【2024年最新版】建設業経理士1級のおすすめテキスト・問題集を徹底解説

どうもみなさんこんにちは、Flybirdです。

建設業経理士試験(特に1級)は受験者が少ないことから、テキストに関する情報量が少ないです。建設業経理士1級の勉強を独学で始める方は、「テキストはどれを使えばよいの?と悩んでいませんか。

私も当初はテキスト選びに悩みましたが、自分に合うテキストを選んで独学で勉強した結果、2019年9月に建設業経理検定1級に合格することができました。

そんな建設業経理士1級のテキストを熟知する私が、おすすめの「基本テキスト・問題集・過去問題集」を本記事で紹介します。テキスト選びに悩んでいる方にとって、本記事が少しでも参考になりますと幸いです。

目次

おすすめの基本テキスト

おすすめの基本テキストは3種類あります。

各テキストにはそれぞれメリット・デメリットがありますが、結論、以下の基準でテキストを選ぶのがおすすめです。

  1. 試験に合格できる知識を十分に身に付けたい方→「スッキリわかる」
  2. 必要最小限の知識で合格したい方→「パタ解き」
  3. 実務でも経理業務に携わる方→「建設業会計概説」

以下、3種類の基本テキストの特徴を、詳細に解説します。

なお、建設業経理士1級は3科目あり、テキストも3科目別々に出版されています。本記事では、3科目分をまとめて紹介します。

スッキリわかる 建設業経理士1級(TAC)

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日商簿記テキストでお馴染みの「スッキリ」シリーズですが、建設業経理検定版のテキストも出版されています。

建設業経理検定では、一番の定番テキストです。このテキストのみ取り扱っている書店も多いです。

私は、3科目全てこのテキストを使って合格できました。

TAC出版社「CYBER BOOK STORE」立ち読みページより抜粋

キャラクターイラストを用いて内容の説明がされており、重要な記載は太字やアンダーラインが引かれているなど、非常に読みやすいテキストです。このテキストだけでも、合格に必要な知識は身に付きます。

ただ、一部試験範囲を網羅出来ていないところがあります。(特に「財務諸表の第2問は、本テキストに掲載されていない事項が問われることがあります。)もっとも、財務諸表の第2問に出題される範囲を全てカバーできていなくても合格は可能ですし、むしろ財務諸表の試験範囲を全て勉強しようとすると膨大に時間がかかってしまうため、大きなデメリットではありません。

基本的な必要な知識が網羅されており、このテキストに載っていない問題は解けなくてよい、と割り切っても良いでしょう。

メリット
デメリット
  • スタンダードな構成で読みやすい。
  • 試験範囲を全て網羅できていない。

建設業経理士1級 出題パターンと解き方 過去問題集&テキスト(ネットスクール)

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こちらがいわゆる「パタ解き」です。

このテキストの特徴は、本番試験に実践できる形でインプットが出来ることです。

建設業経理士試験の出題傾向はある程度決まっているので、インプットが万全でなくとも「解法」を理解しておけば合格できる試験です。試験の特徴に着目して作成されたテキストといえます。

「版元ドットコム」 立ち読みページより

例えば、上写真は「財務諸表」編のテキスト中の第2部 過去問編の中から抜粋したページです。問われる範囲・得点UPの秘訣など設問別の対策方法が掲載されており、各設問の解法を学べます。過去問も4回分掲載されており、インプットと同時に過去問対策も可能です。

本番まで残り時間が少ない方や、てっとり早く試験に合格したい方におすすめです。

もっとも、解法を学ぶことがメインのテキストなので、インプットの量が十分であるとは言えません。もっとも、建設業経理検定1級は、3科目とも第5問で高得点をとることが重要な試験ですが、解法が分かっていれば、インプットが少々不足していても第5問で高得点を取ることは可能なので、大きなデメリットではありません。

本テキストだけでも、合格レベルに達することは十分可能です。

なお、過去問が4回分しか掲載されていないため、過去4回分以前の過去問の解説が欲しい方は、過去問題集を追加で購入する必要がある点に注意が必要です。(おすすめの過去問題集はこちら)

メリット
デメリット
  • 短時間で必要な知識を身につけることができる。
  • インプット量が十分ではない。

建設業会計概説

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建設業経理検定の運営主体である「一般財団法人 建設業振興基金」監修のもと、「一般財団法人 建設産業経理研究機構」により編集された、いわゆる「公式テキスト」です。

公式テキストということもあり、本試験ではこのテキストに載っていない範囲から出題されることはほぼありません

もっとも、「教科書」のように文章で淡々と内容を説明しており、レイアウトも見やすいとはいえず、正直内容は分かりにくいです。特に、文章を読むのが苦手な方がこのテキストを用いると挫折しやすいです。

ただ、情報量は多く辞書的な使い方が可能なので、単に試験対策だけではなく、経理部署などで実務上経理業務を行う機会がある方には、とても役に立つテキストです。

メリット
デメリット
  • 情報量が多い。
  • 試験対策には向いていない。

おすすめの問題集

おすすめの問題集は、「スッキリとける問題集」です。

スッキリとける問題集 建設業経理士1級(TAC)

このテキストも同じく「スッキリ」シリーズの問題集ver.です。

テキストを読むだけでなく、実際にアウトプットしながら知識を定着させたい方は、インプット用のテキストに加えて本テキストを購入しても良いのかもしれません。

私はあまりお金をかけたくなかったので、本テキストは購入しませんでしたが、お金をかけてよいなら、知識の定着のために本テキストを購入していたと思います。

試験本番まで時間に余裕があるなら、本テキストで丁寧に問題を解いた方が安心です。

本番まで時間に余裕があり、インプットした知識を確実に定着させたい方におススメ!

おすすめの過去問題集

おすすめの過去問題集は、「合格するための過去問題集」です。

合格するための過去問題集 建設業経理士1級 よくわかる簿記シリーズ(TAC)

「パタ解き」を購入していないが、過去問の詳細解説を確認したい方は、過去問題集を買う必要があります。市販の過去問題集の中では、このテキストが1番おすすめです。

このテキストは、直近12回分(過去6年分)問題・解答・解説が掲載されています。特に解説が充実しており、分かりやすい内容にまとまっています。

なお、試験が実施されるごとに、随時最新試験を掲載した改訂版が出版されるので、過去6年分以前の問題が解きたければ、中古等で探せば見つかると思います。

過去問の解答・丁寧な解説が欲しい方におススメ!

過去の試験問題・回答用紙(※無料)

https://www.keiri-kentei.jp/exam/past/index.html

建設業経理検定の過去の試験問題は、「建設業振興基金」のサイトに「問題」「回答用紙」が掲載されています。無料で利用でき、実際の試験感覚で問題を解くことが出来るので、本番同様の形式で問題を解きたい方は印刷して問題を解きましょう。

なお、「解答・解説」はついておりませんので、注意が必要です。

各予備校の過去の試験問題の解説(※無料)

ネットで検索して、予備校のホームページに飛ぶと、「解答」を入手することが出来ます。解答を載せている予備校は何社かありますが、大栄スクールが、一番解答がまとまっているのでおすすめです。

http://www.daiei-koumuin.com/sokuho/kenbo.html

ただ、予備校ホームページにも解説は掲載されておりませんので、この点注意が必要です。

私は過去問集を購入せず、建設業振興基金のサイトより過去問を印刷して解き、予備校が掲載する解答で答え合わせするのみで、解説は確認しない。という荒業を使いましたが、無事合格出来ておりました。過去問集の購入は必ずしも必須ではありませんが、確実に合格したい人は過去問題集を購入しましょう。

まとめ

おすすめのテキストを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

もちろん、人によって、テキストの「合う・合わない」があります。建設業経理検定はメジャーな試験ではなく、市販テキストの種類が少ないですが、本記事を基に、実際に書店等に赴くなどして、自分にとって1番分かりやすいと思うテキストを選んで購入するのがベストです。

テキストの特徴を踏まえた上で、自分に合ったテキストを選びましょう。

※最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。テキスト選びの次は、試験に必要な電卓選びになります。

↓記事にて、建設業経理検定のおすすめの電卓を紹介しておりますので、併せてご覧ください。

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