は限られると思いますし、机に向かう時間もなかなか取れない人はほとんどだと思いますが、そんな方向けに作成されています。

また、大手予備校と比較すると、教室を持たず維持費がかからないため、比較的講座料金が低めに設定されています。

費用対効果の側面で考えると、コストパフォーマンスが高いと言えます。

おすすめ3校の講座内容の比較

「スタディング」「フォーサイト」「アガルート」の講座に関して、値段・内容・受講生フォローの観点などから比較してみました。

スクロールできます
予備校


スタディング


フォーサイト


アガルート
コース名宅建士合格コース
(ミニマム・スタンダード・コンプリート)
[2023年度試験対応]
宅建スピード合格講座
2023年度試験対策
(バリューセット1•2•3)
宅建総合講座
入門総合/演習総合
カリキュラム
料金(税込)14,960円〜58,800円〜32,780円〜
基礎講座77講座(約31時間)約9時間30分約35 or 45時間
確認テストスマート問題集
※「スタンダード・コンプリート」のみ
eラーニングで実施 
(「ManaBun」)
なし
過去問講座・セレクト過去問集 
・13年分テーマ別過去問集
講義あり(4時間30分)
テキスト5冊
講義あり(約20時間)
(※入門総合カリキュラムのみ)
テキスト4冊:10年分
テキスト冊子(白黒)冊子(フルカラー)(フルカラー)
模擬試験1回分
※「スタンダード・コンプリート」のみ
科目別答練:4科目分
※「バリューセット2」のみ
2回
質問対応なしメール質問10〜20回分Facebookにて無制限
その他特典直前対策講座
※「コンプリート」のみ
・再現演習
・資格マンガ
・合格カード
・合格体験記
・学習導入
オリエンテーション
・総まとめ講座
・ホームルーム
合格実績2022年度
合格者813名
2022年度
合格者872名
合格率:75.0%
2022年度
合格率:59.5%
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各校ごとの特徴に一長一短があるので、あえて「順位づけ」はしておりません。料金・講座内容・合格実績などを比較検討して、自分に合った予備校を選びましょう!

スタディング

昨今、受講者を急激に増やしているのが、「スタディング」です。

スタディングの最大の特徴は、スキマ時間スマホやタブレット等を用いて、効率的に勉強できることです。

基礎講座だけでなく、問題演習や過去問演習なども含めて、全ての学習内容をスマホ等で学習することができるようになっています。

 

コースは3つから選択できます。いずれも、圧倒的な低価格が特徴です。

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コース・料金(税込)料金
(税込)
講座内容①講座内容②講座内容③
・基本講座
・WEBテキスト
・(冊子版テキスト)
・スマート問題集
・セレクト過去問集
・13年分テーマ別過去問集

・合格模試
直前対策講座
合格コース ミニマム14,960円
合格コース スタンダード19,800円
合格コース コンプリート23,430円

※宅建の場合、追加オプションを選択すれば、無料で冊子版テキストが手に入ります。

なお、スタディングの無料講義は、YouTubeより視聴できます。

講義は、通信講座専用に収録され、大画面の前に立ってスライドを画面に映しながら講義を進める形態です。講義では、すべて画面に映し出したスライドに基づいて解説してくれますので、ビジュアル的に非常にわかりやすいです。

講師は「竹原健」先生です。竹原さんは、ヒューマンアカデミーやクレアールなど、数多くの学校等で、宅建士、行政書士、マンション管理士などの資格試験の受験指導歴が20年ほどある、カリスマ講師です。受験指導歴が長いこともあり、安心して受講できます。

画面だけ見ておけば講義を受講することができますので、スムーズに学習を進められるようになっています。音声スピードは「0.5倍速・0.75倍速・通常速・1.25倍速・1.5倍速・1.75倍速・2倍速・2.5倍速・3倍速」の9段階から選ぶことができ、理解度に応じて講義スピードを変更しながら講義を試聴することができます。また、講義の音声データはダウンロードできるので、電波の悪い地下鉄などでも不便なく学習できます。

また、講座料金が安いにもかかわらず、スタディングが提供する講座の種類は多いです。

スマート問題集」は、基本講座で学んだ内容を確実に覚えるためのオンライン問題集です。出題された問題に対し、「〇」か「×」のいずれかをクリック(タップ)すると、即座に正解か不正解かが判定され、解説が表示されるシステムになっています。通勤時間などのスキマ時間で問題演習を行いながら、重要なポイントを確実に覚えることができます。「練習モード」「本番モード」「復習モード」の3種類から、問題の出題方式を選ぶことができます。

セレクト過去問集」は、よく出題される問題をテーマ別に厳選した過去問題集です。わかりやすい、ていねいな解説が特徴です。何度も問題を解き、解説を読むことで、試験問題へのアプローチ方法・解法をマスターすることができます。

13年分テーマ過去問集」は、13年分の過去問をテーマ別に収録した問題集です。「セレクト過去問集」の次の過去問集としておすすめです。

宅建では、重要な論点が繰り返し出題されています。類似の問題を解くことで、出題パターンや、重要論点への理解を深めることができ、将来出題される問題への応用力を養うことができます。

これらの問題練習では、問題を解くたびにスタディングマイページに成績が記録されます。科目ごとの進捗や平均点なども一目でわかるようになっています。さらに、「間違った問題」や「要復習にチェックした問題」だけ後でまとめて出題される「復習モード機能」もあるため、効率的に得点アップを行えます。

その他、宅建講座には「合格模試」「直前対策講座」が付属しており、本番対策用講座も充実しています。

デメリットを挙げるとすれば、質問制対応制度がなく、疑問点を解消しにくいことです。(もっとも、質問をされない場合は、特に気にならないでしょう。)

メリット
デメリット
  • 料金が安い。
  • 移動中の学習に適している。
  • 受講生フォロー体制が乏しい。
  • テキストがわかりやすいといえない。
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フォーサイト

フォーサイトも、累計受講者数25万人を突破するなど、近年知名度が上がっている通信予備校です。

主な講座内容(教材)は、5つです。

  • 「基本講座(ビデオ講義、テキスト)」
  • 「過去問集」
  • 「直前対策講座」 ※「バリューセット2•3」のみ
  • 「科目別答練講座」 ※「バリューセット3」のみ
  • 「eラーニング ManaBun
引用)公式HP:https://www.foresight.jp/takken/price/course/val3/
コース名価格(税込)
バリューセット1 (基礎講座+過去問講座+eラーニング)57,800円
バリューセット2 (基礎講座+過去問講座+eラーニング+直前対策講座)63,800円
バリューセット3 (基礎講座+過去問講座+eラーニング+直前対策講座+科目別答練講座)68,800円
  • 「バリューセット1・2・3」いずれも一般教育訓練給付制度の対象講座で、条件を満たすと受講料が20%OFFになります。
  • 「バリューセット3」には、本試験に不合格だった場合の全額返金制度があります。

カリキュラムの体系として、「入門編・基礎編」の講義とテキストで知識をインプットしながら、「過去問題集」を使ってアウトプットすることで知識を定着させ、「直前対策講座」や「科目別答練」で実力を確認して弱点を克服するという流れになっています。

また、バリューセット3を選んだ場合、「科目別答練講座」が付属されます。答練にて直前期に問題演習に取り組むことで、弱点・ポイントを把握できます。

なお、フォーサイトは、補足資料・副教材のボリュームが多いです。学習を始める前に読む「学習マンガ」や、学習計画達成をサポートする「合格手帳」、その他「マークシート用シャープペンシル」などが付属されます。

フォーサイトの一番の特徴は、「フルカラーテキスト」です。

引用)フォーサイトHP:https://www.foresight.jp/pdf/sample/text/mankan.pdf

このフルカラーテキスト業界初です。フルカラーにすることで読みやすく、また図表やイラストも多く挿入されており、内容の理解が進みます。文字を読むのが苦手な方には特にオススメできます。その反面、色使いがゴチャゴチャしていて、逆に読みづらい、と感じる方もいると思います。

フルカラーテキストには好みがあると思いますので、皆さん自身の目で確かめてみてください。

各講義のサンプルは、YouTubeよりご試聴できます。

講義動画の中では、画面にフルカラーテキストを表示した上で、重要箇所については講師がテキスト上にアンダーラインを入れたり丸で囲んだりしつつ講義を進めてくれます。

フルカラーテキストを元に講義がなされるため、非常に分かりやすいです。

講師は「窪田 義幸」先生です。宅地建物取引士、マンション管理士、管理業務主任者、行政書士等の資格を保有されています。宅建などの資格も含め、フォーサイトでの指導歴は長いです。声も綺麗で、聞き取りやすく、説明も上手な方です。

フォーサイトは他の予備校と比較して基礎講座の講義時間が短くなっていますが、講義でポイントを絞って説明してくださることが理由です。サクサク講座視聴を進めたい方にはおすすめです。

なお、講義動画は、等倍速のほか、1.5倍速での再生も可能です。音声ダウンロードも可能となっています。

その他、フォーサイトの大きな特徴は、特許取得のeラーニングシステム「ManaBunです。

パソコン、スマホやタブレットを利用して、好きな時間・場所で、講義を受講したりテキストを閲覧できます。

そのほか、理解度の定着ができる確認テスト一問一答集、単語カードの利用、そのほかお知らせ事項の確認学習スケジュールの作成などの機能があります。

私も実際に使用したことがありますが、非常に画期的なシステムだと感じました。

また、合格率を公表している予備校の中で、フォーサイトが一番合格実績が良いです。

引用)公式HP:https://www.foresight.jp/takken/

合格実績を重視する方は、フォーサイトを選びましょう。

フォーサイトでは、eラーニングManaBun」を通じて質問することができます。
ただし、各プランによって、質問回数に上限が設けられています。

  • バリューセット1:10回
  • バリューセット2:15回
  • バリューセット3:20回

もっとも、現実的にそこまで多く質問することはないかと思いますので、あまり気にならないように思われます。

フォーサイトによると、年間の平均質問回数は3回のようです。

全額返金制度が適用される要件があるので、事前に確認しておきましょう。

メリット
デメリット
  • 完全フルカラーテキスト。
  • 合格実績が一番高い。
  • 質問回数に制限がある。
  • フルカラーテキストに好みがある。

アガルート

アガルートは、2015年1月に開校した比較的新しい資格予備校で、オンラインによる講義の配信を中心とした通信講座を提供しています。

アガルートでは、勉強の進捗度合いによって、4つのカリキュラムから選択できます。

  • 「入門総合カリキュラム(テキストあり)」
  • 「入門総合カリキュラム(テキスト無し)」
  • 「演習総合カリキュラム(テキストあり)」
  • 「演習総合カリキュラム(テキスト無し)」

上のフローチャートに基づき、自分にあった講座内容を選択しましょう。

講座料金は、どのカリキュラムどのプランを選択するかによって異なります。

入門総合カリキュラム価格(税込)
入門総合カリキュラム(テキストあり)54,780円
入門総合カリキュラム(テキスト無し)32,780円
演習総合カリキュラム価格(税込)
演習総合カリキュラム(テキストあり)76,780円
演習総合カリキュラム(テキスト無し)54,780円

2023年度より、講義動画とデジタルブックのみで学習する「テキスト無しコース」が新登場しました。
インプットから過去問演習まで、完全にオンライン上で完結した学習が可能です!移動時間や休憩時間等の隙間時間を活用した学習を想定している方におすすめのコースです。

講座料金について、合格した場合は合格特典として、合格者全額返金制度や、合格祝い金1万円(※テキスト無し講座は5,000円)分もあります。

受講料を更に安くできるお得な制度のため、合格した場合は条件を確認した上で申し込んでみましょう。

講義では、アガルートオリジナルのテキストを使用します。

引用)アガルートHP:https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/production.wp.s3.agaroot.jp/wp-content/uploads/2022/09/16103222/takken_ensyu_sample.pdf

「フルカラーテキスト」と表記されていますが、実質2色刷りに近い、シンプルなテキストです。
また、全体的に余白を残した構成のため、非常に見やすいです。

フルカラーというほど色とりどりのテキストではありませんが、効果的に図表CHECKを挿入しつつ、シンプルかつ完結な内容が記載されているテキストのため、非常に分かりやすいです。

個人的には、こういったシンプルな内容のテキストの方が好みです。

入門総合カリキュラムの担当講師は「小林美也子」先生です。小林講師は、大手資格予備校・地方自治体・企業・教育機関等様々な場所で,長年にわたり公務員試験,宅建試験の受験指導,職員研修を行っており、指導歴は申し分ないです。

講義のサンプルは、YouTubeよりご試聴できます。

小林先生は、ハキハキした口調で滑舌も良く、非常に聞き取りやすいです。難しい部分に関しては、時には丁寧な解説を入れつつ説明してくださいます。

演習総合カリキュラムの担当講師は、「工藤美香」先生です。

工藤先生は、宅建・マンション管理士試験・管理業務主任者試験・賃貸不動産経営管理士試験を全て独学で一発合格された方で、「不動産資格の女王」という異名をお持ちです。

講義を聞いても分かる通り、喋りも上手で、内容が非常に聞き取りやすいです。

いずれのクラスでも、講義動画の中で画面にテキストを表示した上で、重要箇所について講師がテキスト上にアンダーラインを入れたりしつつ講義を進めてくれます。

講義動画は、パソコン、スマホ、タブレットいずれも視聴が可能で、8段階(0.5倍速~3.0倍速)に速度調節できるようになっています。 音声ダウンロードも可能です。

また、通信校に関わらず、アガルートは受講生フォロー体制が充実しています。

アガルートでは、質問回数が無制限になっています。

アガルートの場合、質問はFacebookにより行い、先生が質問に回答してくれる仕組みになっています。Facebookを使用するため、他の受講生の質問や、その回答の内容も見ることができます。他の質問を見て、自分の知識の理解にも役立てることができます。 

また、アガルートのカリキュラムを受講した方なら誰でも、小林講師の「ホームルーム」に参加できます。

ホームルームは、毎月のアンケート(勉強方法と学習内容)をベースに小林美也子講師がお届けする毎月の動画コンテンツです。過年度に実施されたものも視聴できます。
受験生共通のお悩みを解決するペースメーカーとして利用することができます。

直前期には、「直前期の勉強方法について」等のテーマでお話しいただけます。

充実のサポートを受けたい方にはおすすめです。

また、アガルートも合格実績が高いです。令和4年度宅建試験の合格率は、59.5%です。

また、受講者合格者は、年々増えています。通信講座といえども合格実績が高く、安心できますね。

メリット
デメリット
  • 講義・テキストの質が高い。
  • 質問回数が無制限など、受講生フォロー体制が厚い。
  • 確認テストの機能がない。

まとめ

はい、いかがでしたでしょうか。

各予備校・講座には様々な特徴がありますので、気になった予備校や講座に関しては、ホームページ&資料を請求の上、早速申し込んでみましょう。

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