【口コミ・評判は信頼できる?】フォーサイト『FP通信講座』の本音レビュー

どうも皆さんこんにちは、Flybirdです。

FP試験2級・3級試験の合格率は比較的高く、難易度の高い試験ではありませんが、試験では細かい数字が問われることもあり、人によっては独学だと挫折してしまいかねません

そんな方は、ぜひ予備校を活用しましょう。メジャーなので、FP2級・3級の講座を提供している予備校は多いです。

そんな中でも、圧倒的実績を残しているのが「フォーサイト」のFP講座です。予備校を選ぶ上で合格事績を重視する方は、フォーサイトのFP講座の内容が気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ただ、受講生からの評判口コミwebで探してみても、良い評判しか出てこないので、ぶっちゃけた話、どんな講座内容なのか気になりますよね。

私は、フォーサイトのFP講座を受講して、FP2級試験に合格することができました!

そんな私が思う、フォーサイトのFP講座の良い点・悪い点は、結論から言うと、以下のとおりです。

メリット
デメリット
  • いつでもどこでも音声学習しやすい。
  • 問題演習量が豊富。
  • モチベーションを維持しやすい。
  • 教材が多すぎる。
  • テキストが分かり易くはない。

以下、フォーサイトFP講座の詳細を説明します。フォーサイトの講座が気になる方の参考になりますと幸いです。

他のブログは、アフィリエイト収入を得るためだけに、受講者の口コミや講座の特徴をまとめただけのものがほとんどです。しかし、私は実際に受講した上で紹介しておりますので、ご安心ください!

目次

はじめに:なぜ『フォーサイト』を選んだのか

たくさんの予備校の中から、私が『フォーサイト』を選んだ理由は、合格実績の高さです。

2022年9月のFP2級試験のフォーサイト受講生の合格率は、驚異の79.2%となってます!全国平均合格率が42.16%なので、1.88倍の合格率です。

圧倒的な合格率の高さから、「フォーサイトを選べば間違いなく合格できそう!」と感じたので、受講してみることにしました。

各講座のプランの特徴と料金・教材一覧

料金プラン

フォーサイトのFP講座の料金プランは様々あります。

コース名基礎講座過去問講座直前対策講座質問回数料金(税込)
基礎講座5回57,800円
過去問講座5回57,800円
直前対策講座5回10,800円
バリューセット110回60,800円
バリューセット215回65,800円

コスパが良いのは、「バリューセット1」または「バリューセット2」です。また、「バリューセット」は一般教育訓練給付金制度の対象になっているので、条件を満たした場合、受講料の20%が返還されます。

私は、直前対策講座も付いているバリューセット2を申し込みました。

教材一覧

申し込んでからわずか2日後、FP講座の教材が『ゆうパック』にて届きました。

中身を開封すると、たくさんの教材が入っていました。

写真を見ての通り、教材の種類がかなり多いです。それぞれどんなテキストなのか理解できていないと、まず何から手をつけて良いかわからなくなりますね。

以下が、教材一覧になります。

  • 基礎講座 テキスト:計9冊入門+FP総論+提案作成+主要6科目
  • 過去問講座 問題集:計10冊主要6科目+資産設計提案業務4冊
  • 演習ノート:計5冊(学科用3冊+実技用2冊)
  • 副教材(戦略立案編テキスト/合格必勝編テキスト/受講ガイド/合格カード/合格体験記/マンガ)
  • 3級用教材:計3冊(テキスト/再現問題集/再現問題解答・解説集)
  • 直前対策講座用テキスト:計3冊(学科試験編/実技試験編/計算問題編)
  • 合格グッズ(合格手帳1冊+マークシート用シャープペン&消しゴム+合格ポスター)
  • (フォーサイト教育訓練給付制度 申請用紙)

特によく使う教材には赤のアンダーラインを引きました。

各教材の内容を簡単に説明すると、以下の通りです。

  • 基礎講座 テキスト(計9冊):インプット用=「基本テキスト」
  • 過去問講座 問題集(計10冊):アウトプット用=「問題集」
  • 演習ノート計5冊(学科用3冊+実技用2冊):問題集を解くためのノート
  • 副教材(戦略立案編テキスト/合格必勝編テキスト/受講ガイド/合格カード/合格体験記/マンガ):合格までのルート・日頃の学習方法・直前期の過ごし方・心構えを教えてくれるテキストなど
  • 3級用教材(計3冊):3級の「基本テキスト」・直近3回分の「過去問題集」・直近3回分の「解答・解説集」
  • 直前対策講座用テキスト(計3冊):直前期対策用のテキスト
  • 合格グッズ(合格手帳1冊+マークシート用シャープペン&消しゴム+合格ポスター):付属グッズ ※バリューセットのみ付属。
  • フォーサイト教育訓練給付制度 申請用紙):教育給付制度申請に必要な用紙

※後日送付分

試験の約1ヶ月前の12月下旬ごろ、『再現問題集・模擬試験』が別途普通郵便にて届きました。

私の場合、2023年1月試験用のカリキュラムでしたので、ちょうど前の試験にあたる2022年9月試験の問題・解説(再現問題)と、模試1回分(学科試験と実技試験)分が入っていました。

※「一般教育訓練給付金制度」について

フォーサイトの「バリューセット1」と「バリューセット2」は、一般教育訓練給付金制度の対象になっておりますので、申請後、所定条件を満たせば、受講料の20%が返ってきます

返還金額は、下記の通りです。

  • 『バリューセット1』12,160円
  • 『バリューセット2』13,160円

申請用紙が同封されておりますので、必要事項を記入及び必要書類を添付した上で、フォーサイト宛に郵送することで申請ができます。

所定要件を満たした場合、後日、フォーサイトより申し込みに必要な書類一式が送付されます。

申請用紙に必要事項を記入し、お近くのハローワークに申請すると、後日、受講料の一部が返還されます。

受講料がかなりお得になるので、要件を確認の上、積極的に利用してみてください。

※「提案書」について

FP2級には受験資格があり、以下の要件を満たした場合に、FP2級の受講が可能です。

  • AFP認定研修の受講修了者
  • 3級FP技能検定合格者
  • FP実務経験2年以上

実務経験がなく、3級FP試験に合格していない方が、FP2級試験の受験資格を得るには、日本FP協会が実施するAFP認定研修を受講する必要があります。しかし、フォーサイトの基礎講座は、AFP認定研修として認められているため、提案書を自分で作成して提出し、合格すれば、2級試験の受験資格を得ることができます

実務経験がなく、3級試験から受験するのが億劫で2級試験から受験したい方は、このフォーサイトの制度を活用しましょう。

提案書の書式は、Manabunよりダウンロード可能です。また、提案書作成に関する講座も提供されています。

主な講座内容

フォーサイトHPより講座の申込を行い、代金支払いが完了すると、フォーサイトが提供する独自システム「ManaBun」ログインIDパスワードが送られてきます。入力の上、ログインすると、以下のような画面が表示されます。

ここから、学習したい内容を選択できます。以下、代表的な講座内容を紹介します。

基礎講座

名前の通り、必要な基礎知識をインプットするのが「基礎講座」です。テキストを投影させながら、講義形式にて内容を説明します。

テキストはフォーサイトのオリジナルテキストを使用します。基礎講義用のテキストは計9冊(2級:7冊、3級:1冊、サポートブック:1冊)用意されています。(基礎講座を受講する前の入門講座を受講ガイドのテキストも含まれます。)

基礎講座のテキストは全て「フルカラー」で、読みやすいです。

YouTubeより、基礎講座のサンプル講義を試聴できます。

講師は、「伊藤先生」です。

講座の中でおっしゃられておりましたが、金(きん)を集めることがご趣味のようです。金を持つことのメリットも語っておられます。

講義内容について、テキスト全体を満遍なく説明するというよりは、テキストの中のポイントを絞って解説してくれるイメージです。そのため、テキストの量は多いものの、講義時間は15時間程度にまとまっているため、メリハリのついた学習ができます。

※Manabun上で、テキストの電子データ版の閲覧も可能です。

チェックテスト

各単元ごとに、理解度確認のための「チェックテスト」が付いています。」ホームメニューから「チェックテスト」を選択すると、該当するテキストの範囲から問題を選びます。

「この問題を解く」を選択すると、問題が表示されます。○✖︎形式で、回答後は正解と解説が表示されます。

確認テスト

各単元ごとに、理解度確認のための「確認テスト」も付いています。確認テストは、各単元ごとに、問題が20問出題されます。

チェックテスト同様、○✖︎形式で問題が出題され、回答後は正解と解説を確認できます。

20問のうち、16問以上正解できれば、「合格」となります。

講座を試聴後、チェックテストや確認テストを受けることで、都度内容の理解度の確認が可能です。

なお、全ての『確認テスト』に合格(正解率80%(16/20)以上獲得)することが、「一般教育訓練給付金」を受け取るための要件となります。必ず最後までやり終えましょう。

過去問講座

過去問講座用の講義は用意されていませんので、用意された問題集で過去問を解きます。自分で実際に問題を解くことで知識の理解度を確認します。問題集は計10冊(学科試験:6冊、実技試験:4冊)用意されています。

問題集は、見開き左ページが問題、右ページが解説の構成となっています。同梱されている「目隠しシート」を用いて右ページを隠して、「演習ノート」に解答を記入していきます。

各問題に「重要度ランク」・「目安回答時間」・「出題試験回」が掲載されています。重要度ランクにより、必ず正解しなければならない問題捨て問題などが分かるため、メリハリをつけて学習できます。

そして回答後は、各問題の理解度を測るために「○」「△」「×」などのマークと、回答にかかった時間メモします。解けなかった問題や解答に時間がかかった問題を把握できるので、復習時に役立ちます。

冊子版の『問題集』は過去問(※4肢選択式がメイン)がそのまま掲載されていますが、バリューセット2を申し込んだ場合、ManaBunで「過去問一問一答(1問1答形式)」が解けます。

質問制度

分からなかったところを質問できる、質問制度もあります。申し込んだプランによって、質問できる回数は異なります。バリューセット2の場合、質問は計15回できます

eライブスタディ

約1ヶ月に1回の頻度で、「eライブスタディ」が開催されます。eライブスタディでは、直近の試験の過去問を解きます。

eライブスタディが開催される場合、約1週間前に、登録したメールアドレス宛に通知が届きます。

夜の時間帯に開催されることが多いので、比較的参加しやすいのではないかと思います。

実際に過去問を解いていき、各問題ごとに、参加者の正答率が表示されます。他の受験生の理解度も確認できるので、他の受験生と比較して、自分の学習の進捗度を確認できます。

設問に関して質問等有れば、右のチャット欄より質問することができます。自分の発言は、黄色で表示されます。

この時、伊藤先生より「質問ありませんか?」と問いかけがあったので、「大丈夫です。」と返事しました。

都合が悪く、eライブスタディに参加できない場合でも、後からManabunより視聴出来るので、ご安心下さい。

スケジュール設定

自らのライフスタイルを設定することで、勉強可能時間を捻出してくれる「スケジュール設定機能」があります。

自分の生活スタイルにあった勉強計画を自動で設定してくれるため、学習の進捗を把握出来ます。

フォーサイトFP講座の良い点

以上、簡単に講座の内容を紹介してきましたが、実際に受講して感じた良い点は、以下の3つです。

いつでもどこでも「音声」で学習できる。

1番のメリットは、いつでもどこでも音声学習ができる点です。

独学での勉強での場合、基本的にはテキストを用いた学習がメインですが、フォーサイトを選択すれば講義を視聴できます。だけでなく、を使った音声学習が可能になります。

また、テキストはweb上で閲覧可能で、講義の音声ダウンロードもできるので、電波の繋がりにくい地下鉄などでも、不便なく学習できます。

問題演習量が豊富

バリューセットの場合、紙の問題集に掲載の過去問に加え、Manabunの以下の機能で問題演習が可能です。

  • チェックテスト (※バリューセット1・2)
  • 確認テスト (※バリューセット1・2)
  • 過去問一問一答 (※バリューセット2)
  • 予想問題 (※バリューセット1・2)

また、Manabunで行う問題演習は出題順を変更することもできるため、問題順に回答を暗記してしまう、ということは無くなります。

モチベーション維持がしやすい。

他試験と異なり、FP試験は細かい数字の暗記まで問われるため、数字の暗記が苦手な方は苦戦する試験です。しかし、Manabunにスケジュール設定機能挑戦状機能などの受験生のやる気をキープさせる機能が搭載されており、継続して勉強できるよう配慮されています。

独学ではモチベーション維持が難しい反面、フォーサイトはモチベーション維持がしやすいです。

フォーサイトFP講座の悪い点

逆に、私が感じた悪い点は、以下の2つです。

教材が多すぎる。

上に掲載した写真の通り、教材量が豊富すぎることから、何から手をつけて良いか最初は混乱します。

合格体験記など、合格のためには必ずしも必要な教材ではない教材も多いと思います。教材の量は少なめでも良いので、その分受講料は安くならないのか・・・?と思ってしまいました。

テキストがそこまで分かりやすいとはいえない。

辛口で大変申し訳ないですが、私個人の感想としては、基本テキストが分かりやすくないと感じました。

確かにフルカラーになっており、見栄えは良いのですが、フルカラーテキストを追求した反面、色遣いがごちゃごちゃしているように思いました。「ここはなんで色を変えた?」と感じる部分もあったので、もう少し色遣いにはこだわって欲しいです。

正直言うと、市販のテキストの方が分かりやすいかもしれません。

大手予備校が出版しているテキストを参照にして、より良いテキストを作ってほしいですね。

メリット
デメリット
  • いつでもどこでも音声学習しやすい。
  • 問題演習量が豊富。
  • モチベーションを維持しやすい。
  • 教材が多すぎる。
  • テキストが分かり易くはない。

まとめ:圧倒的な受講率の高さを誇るフォーサイトの安心感

はい、いかがでしたでしょうか。

比較的新しくできた予備校なので、テキストのクオリティーなど、課題もあるものの、講座が充実しており、値段相応の恩恵は感じることができます

最後までご覧いただきありがとうございました。本記事が少しでも参考になりますと幸いです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次