【2024年最新】建設業経理士1級のおすすめ予備校・通信講座5選

どうもみなさんこんにちは、Flybirdです。

建設業経理士1級の3科目すべてに合格するのに必要な勉強時間は、一般的に300時間~400時間と言われています。300時間〜400時間と聞くと、独学は大変そう…。と思いませんか?

もちろん、300〜400時間というのはあくまでも目安ですので、必要勉強時間には個人差があります。学生以降に本格的な勉強を勉強をしていない方や、もともと勉強が得意でない方ですと、400時間以上勉強時間が必要になる可能性もあります。

なので、最初から予備校の講座を利用して合格を目指した方が手っ取り早いです。

しかし、建設業経理検定はあまりメジャーな資格試験ではないため、建設業経理士試験を扱っている予備校自体が少ないのも事実です。(特に「1級」の講座を取り扱っている予備校は少ないです。)ネットで調べてみても、結局どの予備校の講座を選べば良いか分からないですよね。

私は、2019年9月に、建設業経理士1級合格することが出来ました。

そんな私が、本記事で、建設業経理士1級の講座を取り扱っているおすすめの予備校を紹介します。値段・実績・講義の充実度等踏まえた上で紹介しておりますので、予備校選びに悩む方の参考になりますと幸いです。

目次

予備校5社の値段・講座内容など比較

建設業経理士1級対策の講座を取り扱っている予備校は、以下の5校です。

  1. Net-school
  2. 資格の大原
  3. 弥生カレッジCMC
  4. TAC
  5. 資格スクール大栄

資格の大原・TAC・資格スクール大栄は、経理系の資格に限らず多種多様な資格講座を取り扱っているのに対し、ネットスクール・弥生カレッジCMCは、簿記系の資格を中心に講座を取り扱っているのが特徴です。

各予備校5校の内容・特徴を以下の表にまとめました。

予備校
Net-school
資格の大原弥生カレッジCMC
資格の学校TAC
資格スクール大栄
評価
(5 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
講座プラン
(3科目プラン/

講義付)
1級3科目を同時に受講1級3科目
合格コース
建設業経理士1級
3セット合格パック
1級総合本科生※非公開
値段
(税込)
110,800円151,600円〜
166,500円
40,700円140,000円、
204,000円
※非公開
一般教育訓練
給付制度
ありなしなしなし※非公開
通学コースなしありなしあり
基礎講座約48時間
財務諸表:8回(16時間)
財務分析:8回(16時間)
原価計算:8回(16時間)
財務諸表:14回
財務分析:8回
原価計算:12回
約44時間
財務諸表
24回(18時間)
財務分析
18回(約13.5時間)
原価計算
17回(約12.75時間)
財務諸表:12回
財務分析:10回
原価計算:10回
財務諸表:21回
財務分析:17回
原価計算:17回
テキストパタ解き独自テキスト建設業会計概説合格テキスト
&トレーニング
※非公開
過去問講座計5回(設問別)過去試験問題集
講義なし
過去問ゼミ
各科目8時間
なし※非公開
答練・添削
(※1科目あたり)
直前答練:3回
とおる模試:1回
直前模擬試:2回添削:1問答練:3回※非公開
その他特典予想・質問会
(ライブ+オンデマンド)
受講生専用学び舎
問題集
解説集
直前対策講義
(1科目4回分)
理論対策講義
オンライン合宿
原価計算強化塾
スマホ学習ツール
インターネット質問会
直前スペシャル
問題集3回分
総まとめ講座
質問
(電話/カード/メール)
※非公開
詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る

結論:「Net-school」がNo.1!

本サイトの1番のオススメは「Net-school(ネットスクール)」です。

Net-schoolは、他校と比較して、テキストの質講座内容受験生フォロー体制様々な要素が非常に充実しています。特にこだわりがなければ、Net-schoolを選んでおけば間違いありません

その他の候補として、通学コースを希望される方は資格の大原、コストを最重要視される方は弥生カレッジCMCがおすすめです。

以下を基準に選ぶのがオススメです。

  • 特にこだわりがなく、総合面を重視 ⇒ 『Net-school』
  • テキスト「パタ解き」を使いたい  ⇒ 『Net-school』
  • 通学コースを選択したい      ⇒ 『資格の大原』
  • 値段の安さ重視          ⇒ 『弥生カレッジCMC』

各予備校の講座の徹底解説

以下、各予備校の講座の内容や料金プランを説明します。

Net-school

Net-schoolは、公認会計士試験・税理士試験・日商簿記試験などの、簿記・会計系資格をメインに取り扱う予備校(通信校)です。

講座プランは、標準コース初学者向け直前対策コース直前対策をしたい方向けの2種類があります。

  • 標準コース:試験日の3〜6か月前に申し込むのがオススメ!
  • 直前対策コース:試験日の1~2か月前に申し込みのがオススメ!

各コースの講座料金をまとめました。

スクロールできます
コース料金(教材込・税込)料金(教材抜・税込)
標準コース(3科目同時受講)110,800円105,000円105,900円100,600円
標準コース(財務諸表45,500円43,300円43,900(41,700
標準コース(財務分析)40,300円38,400円38,700円36,800円)
標準コース(原価計算)40,300円38,400円38,700円(36,800円)
直前対策コース(3科目同時受講)72,300円67,200円
直前対策コース(財務諸表のみ)25,600円23,900円
直前対策コース(財務分析のみ)25,600円23,900円
直前対策コース(原価計算のみ)25,600円23,900円
※()は、他講座を受講したことがある場合の割引額

Net-schoolの講座は一般教育訓練給付制度の対象となっており、要件を満たせば受講料が20%OFFになります。非常にお得なので、積極的に活用しましょう。

2024年9月試験向け講座開講中!

各コースは、主に6つ(5つ)の講座内容で構成されています。

  • 基本講義:8回(オンデマンド) (※標準コースのみ)
  • ホームルーム:1回(ライブ+オンデマンド)
  • 過去問ゼミ:5回(オンデマンド)
  • 予想・質問会:1回(ライブ+オンデマンド)
  • 直前答練(理論添削):3回(オンデマンド)
  • とおる模試(理論添削):1回(ライブ+オンデマンド)

基本講義」は、Youtube上で無料で視聴できます。財務諸表原価計算藤本 拓也先生財務分析岩田 俊行先生が講師です。

カラフルなレジュメ風のスライド上に、適宜書き込みを行いながら内容を説明してくださいます。まるで授業を受けているような感覚です。図やイラストを多様に用いるなど、スライドの完成度も高く、飽きずに学習できます。

以下で紹介する「弥生カレッジCMC」や「TAC」の無料講義と比較すると、「Net-school」の講義のわかりやすさをより実感できます。

本講座では、建設業経理士のテキストとしてメジャーな『出題パターンと解き方 過去問題集&テキスト』を用います。解き方を解説するテキストとして評判が高く、試験本番で活用できるアウトプット力が身につきます。テキスト をメインテキストとして使用したい方も、ネットスクールの講座がおすすめです。

過去問ゼミ」は、1科目ごとに5回分あります。本試験の設問が1〜5問まであるのに併せて、1回分の講座で1設問の解法を習得できるように作成されています。1級は、設問毎に特徴がある程度決まっているので、設問毎の解法を学ぶことで得点UPにつながります。

答練・模試」として、直前答練が3回分・とおる模試が1回分(計4回分)用意されています。答練・模試には添削機能があるので、反省を生かしながら、繰り返し答練・模試を解くので、本番の予行演習はバッチリです。

その他、試験の約1ヶ月前に行われる「ホームルーム」や、試験直前に行われる「予想質問会・質問受付制度」など、本番に向けて不安な受験生をフォローする講座も充実しています。

デメリットを挙げるとすれば、通信講座のため校舎を持たず通学コースが選べない点です。もっとも、昨今の事情もあり通学にこだわる必要はないので、全く大きなデメリットではありません。

メリット
デメリット
  1. 講義の質が高い。
  2. 答練・模試の回数が多く、添削も手厚い。
  3. 質問受付制度などの受講生サポートも充実している。
  1. 通信校のため、通学が不可。

講座内容が1番優れているので、予備校に特にこだわりがない方は、迷わず「Net-school」を選びましょう。

2024年9月試験向け講座開講中!

資格の大原

様々な資格を取り扱う「資格の大原」も、建設業経理士講座を提供しています。

プランは4つあり、プラン毎の受講スタイル(映像通学・Web通信・DVD通信・資料通信)を選択できます。

スクロールできます
プラン/料金(税込)映像通学Web通信DVD通信資料通信
1級3科目合格コース166,500円151,600円173,200円101,700円
1級財務諸表合格コース63,200円57,500円67,100円36,400円
1級財務分析合格コース51,400円46,700円52,700円36,400円
1級原価計算合格コース59,300円53,900円62,200円36,400円

建設業経理士1級は3科目ありますので、今後の学習計画の設定が必要になります。いつ3科目合格する予定か、そのために1回の試験でどの科目何科目受験するかにより、学習プランを決定しましょう。

もっとも、初学者の場合、科目の特徴や学習期間についてあまり知識がなく、今後の学習計画について悩むかと思います。この点、資格の大原では、経験豊かな講師が、受験生の合格目標や生活スタイルを踏まえた、最適な学習プランをご提案してくださいます。学習計画に悩んだら、まずは資格の大原に相談しましょう。

各コースの講義動画は、「基本講座」と「直前対策講座」の2つのカリキュラムで構成されています。

コースカリキュラム
1級3科目合格コース基本講義34回分+直前対策12回
1級財務諸表合格コース基本講義14回分+直前対策4回
1級財務分析合格コース基本講義8回分+直前対策4回
1級原価計算合格コース基本講義12回分+直前対策4回

資格の大原の講義は、ホワイトボードに学習項目を投影した上で、解説していくスタイルです。簿記試験に精通している講師が丁寧に解説するので、非常に分かりやすいです。(なお、無料講義は視聴できませんでした。

なお、通学講座にはWeb講義が標準装備されているので、講義動画をご自宅や移動時間で視聴することも可能です。

各コースで使用する教材(・講座内容)は以下の通りです。

  • テキスト(1科目1冊):試験に必要な知識を習得(「基礎講義」で使用)
  • 問題集(1科目1冊)テキストで学んだことの理解度をチェックするための問題集
  • 解答解説集(1科目1冊)問題集の解答及び解答解説を掲載
  • 直前対策講座(1科目1冊):基本講義で学習した内容の復習と重要項目の確認(「直前対策」で使用)
  • 過去試験問題集(1科目1冊)過去の本試験問題を掲載
  • 直前模擬試験(1科目2回)大原の専任講師陣が出題傾向を徹底的に分析の上で作成した予想問題

テキストは、資格の大原独自のテキストを使用します。最新の出題傾向、会計制度を徹底的に分析して作りあげたテキストは、重要な用語や項目を太字で表記し、ポイントを確実に理解しながら学習を進めることができます。

その他、無料で受講校以外の校舎でも映像視聴が可能とな振替視聴制度・引っ越し等急な転居の場合に対応可能な転校制度職員室、または電話もしくはメールでの質問受付体制など、受講生サポートも充実しています。

講座料金が高い点はデメリットですが、教室を設けているので致し方ないとも言えます。各種簿記試験に精通する資格スクールなので、伝統のある大手予備校を利用したいと考える方は、資格の大原を検討しましょう。

メリット
デメリット
  1. 各人に合わせた最適の学習プランが組めるサポートあり。
  2. 通学コースあり。
  1. 料金が高い。
2024年3月試験向け講座開講中!

CMC弥生カレッジ

日商簿記などの簿記系資格を扱っている予備校の一つが、CMC弥生カレッジです。合格目標に併せて、5つのプランを選択できます。

プラン料金(税込)
建設業経理士1級3セット   合格パック40,700円
建設業経理士1級2セット   合格パック27,500円
建設業経理士1級(財務諸表) 合格パック18,480円
建設業経理士1級(財務分析) 合格パック16,280円
建設業経理士1級(原価計算) 合格パック16,280円

CMCは簿記講座の適正価格に挑戦します
日本の簿記講座は高すぎる そんな常識!ひっくり返す!

CMC 弥生カレッジさんHPより引用

CMCの特徴としては、とにかく講座料金が安いことです。HPにもある通り、常識をひっくり返すほどの安さで、受験生にとても良心的といえます。

「建設業経理士1級3セット」を選択した場合、講座内容は合計12個あります。

科目の特徴や学習ポイントを踏まえ、多様な講座が用意されており、合格までモチベーションを維持することができます。

基本講義は、YouTubeにて無料で視聴できます。

スクリーンでレジュメを投影し、必要に応じてホワイトボードに図などを書きつつ、講師が説明するスタイルです。講義は少々自前感が強めです。投影するレジュメは、講義の内容を簡単にまとめたものなので、質が高いとは言えませんが、講師の説明は分かりやすいです。

講義では、レジュメの他にもテキスト(建設業会計概説)を使用します。公式テキストの扱いなので、試験範囲は網羅されているのですが、試験対策用に作成されたテキストではないため、分かりやすさには疑問が残ります

基本講義や過去問ゼミの他、理論問題対策の「理論対策」・財務分析での各種計算対策の「財務分析第3問・第4問対策塾」・難易度の高い原価計算対策の「原価計算強化塾」・受験生からの質問を受け付ける「インターネット質問会」・試験前日に実施される「直前スペシャル」など、受験生の理解を助けるユニークな講座が用意されています。

CMC弥生カレッジの最大のメリットは、講座料金の安さです。使用教材・講義の質は改善の余地がありますが、答練を受講・質問会に参加できるなど、合格に必要な要素は備わっているので、金銭的に余裕のない方は、本スクールを検討しましょう。

メリット
デメリット
  1. 料金が一番安い。
  2. 受講生をフォローする仕組みあり。
  1. 通信校のため、通学が不可。
  2. 使用教材の質に改善の余地あり。(辛口でごめんなさい…。
2024年3月試験向け講座開講中!

TAC

各種資格試験を手掛けるTACも、建設業経理士の講座を提供しています。個人に合わせた学習プランが計7つ用意されています。

スクロールできます
料金プラン(税込)・Web +音声DL通信講座
・通学講座
DVD通信講座資料通信講座
1級総合本科生140,000円204,000円70,000円
1級財務諸表本科生54,000円82,000円
1級財務分析本科生49,000円71,000円
1級原価計算本科生49,000円71,000円
1級財務分析講義49,000円74,000円
1級財務分析講義43,000円64,000円
1級原価計算講義43,000円64,000円

講座のラインナップが多いです。内容を確認し、必要と思う講座に絞って受講しましょう。

各プラン内容に応じて、基本講義・改正、総まとめ講義・補助問題集・添削問題・的中答練が用意されています。

TACは建設業経理士試験に限らず、様々な資格試験のテキストを販売していることもあり、テキストの分かりやすさに定評があります。本講座では、テキストはよくわかる簿記シリーズ 合格テキスト&トレーニング』を用います。このテキストは受験生の間で人気が高く、定評のあるテキストです。分かりやすいテキストを元に、必要事項をスムーズにインプットできます。

無料講義は以下より視聴できます。講師は出浦先生です。

授業というよりは、講義に近いです。テキストの内容を読み上げ、必要があれば黒板にメモをしながら解説するスタイルです。机上で学習することを前提に作成されているので、通勤等のスキマ時間を有用に活用したい方には不向きの可能性が高いです。

その他、「本科生」の場合ですと、質問カード・質問メール・質問電話制度など、受講生フォローの体制も整っております。

通学講座のある伝統的な大手予備校ということもあり、講座料金は高いです。もっとも、通学コースがあり答練等の講座も提供していることを踏まえると、料金相応の講座内容になっていることは疑いありません。

メリット
デメリット
  1. テキストの質が高い。
  2. 答練や模擬試験も充実している。
  1. 講座料金が高い。
  2. 通勤中の学習には不向き。
2024年3月試験向け講座開講中!

大栄スクール

大栄スクールの公式サイトには、値段や講座内容の関する詳細の記載がありませんでした。

まずは、ホームページより講座内容を確認してみましょう。

2024年3月試験向け講座開講中!

各予備校の特徴を踏まえ、自分に合う予備校を選びましょう。

はい、いかがでしたでしょうか。

建設業経理士1級の講座は少ないですが、本記事を参考に、重視したい要素を踏まえつつ、気に入った予備校&講座を受講してみて下さい!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次