【オススメは2校のみ】基本情報技術者試験のおすすめ予備校・通信講座11選【2024年】

どうもみなさんこんにちは、Flybirdです。

基本情報技術者試験の合格には、約300時間の勉強時間が必要と言われています。300時間と聞いて、「独学では難しそう…。」と感じた方は、予備校の講座を受講した方がコスパが良いです。

また、基本情報技術者試験には科目Aと科目Bの2種類がありますが、科目A受験免除制度を利用すれば、科目Aの受験が免除されます。この制度を利用したい方は、予備校の講座の受講が必須となります。

とはいっても、基本情報技術者試験の講座を提供している予備校は11校程度あります。たくさんあるので、どの予備校を選んだら良いのか迷っている方も多いのではないでしょうか?

そこで、本記事にて、予備校を選ぶ判断基準や、各校の特徴について、各校の講座内容を比較検討の上でお伝えします。予備校を選ぶ上で、少しでも参考になりますと幸いです。

目次

11校の講座内容の比較

私が調べた限りでは、2024年時点で基本情報技術者試験の講座を提供している予備校・通信講座は、以下の計11校あり、そのうち4校が、「科目A受験免除制度」に対応していました。

  1. 資格の大原
  2. BizLearn
  3. iTEC
  4. 独習ゼミ
  5. スタディング
  6. フォーサイト
  7. TAC
  8. LEC
  9. 産業能率大学
  10. Udemy
  11. 資格スクール大栄

計11校について、値段・内容・受講生フォローなどを比較し、私なりにランク付けを行いました。

予備校
資格の大原


スタディング

BizLearn
iTEC独習ゼミ
TAC

フォーサイト

LEC
産業能率大学Udemy
資格スクール大栄
オススメ度AランクAランクBランクBランクBランクBランクBランクCランクCランクCランクCランク
コース名基本情報技術者
合格コース
基本情報技術者 
・合格コース
・初学者コース
基本情報技術者試験  合格総合対策コース基本情報技術者
プレミアムコース
総合コース基本情報技術者試験
本科生
基本情報技術者
スピード合格講座
基本情報技術者
試験合格講座
基本情報技術者試験対策現役講師が教える〜
各種講座
基本情報技術者試験 SkiP講座
料金(税込)27,500円〜80,800円36,800円
43,800円
36,300円
47,300円
24,000円〜
43,250円
27,280円
43,780円
62,000円〜
90,000円
35,800円50,000円、
56,000円
44,000円10,000円185,757円
科目A
免除制度対応
ありなしありありありなしなしなしなしなしなし
通学コースありなしなしなしなしありなしなしなしなしなし
基礎講座基本講義26回分86講座
(約43時間)
約75時間動画・PDF約170本
(約50時間)
基本講義10回分約7時間約55時間約11.5時間~不明
確認テスト習熟度確認テストスマート問題集
86回分
Pop Quiz事前事後テスト確認テスト実力テストeラーニングなし実力テストなしAttack5
過去問講座終了試験直前対策セレクト過去問題集:17回分徹底対策演習出題パターン確認問題集Webテスト問題集問題集講義動画問題集過去問講義不明
テキスト冊子(2色)web版(2色)web版(2色)冊子(2色)冊子(2色)冊子(2色)冊子
(フルカラー)
冊子(2色)冊子(2色)なし冊子(2色)
模擬試験1回分1回分1回分1回なし1回1回分なし1回分
(模擬テスト)
なしなし
質問対応無制限追加オプション無制限無制限なし無制限ありなしなしなし無制限
その他特典・質問制度
・成績表
など
・AI実力スコア機能
・AI問題復習
・AI検索
・学習レポート など
担任チュータ制度
など
・質問制度
など
・eラーニング
など
・質問制度
・webフォロー制度
など
・eラーニング
・質問制度(回数制限あり)
添削制度
など
30日以内
講座料金返還制度
あり
・モチベーション診断
・カウンセリング
など
特徴・充実した講義
・免除制度含むコースが充実
スマホ・タブレットをメインに学習免除制度の修了試験合格率が高い最安で免除制度を利用できる豊富なeラーニング充実したフォロー制度フルカラー
テキスト
最安の講座料金カウンセリングあり
オススメ度AランクAランクBランクBランクBランクBランクBランクCランクCランクCランクCランク
詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る

各校の特徴に一長一短あるので、あえて順位付けはしておりませんが、ある程度の指標はあった方が良いと思いますので、オススメ度をAランクBランクCランクに区分いたしました。

なお、「科目A受験免除制度」に対応する4校の比較については、以下の表の通りとなります。

スクロールできます
予備校
資格の大原

BizLearn
iTEC独習ゼミ
オススメ度AランクBランクBランクBランク
料金(税込)27,500円
62,000円
80,800円
36,300円
47,300円
24,000円
43,250円
27,280円
43,780円
修了試験の
受験回数
2回2回1回2回
受験都市約20都市3都市5都市8都市
合格率77.3%
(2023年春期)
93%(※模擬テスト受講後)
(2020年春期)
86.2%
(2017年春期)
76%
(直近3期分)
通学コースありなしなしなし
詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る

おすすめの2校は「資格の大原」・「スタディング」

11校のうちでオススメの予備校は、Aランクを付けた資格の大原スタディングの2校です。

2校がおすすめの理由

基本情報技術者試験のおすすめ予備校・通信講座を検討するにあたっては、主に以下の要素が重要になります。

  • 講座料金
  • 講座内容・講義の質
  • テキストの質
  • 受講生フォロー体制(質問受付)
  • 科目A受験免除制度の有無

以上の要素を総合的に比較検討した結果、11校のうち2校が高評価となりました。よって、2校の中から検討するのがオススメです。

以下を基準に選ぶのがオススメです。

  1. 「科目A受験免除制度」または通学コースを受講したい ⇒ 『資格の大原』
  2. スマホ・タブレットメインで学習したい        ⇒ 『スタディング』

各校の講座内容を詳細に解説

以下、各予備校の講座内容を詳細に解説します。

資格の大原

出典:資格の大原
料金
高い
1
2
3
4
5
安い
講座内容・テキスト
悪い
1
2
3
4
5
良い
サポートの充実度
低い
1
2
3
4
5
高い
総合
悪い
1〜3
4〜6
7〜9
10〜12
13〜15
良い

簿記系資格をメインに、様々な資格試験を取り扱うのが「資格の大原」です。

料金体系・講座プラン

受講者のレベルや、科目A免除制度対応の有無などに応じて、学習コースが8つ用意されています。

コース名受講形態価格(税込)
合格コース(科目A免除制度対応)教室通学・映像通学・Web通信80,800円
合格コースWeb通信67,900円
科目A対策講座Web通信47,000円
科目A対策講座(科目A免除制度対応)Web通信62,000円
科目A対策教材学習科目A免除制度対応)Web通信27,500円
科目Bアルゴリズム対策講座Webライブ・映像通学・Web通信16,700円
Web模試(科目A)自宅オンライン受験2,100円
Web模試(科目A)自宅オンライン受験2,100円

以下のフローチャートを元に、ご自身にあったコースを選びましょう。

講座内容・使用テキスト

講義では、講師が黒板に書く時間や、受講生が黒板の内容をノートに書き写す時間を短縮するため、プレゼンテーションソフトで作成したスライドを黒板に直接投影する講義を展開しています。直接投影することで、無駄な時間を大幅に短縮し、効率的な学習を実現することに成功しました。

応用情報技術者試験含む情報処理技術者試験では、コンピュータ内部の処理など目にすることが少ないためにイメージしづらいテーマもあります。そこで、資格の大原ではプレゼンテーションソフトのアニメーションを利用した分かりやすい講義スタイルを実施しています。

テキストは、資格の大原のオリジナルテキストを使用します。テキストの種類は、大きく以下の6つです。

  • テキスト
  • 演習ドリル
  • ミニテスト
  • 過去問題集
  • 実力判定テスト
  • トレーニング問題集・演習 Webテスト

使用する教材はコース毎に異なります。

その他サポート制度

資格の大原は質問制度が充実しています。質問方法は「Zoom」・「電話」・「メール」の3種類から選ぶことができます。質問回数に制限はなく、追加料金不要で何度も質問できます。Zoomを用いた場合、講師とマンツーマンで画面を共有しながら、疑問点をピンポイントに質問できます。

その他、以下のフォロー制度が用意されています。

フォローサポート内容
振替視聴制度
(映像通学生)
無料で受講校以外の校舎でも映像視聴が可能。
Web講義フォロー
(通学生)
ご受講の同一コースの講義を、オンライン上でも受講できる。
いつでも何度でも視聴可能。
自習室・教室解放
(通学生・通信生)
受講生が集中して学習に臨めるよう、一部の教室を自習室として無料で開放。
自習室情報はパソコンや携帯で随時確認できる。
採点・成績表
(通学生・通信生)
模擬試験は採点後に成績表を返却。
理解度チェック・弱点の補強などに活かせる。
途中入学・随時入学対応
(通学生・通信生)
途中入学・随時入学に対応。
教室通学は途中入学も可能。

総評(欠点含む)

他校と比較すると、基本プラン(合格コース)の講座料金が若干高いですが、教室を提供している点や、その他のサポート制度を加味すると、むしろ安く感じるのではないでしょうか。

その他にも、修了試験を大都市以外の地域でも受講できる点や、科目免除制度に対応する通学コースを唯一設けている予備校であることも踏まえると、いかなる方にもオススメできる予備校です。まずは「資格の大原」の受講を検討しましょう。

メリット
デメリット
  • 通学コース+免除制度対応。
  • 修了試験を20都市で受講できる。
  • 料金がやや高い。

スタディング

出典:スタディング
料金
高い
1
2
3
4
5
安い
講座内容・テキスト
悪い
1
2
3
4
5
良い
サポートの充実度
低い
1
2
3
4
5
高い
総合
悪い
1〜3
4〜6
7〜9
10〜12
13〜15
良い

昨今、受講者を急激に増やしているのが、「スタディング」です。

スタディングの最大の特徴は、スキマ時間スマホやタブレット等を用いて、効率的に勉強できることです。基礎講座だけでなく、問題演習や過去問演習なども含めて、全ての学習内容をスマホ等で学習することができるようになっています。 

料金体系・講座プラン

コースは2つ用意されています。ITパスポート試験の学習経験や実務経験がある方「合格コース」、そうでない方は「初学者コース」を選びましょう。

コース名価格(税込)
基本情報技術者 合格コース36,800円
基本情報技術者 初学者コース43,800円

講座内容・使用テキスト

主な講座内容(教材)は、7つです。

  • 「基本講座(ビデオ講義、WEBテキスト)」
  • 「スマート問題集」
  • 「セレクト過去問集」
  • 「科目B基本講座(アルゴリズムとプログラミング)」
  • 「科目B解法講座」
  • 「科目B試験対策問題集」
  • 「直前対策模試」

※冊子版のテキストは配布されないため、机上での学習がメインの方は、注意が必要です。

基本情報技術者試験に効率的に合格するためには、基本的な内容をインプットし、その後に問題や過去問を使ってアウトプット練習を十分に行うことが重要になります。スタディングのカリキュラムでは、インプット後、すぐにアウトプットできることから、学習サイクルを効率よく回して実力を養成できます。

❶基本講義は、通信講座専用に収録され、大画面の前に立ってスライドを画面に映しながら講義を進める形態です。講義ではすべて画面に映し出したスライドに基づいて解説してくれます。スライド内の文字や図は大きく、スマホで視聴してもハッキリと内容が確認できます。

画面だけ見ておけば内容を理解でき、スムーズに学習を進められるようになっています。

科目A講座の講師は「滝口 直樹」先生です。

講師プロフィール:

ITパスポート、情報セキュリティマネジメント、基本情報技術者、応用情報技術者、マイクロソフト認定トレーナー(MCT)、IC3 認定インストラクター、Microsoft Office 2007 Master他、MOS各バージョンほか。

明治大学兼任講師、専門学校講師、情報処理試験・MOS対策インストラクター、Webコンサルタント、Webディレクターなど。

大学時代はITを活用した教育について研究し、当時黎明期であったeラーニングに関わる職を求め、2001年に大手資格スクールに入社。情報システム部・企画開発部にて、デジタルコンテンツ制作・eラーニングプロジェクトを担当。

2006年に独立。個人事業を開業。Webコンサルティング・Webマーケティング・Webサイト制作・IT顧問を中心に活動。

現在は、各種学校で非常勤講師の他、通信講座への出演、執筆など活動の場を教育分野に広げる。

スタディング公式:https://studying.jp/kihonjoho/message.html

滝口先生は、基本情報技術者試験に限らず応用情報技術者試験などの難関資格に合格されています。個人事業主として、WEBサイト制作などの実務経験をお持ちです。話し方もハキハキとしていて、聞きとりやすいです。

基本講義以外では、主に「❷スマート問題集」・「❸セレクト過去問集」・「❹科目B基本講座」・「❼直前対策模試」が付属しています。

「❷スマート問題集」は、基本講座で学んだ内容を確実に覚えるためのオンライン問題集です。出題された問題に対し、「〇」か「×」のいずれかをクリック(タップ)すると、即座に正解か不正解かが判定され、解説が表示されるシステムになっています。通勤時間などのスキマ時間で問題演習を行いながら、重要なポイントを確実に覚えることができます。

「❸セレクト過去問集」は、よく出題される問題をテーマ別に厳選した過去問題集です。わかりやすい、ていねいな解説が特徴です。何度も問題を解き、解説を読むことで、試験問題へのアプローチ方法・解法をマスターすることができます。

これらの問題練習では、問題を解くたびにスタディングマイページに成績が記録されます。科目ごとの進捗や平均点なども一目でわかるようになっています。さらに、「間違った問題」や「要復習にチェックした問題」だけ後でまとめて出題される「復習モード機能」もあるため、効率的に得点アップを行えます。

「❹科目B基本講座」で、科目B試験対策を行います。科目Bでは「アルゴリズム」分野から8割の出題が想定されており、合格をするためには、アルゴリズムの理解が必須です。ただ、多くの受験生が「アルゴリズム」に苦手意識を持っており、挫折しがちな分野です。

この点スタディングは、挫折せず根本から理解できるように、図やイラストを豊富に用いた分かりやすい動画講義を用意しました。わかりやすい図解丁寧な解説で、暗記に頼らない確かな知識が身に付きます。

直前期には「❺直前対策模試」を解くことで理解度を確認します。直前対策模試は、本試験と同様にパソコンで解けることから、CBT試験に限りなく近い状態で模擬試験を受けることができます。受験後には練習問題として何度も解くことができます。間違えた問題だけを復習できる機能も搭載されているので、復習にも便利です。

なお、その他便利な機能として、これまで解いた問題に「AI問題復習」機能がついています。自分が解いた問題の成績・回数に合わせて、AIが次回復習日を設定し、その日復習するべき問題を自動で出題します。復習する問題やタイミングに悩むことなく、効率的に実力アップできます。さらに、手動で問題の条件を決められるカスタムモードも搭載。「前回間違えた問題」「この科目だけ」等の細かい条件も設定できます。

その他サポート制度

他の受験生の勉強時間などを確認できる勉強仲間機能や、自分の学習時間や進捗状況を確認できる学習レポート機能などの、モチベーション維持に活用できる機能も充実しています。

また、2024年度より、追加オプションで学習Q&Aチケット(※1枚あたり約1,100円)を購入して、学習上の疑問点を講師に質問できるようになりました。

総評(欠点含む)

冊子版テキストが用意されていない点がデメリットですが、移動中や外出先での学習がメインの方はあまり気にならないのではないでしょうか。講座料金に比して講座内容が充実しているので、科目免除制度や通学コースを検討していない方は、スタディングでの受講を検討しましょう。

メリット
デメリット
  • スマホやタブレットでの学習に向いている。
  • eラーニング機能が優れている。
  • 冊子版のテキストがない。

私は、スタディングの応用情報技術者試験講座を受講して、試験に合格できました。詳細は、以下のレビュー記事をご覧ください。

BizLearn

出典:BizLearn
料金
高い
1
2
3
4
5
安い
講座内容・テキスト
悪い
1
2
3
4
5
良い
サポートの充実度
低い
1
2
3
4
5
高い
総合
悪い
1〜3
4〜6
7〜9
10〜12
13〜15
良い

BizLearnは、ビジネスパーソン向けのオンライン学習プラットフォームで、特にビジネススキルや実務に直結する知識の習得に特化しており、充実したeラーニングチュータによる個別指導が特徴の学校です。

料金体系・講座プラン

BizLearnでは、基本情報技術者試験用のコースが2種類用意されています。

コース名講座料金(税込)
基本情報技術者 総合対策コース(科目A免除制度対応)47,300円
基本情報技術者 合格総合対策コース(科目A免除制度対応)36,300円
基本情報技術者 徹底演習コース19,800円

ITパスポート試験経験者または実務経験者は「総合対策コース」、それ以外の方は「合格総合対策コース」を選ぶのがオススメです。

講座内容・使用テキスト

講座内容は、主に3つで構成されています。

  • 「合格ナビゲーション(標準学習時間:10時間)」※「総合対策コース」のみ
  • 「実力養成レッスン(標準学習時間:75時間)」 ※「総合対策コース」・「合格総合対策コース」のみ
  • 「【科目A試験】 /【科目B試験】徹底対策演習(標準学習時間:25×2時間)」

「❶合格ナビゲーション」は、基本情報技術者試験の学習で合格までの軌道を作るコースです。科目A試験・科目B試験の学習のコツや、効率よく学習を進める為のポイントなどがまとめられています。また、IPAが公開する最新のサンプル問題の解法を学ぶことができます。

「❷実力養成レッスン」は、基本情報技術者試験の対策に必要なすべての基礎を学べる教科書のようなコースです。テキスト動画で基礎を身につけた後、章ごとに設置された、Pop Quizエクササイズを通して、学習した内容をアウトプットすることができます。

Pop Quiz
エクササイズ

講義動画は、Youtube上で無料で視聴できます。

講師は「上野繁和」先生です。講義はスライドを投影する形式です。講師の声も聞き取りやすいです。

上野 繁和(うえの しげかず)先生:プロフィール

独立系システム開発会社にて、大手ゲーム会社の管理会計システム、信用金庫の与信管理システムの開発に従事。また、会計パッケージやERPパッケージの企画、開発にも携わる。商社系システムインテグレータ勤務を経て、現在は株式会社ベネフル総合研究所の取締役情報システム部長。
各プロジェクトの統括管理を行うと共に、情報処理技術者試験の書籍執筆、企業向け資格試験対策講座、専門学校や大学の情報処理に関わる講師も務める。応用情報技術者、ITコーディネータ、オラクルマスタープラチナ等の資格保有。

https://www.bizlearn.jp/collections/e-learning_e/products/391024

なお、実力養成レッスンにはチュータ機能がついており、分からない問題についてチュータに質問をすることができます。チュータに質問すれば、土日祝日等の非営業日を除き、24時間以内に返事が返ってきます。

「❸科目A試験徹底対策演習・科目B試験徹底対策演習」は、Bizlearnが制作したeラーニングを元に、試験の実際の問題を問いていくコースになります。コースは、練習テストと模擬テストの2つに分かれます。

練習テストでは重要度別に問題がまとめてられており、試験頻出問題に絞って学習を進めることができます。

模擬テストでは本試験と同様の試験時間・問題数で問題で実施され、出題形式は試験同様のCBT方式を取り入れています。模擬試験は無制限に受けられ毎回問題も変わるので、時間配分のコツをつかめます。模擬テストの結果はレーダーチャートですぐに表示され、解答・解説・弱点分析・合否判定の画面が表示されます。

総評(欠点含む)

Bizlearnはオンライン完結型のプラットフォームではあるものの、個別チュータ制度を導入しており、無制限で学習上の疑問点を質問できる点や、eラーニングが充実している点科目A免除制度に対応している点が大きなメリットです。

もっとも、eラーニングについてはスタディングも充実しており、スタディングに勝るような機能は確認できなかった点、科目A免除制度に対応する講座の料金プランがやや高い点を総合的に踏まえ、「Bランク」とさせていただきました。

メリット
デメリット
  • 個別チュータ制度あり。
  • 科目A免除制度あり。
  • 紙のテキストがない。
  • 科目A免除制度対応の講座料金がやや高い。

iTEC

出典:iTEC
料金
高い
1
2
3
4
5
安い
講座内容・テキスト
悪い
1
2
3
4
5
良い
サポートの充実度
低い
1
2
3
4
5
高い
総合
悪い
1〜3
4〜6
7〜9
10〜12
13〜15
良い

アイテックは、30年以上にわたってIT技術者の育成に携わっている学校です。他社にない豊富な経験と情報の蓄積により、情報処理技術者試験をはじめ、PMP®、LPICなどの各種IT資格・試験の対策やPDU取得に対応しています。

料金体系・講座プラン

基本情報技術者試験のコースは4つ用意されています。iTECの講座プランは、他校と比較して安めに設定されています。

コース名価格(税込)
基本情報技術者 プレミアムコース37,950円
基本情報技術者 科目A免除突破+科目B対策コース(科目A免除制度対応)43,250円
基本情報技術者 科目A免除突破コース(科目A免除制度対応)24,000円
基本情報技術者 全国統一模擬試験4,400円

iTECの講座では、修了試験を1度しか受験できないので、ご注意ください。

講座内容・使用テキスト

基本情報技術者 科目A免除突破+科目B対策コース」に含まれる講座は以下の通りです。

教材は、冊子版テキスト・WEBテキスト(PDF)・WEBテストの3つを使用します。冊子版とWEBのテキストを並行的に使用して、ハイブリッド学習ができます。

冊子版テキストとして、以下の市販テキストを使用します。

  • 基本情報技術者 科目A試験対策書
  • 基本情報技術者 科目Bの重点対策
  • アルゴリズムの基礎

WEBテキストは、以下の教材が用意されています。

  • 基本情報技術者 科目Aポイント集
  • コンピュータシステムの基礎
  • ITマネジメントの基礎
  • ITストラテジの基礎

また、テキストで学習する分野に関する知識の習得のため、WEBテスト(e-learing)が付属しています。

以上の教材(冊子版テキスト・WEBテキスト(PDF)・WEBテスト)を使い分けることで、学習を進めていくスタイルになっています。例えば、自宅ではじっくり冊子版テキストで学習する、移動中スマホで問題演習や動画視聴をする、外出先ではWEBテキストをタブレットで閲覧しながら学習する、などの使い分けが可能です。

コースに付属する講義は、Youtube上にて無料で視聴できます。

投影資料の内容はわかりやすいので、理解が捗ります。画面の下部分には音声字幕が付いているので、説明を聞き返す必要もありません。

講師は、富田良治先生です。

富田 良治(とみた よしはる)先生:プロフィール

中小企業診断士、ITストラテジスト、元電気通信大学非常勤講師(データ分析)。受託開発ソフトウェア業の中小企業にSE/プログラマとして16年間従事した後、IT経営コンサルタントとして独立。「ITとデータのチカラで、人と企業に幸せを。」を経営理念とし、データ活用・IT活用・SNS活用を専門に延べ100社以上の大企業~中小企業のコンサル実績がある。自身のコンサル会社の他、飲食・芸能・AI・ロボット販売・データ分析など、7社以上の経営に関わる起業家でもある。
データ活用・IT活用・SNS活用などをテーマに全国の商工団体で延べ200回以上のセミナー実績がある。割烹料亭、BAR、キッチンカーによる移動販売など複数店舗を経営する中小企業の経営者として、実際の経験に基づく豊富な事例でわかりやすくお伝えする。

https://kkbrain.co.jp/lecturer-list/tomita-yoshiharu/

その他サポート制度

通信講座ではあるものの、受験生からの質問を受けているなど受験生フォロー体制も整っています。

総評(欠点含む)

iTECは講座料金が安く、特に科目A免除制度に対応する学校の中で最安の講座を提供している点が魅力です。もっとも、講座で使用するテキストは全範囲を網羅できておらず、テキストの内容もやや分かりにくい点が気になりましたので、「Bランク」とさせていただきました。

メリット
デメリット
  • 一番安い「科目A免除制度対応」の講座コースがある。
  • テキストの質が若干低い。

独習ゼミ

出典:独習ゼミ
料金
高い
1
2
3
4
5
安い
講座内容・テキスト
悪い
1
2
3
4
5
良い
サポートの充実度
低い
1
2
3
4
5
高い
総合
悪い
1〜3
4〜6
7〜9
10〜12
13〜15
良い

独習ゼミは、2001年より基本情報技術者試験に関するサポートを行っている、伝統ある予備校です。

料金体系・講座プラン

コースは、2つ用意されています。

コース名料金(税込:通信Web)
科目A対策コース(科目A免除制度対応)27,280円
総合対策コース(科目A免除制度対応)43,780円

講座内容・使用テキスト

独習ゼミでは、「❶テキストによる知識のインプット」→「❷動画で理解を促進」→「❸Webテストのアウトプット」→「❹テスト結果分析」の一連のサイクルを回しつつ学習を進めます。

テキスト・講義動画で必要事項をインプットした後、すぐにWebテストでアウトプットできるため、理解が定着します。

❶テキストは、「絵で見ておぼえる基本情報技術者」「出るとこだけ!基本情報技術者 テキスト&問題集」の2冊を使用します。

評判が高く分かりやすいテキストを使用することで、効率よく学習できます。

メインテキストはWebでも閲覧できるので、移動中や外出先の学習にも向いています。

❷講義動画は、基本テキストの内容に連動しており、全11章・116本用意されています。講義の時間は1本あたり5分~10分程度と短いので、スキマ時間を有効活用して効率的に学習できます。

動画は、公式HPより無料で視聴できます。テキストのスライドを投影しつつ、必要に応じてホワイトボードに手書きで補足しながら進める講義スタイルになっています。

https://www.seplus.jp/dokushuzemi/ec/fe

講師は「城田 比佐子(しろた ひさこ)」先生が務めます。講義で使用するテキストの執筆者でもあり、基本情報技術者などの様々な試験に精通している講師です。

城田 比佐子講師 プロフィール 

基礎~応用までわかりやすく伝えることができる人気講師

大手商社にてITシステムの企画を担当した後、独立。大学、専門学校をはじめ、各企業の情報処理教育を携わる。ITパスポートから応用情報・高度試験までの豊富な講義経験から基づく、試験で必要なポイントを伝える人気講師

https://www.seplus.jp/dokushuzemi/ec/ap/

❸Webテストは、独習ゼミオリジナルのe-learningを使用します。科目A・科目Bの各学習項目に対応した700問以上の問題が収録されており、問題量の豊さは随一です。

  • アセスメントテスト:コースの受講を始める前の理解度を計るためのテスト
  • 通常テスト:教材に連動した章ごとの理解度を計るテスト
  • 修了テスト:コースの修了を判定するテスト 通常テストにすべて合格で受験可能
  • フリーテスト:ご自身の弱点分野に特化して受験できる復習用テスト
  • 模擬テスト:本番試験と同じ出題数/出題範囲/制限時間の模擬テスト

❹テスト結果は、解答率を元に詳細に分析されます。現在の自分の実力を見える化できる、自分の苦手なポイントが分かります。

その他サポート制度

自分の苦手分野が一目で分かる成績確認機能や、テストごとに設定できるスケジュール機能で、本試験までの進捗を確認できます。

総評(欠点含む)

講座料金は比較的安く、eラーニング数多くの問題を演習できる点がメリットですが、他校と比較して講義の時間が若干短く、講師への質問ができないことを踏まえて、「Bランク」とさせていただきました。

メリット
デメリット
  • テスト問題量が豊富。
  • 講師への質問は不可。

TAC

出典:TAC
料金
高い
1
2
3
4
5
安い
講座内容・テキスト
悪い
1
2
3
4
5
良い
サポートの充実度
低い
1
2
3
4
5
高い
総合
悪い
1〜3
4〜6
7〜9
10〜12
13〜15
良い

各資格試験で有名な大手予備校のTACも、基本情報技術者試験の講座を提供しています。

料金体系・講座プラン

講座内容に応じて、8つのコースが用意されています。学習の進捗度や、希望する講座内容に応じて、自分に合ったコースを受講しましょう。

スクロールできます
コース名/講座料金(税込)教室講座/ビデオブース講座Web通信講座DVD通信講座
本科生プラス84,000円78,000円90,000円
本科生67,000円62,000円72,000円
科目Aマスターコース53,000円49,000円57,000円
科目Bマスターコース40,000円36,000円44,000円
アルゴリズム演習26,000円29,500円
直前対策セット8,900円/
8,500円
直前10点アップゼミ8,400円7,900円9,200円
Web模試3,300円(自宅受験)

講座内容・使用テキスト

TACの講座内容は、主に7つで構成されています。

  • 「入門講座(10回)」 ※ 「本科生プラスのみ
  • 「出るとこマスター(10回)」 
  • 「科目A総合演習(1回)」
  • 「アルゴリズム講義・アルゴリズム演習(12回)」
  • 「セキュリティ演習(2回)」
  • 「Web模試(1回)/Web模試解説(3回)」
  • 「直前10点アップゼミ(3回)」

講義のサンプルは、YouTubeよりご試聴できます。まるで学生時の授業のように、黒板を用いて内容を説明してくださいます。

講師は、「藤澤 大輔(ふじさわ だいすけ)」講師です。ハキハキと喋られるので、非常に聴きやすいですね。

また、各種講義では、テキストはTACオリジナルのテキストを用います。

合格に必要な知識を理解しやすい順序に整理し、コンパクトにまとめ、図表を使いながら分かりやすく解説していきます。必ず押さえるべき重要事項はゴシック(太文字)で表記しているため、メリハリをつけた学習が可能です。テキストは白青2色刷りですが、講義を聴きながらマーカーや書き込みも可能なので、自分だけのテキストを作成できます。

その他サポート制度

メールや教室での講師への質問制度・webフォロー制度完備・音声ダウンロード機能など、受講生フォロー体制も充実しています。

総評(欠点含む)

通学コースが用意されているなど、伝統的な大手予備校で、実績は十分ではありますが、講座料金が高い点が気になります。また、黒板に板書をしながら解説する授業スタイルも好みが分かれるところであるため、「Bランク」とさせていただきました。

メリット
デメリット
  • 通学コースがあり、クラスも多い。
  • 料金プランが豊富。
  • 料金が高い。

フォーサイト

出典:フォーサイト
料金
高い
1
2
3
4
5
安い
講座内容・テキスト
悪い
1
2
3
4
5
良い
サポートの充実度
低い
1
2
3
4
5
高い
総合
悪い
1〜3
4〜6
7〜9
10〜12
13〜15
良い

フォーサイトは、累計受講者数40万人を突破するなど、近年知名度が上がっている通信予備校です。基本情報技術者試験含めた様々な資格試験に関する講座も取り扱っています。

料金体系・講座プラン

基本情報技術者向けのコースとして、「スピード合格講座」が用意されています。

コース名値段(税込)
基本情報技術者 スピード合格講座35,800円

講座内容・使用テキスト

スピード合格講座では、以下の4つの教材をメインに使用します。

  • 「基礎講座(ビデオ講義、テキスト)」
  • 「問題集」
  • 「模擬試験」
  • 「eラーニング ManaBun
https://www.foresight.jp/fe/price/

カリキュラムの体系として、「基礎講座」のビデオ講義とテキストで知識をインプットしながら、「問題集」に掲載の過去問を解いてアウトプットすることで知識を定着させ、「模擬試験」で実力を確認して弱点を克服するという流れになっています。

フォーサイトの一番の特徴は、「フルカラーテキスト」です。

このフルカラーテキスト業界初です。フルカラーの利点を活かして図表やイラストも豊富に挿入されており、読みやすいレイアウトで構成されています。活字を読むのが苦手な方でも、本テキストを読むのは苦にならないのではないでしょうか。

一方で、鮮明すぎてややゴチャゴチャしている印象も受けますので、読みにくいと感じる方もいらっしゃるでしょう。

フルカラーテキストには好みがあると思いますので、皆さん自身の目で確かめてみてください。

各講義のサンプルは、YouTubeよりご試聴できます。

講義動画では、画面にフルカラーテキストを投影し、重要箇所には講師がテキスト上にアンダーラインを入れたり丸で囲んだりしながら、講義を進めてくれます。

フルカラーテキストを元に講義がなされるため、非常に分かりやすいです。

講義動画は、等倍速のほか、1.5倍速での再生も可能です。音声ダウンロードも可能なので、電波の繋がりにくい場所でも学習が可能です。

講師は「藤岡 恵樹」先生です。非常に丁寧な説明をされます。声も綺麗で、聞き取りやすいです。

藤岡恵樹講師:プロフィール
【生年月日】1990年12月19日
【出身】千葉県出身
【血液型】A型

早稲田大学人間科学部卒業後、IT企業に就職。
基本情報技術者試験、ITIL、LPICの資格を取得。

【座右の銘】学びて思わざれば罔(くら)し。思いて学ばざれば殆(あやう)し。 本や人から学ぶだけで、その学びを自分の考えに落とさなければ、何も身につかない。 しかし、考えることばかりで人から学ぶことを怠ると、独断的になって危険である。

【趣味】野球観戦、将棋、珈琲(ハンドドリップ)

【尊敬する人】野村克也監督

https://www.foresight.jp/fe/teacher/

その他、フォーサイトの大きな特徴は、特許取得のeラーニングシステム「ManaBunです。Manabunはパソコン、スマホやタブレットから利用できるので、好きな時間・場所で、講義を受講したりテキストを閲覧できます。

講義以外にも、確認テスト一問一答集を用いた理解度の確認、単語カードを用いた重要語句の暗記ができるほか、お知らせ事項の確認学習スケジュール作成機能なども付属しています。

私も使用したことがありますが、非常に画期的なシステムだと感じました。

その他サポート制度

eラーニングManaBun」を通じて講師に学習上の疑問点を質問できます。ただし、質問回数は5回に制限されている点にはご注意ください。もっとも、フォーサイトによれば、年間の一人当たり平均質問回数は3回のようなので、質問回数が不足することはあまり想定されないのではないでしょうか。

また、フォーサイトは、受験生のモチベーションを維持するための補足資料・副教材のボリュームが多いです。例えば、学習を始める前に読む「学習マンガ」や、学習計画達成をサポートする「合格手帳」などが付属されます。

総評(欠点含む)

講座料金は安い部類に入りますし、特に鮮明なフルカラーテキストを用いて学習したい方にはオススメです。もっとも、講義時間が比較的短い点や、質問回数に制限がある点が気になりましたので、「Bランク」とさせていただきました。

メリット
デメリット
  • フルカラーテキスト
  • 質問回数が5回まで。

LEC

出典:LEC
料金
高い
1
2
3
4
5
安い
講座内容・テキスト
悪い
1
2
3
4
5
良い
サポートの充実度
低い
1
2
3
4
5
高い
総合
悪い
1〜3
4〜6
7〜9
10〜12
13〜15
良い

様々な資格試験を取り扱うのが、大手予備校のLECです。

料金体系・講座プラン

基本情報技術者試験の講座コースは、1つのみ用意されています。

コース名料金(税込:通信Web)
基本情報技術者試験 総まとめ演習講座使用テキストあり:56,000円
使用テキストなし:50,000円

LECの講座は通学コース」が用意されていないので、注意が必要です。

講座内容・使用テキスト

基本情報技術者試験対策講座では、3編・合計約55時間の講義が受講できます。

科目A⇨科目Bの学習順序が通常ですが、LECでは、まず科目A・科目Bに共通する「アルゴリズム」・「セキュリティ」を先に学習した後、残りの科目Aの学習項目を学習する流れとなっています。

科目学習時間
①「アルゴリズム」
(科目A⇒B)
IT基礎理論、アルゴリズム入門/考え方/基本、データ構造と応用、擬似言語問題演習(例題/練習問題/サンプル/公開/過去問)約30時間
②「セキュリティ」
(科目A⇒B)
セキュリティ入門/考え方/基本/管理/技術評価/対策/実装技術/問題演習(例題/練習問題/サンプル/公開/過去問)約10時間
③その他:科目Aハード/ソフトウェア、ネットワーク、データベース、ソフトウェア開発、マネジメント、ストラテジ、問題演習(例題/練習問題/サンプル/公開/過去問)約15時間

講義は、公式サイトより「おためしWeb受講」に申し込むことで無料でご試聴できます。講師は「林 雄次」先生です。

https://www.lec-jp.com/kouza_trial/fe.html

林 雄次 講師:プロフィール

はやし総合支援事務所代表
弊社講師(ITパスポート/情報セキュリティマネジメント/DX戦略研修など)大塚商会のシステムエンジニアとして、1000社以上の中小企業の業務改善や戦略コンサルに従事。保有資格はITストラテジスト、プロジェクトマネージャ、基本情報技術者、情報処理安全確保支援士、システム監査技術者、ネットワークスペシャリスト、データベーススペシャリスト等の高度情報処理技術者資格から、G検定、kintoneアプリデザインスぺシャリスト、ソフトウェア開発技術者、知的財産管理技能士2級等ビジネス系などまで幅広く、400を超える。上場企業からベンチャーまで幅広い企業の顧問などで幅広く活動。「資格ソムリエ」としてさまざまなメディアで活躍中。情報処理技術者試験などの実施団体である、独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)でセキュリティプレゼンターも務める。

日本パラリンピック委員会 ハイパフォーマンスマネジメントチーム 情報・科学スタッフ
東京都社会保険労務士会 デジタル・IT化推進特別委員
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)セキュリティプレゼンター
日本の資格・検定 公認アンバサダー

LEC公式:https://www.lec-jp.com/fe/

講義は、PCでもスマホでも学習可能です。2倍速までの倍速視聴が可能なので、メリハリをつけた講義視聴が可能です。講義動画はスマホでダウンロードできるので、電波の悪い場所でも不都合なく学習できます。

講義では、市販されている3冊のテキストを使用します。それぞれ科目A・科目B対策に特化した、人気の高いテキストです。

  • うかる! 基本情報技術者[科目B・アルゴリズム編] 2024年版
  • うかる! 基本情報技術者[科目B・セキュリティ編] 2024年版
  • うかる! 基本情報技術者[科目A編] 2024年版

総評(欠点含む)

LECの基本情報技術者試験講座は、通学コースが用意されておらず、講師に質問もできません。あえてLECを選ぶメリットはほぼないと評価いたしましたので、「Cランク」とさせていただきました。

メリット
デメリット
  • 大手予備校の安心感。
  • 模試や質問対応などがない。

産業能率大学 総合研究所

出典:産業能率大学 総合研究所
料金
高い
1
2
3
4
5
安い
講座内容・テキスト
悪い
1
2
3
4
5
良い
サポートの充実度
低い
1
2
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4
5
高い
総合
悪い
1〜3
4〜6
7〜9
10〜12
13〜15
良い

産業能率大学 総合研究所では、「社会で活躍できる人材の育成」をモットーに、様々な資格試験に関する通信研修を提供しています。

料金体系・講座プラン

講座コースは1つのみ用意されています。

コース名料金(税込)
基本情報技術者試験対策44,000円

講座内容・使用テキスト

カリキュラム・教材は主に9つで構成されています。

  • 「FE試験対策テキスト1,2」 :テクノロジ系の範囲を網羅するテキスト
  • 「FE試験対策テキスト3 」:マネジメント系およびストラテジ系の範囲を網羅するテキスト
  • 「FE試験対策テキスト4 」:科目B試験問題の“データ構造とアルゴリズム”に特化したテキスト
  • 「科目A試験対策問題集 」:科目Aの内容を効率よく演習できるように構成した問題集
  • 「科目B試験対策問題集 」:科目Bの各出題テーマの演習ができるように構成した問題集
  • 「本試験問題集」:過去の本試験の午前問題と解説を掲載した問題集
  • 「チャレンジテスト 2回」
  • 「実力テスト 3回(コンピュータ採点型・郵送提出)」
  • 「公開模試(Web版)(任意提出) 1回」

本コースはTACと提携しているので、TACの講座で使用するテキストと同じものを使用します。試験の出題範囲にあわせて構成されたテキストと問題集で、初学者の方でも無理なく学習することができます。

総評(欠点含む)

テキストは分かりやすいものの、同テキストはTACの講座でも使用することから、本講座をあえて選ぶ必要性はありません。添削制度や模試等はあるものの、講義や質問制度はなく、講座料金もそこまで安くはないので、本講座自体のメリットが見つからず、「Cランク」とさせていただきました。

メリット
デメリット
  • 教材が豊富で、添削機能あり。
  • 講義や質問制度がない。

Udemy

出典:Udemy
料金
高い
1
2
3
4
5
安い
講座内容・テキスト
悪い
1
2
3
4
5
良い
サポートの充実度
低い
1
2
3
4
5
高い
総合
悪い
1〜3
4〜6
7〜9
10〜12
13〜15
良い

210,000以上のコースを提供するUdemy(ユーデミー)も、基本情報技術者試験の講座を取り扱っています。

料金体系・講座プラン

現時点で3つの講座コースが用意されています。学習状況に応じて、必要な学習プランを選択しましょう。

コース名内容料金(税込)
現役講師が教える【基本情報技術者試験 科目A】講座科目A対策4,800円
現役講師が教える【基本情報技術者試験 科目B】講座科目B対策4,800円
~始めから効率よく学ぶ~ 基本情報技術者試験 最速 合格講座科目A+科目B対策10,000円

本記事で紹介する予備校・通信校の中で最安の料金プランです。

講座内容・使用テキスト

講座は、以下のリンクより無料で視聴できます。講師は、「石田宏美」先生です。

https://www.udemy.com/course/kihon_joho/

石田宏美講師 プロフィール

・著書に「ゲーミフィケーション」(大和出版)
・応用情報技術者試験の書籍を執筆中(冬に出版予定)
・「週刊 東洋経済」2023年4/29・5/6合併特大号に4ページ寄稿
・ITパスポート試験 合格
・情報セキュリティマネジメント試験 合格
・基本情報技術者試験 合格
・応用情報技術者試験 合格
・データベーススペシャリスト試験(旧 テクニカルエンジニア データベース)合格

デジタルプランニング株式会社 代表取締役社長。

8年間のサラリーマンプログラマを経て、2007年に独立。2009年にデジタルプランニング株式会社設立。

インターネットマーケティングに有用なソフトウェアを自社開発。
斬新な発想のソフトウェアとして、日本中で話題となる。

またfacebook関連のWEBサービスを2012年に発表し、わずか3日で2万人が使用するヒット作となる。

その他にもSNS関連のソフトやサービスを多数発表。

ネット集客の知識はもちろん、ネットを使わないいわゆる「リアル」集客も得意とし 札幌で100人、200人規模のイベントを単独で何度も成功させている。

その実力が認められ、大和出版から「ゲーミフィケーション」を出版。

https://www.udemy.com/user/shi-tian-hong-shi2/

図や表が掲載されたスライドを用いて講義が始まります。スライドの内容はとても分かりやすいので、理解が捗ります。

総評(欠点含む)

講座料金は非常に安いですが、講座を提供するのみで、紙のテキストや問題演習機能その他質問制度などのサポート制度は充実していないため、「Cランク」とさせていただきました。

メリット
デメリット
  • 講座料金が最安。
  • 紙のテキストや問題集はない。

資格スクール大栄

出典:資格スクール大栄
料金
高い
1
2
3
4
5
安い
講座内容・テキスト
悪い
1
2
3
4
5
良い
サポートの充実度
低い
1
2
3
4
5
高い
総合
悪い
1〜3
4〜6
7〜9
10〜12
13〜15
良い

資格スクール大栄も、基本情報技術者試験の講座を提供しています。

料金・講座プラン

コースプランは1つ用意されています。

コース名料金(税込)
基本情報技術者講座163,757円
※別途入学金22,000円が必要

講座内容・テキスト

カリキュラムは、主に4つで構成されています。

  1. HOP講座
  2. STEP講座
  3. JUMP講座
  4. Attack5

まず、「HOP講座」で学習項目の全体像を把握します。

次に「STEP講座」で、1回約5分で試験合格のポイントをすぐ学習します。全体像を理解した後、苦手・重要な部分をピンポイントで復習できます。

そして、「JUMP講座」で、Hop講座やStep講座で扱わなかった難易度の高い問題に挑戦した上で、理解を深めます。

そして、「Attack5」で、①四肢択一形式の問題を解き進めます。②解答後には、ヒートマップ機能により定着度や弱点を確認できます。③問題を繰り返し解いて、全問正解を目指しましょう。

フォロー制度など

資格スクール大栄は、サポート制度が充実しています。

合格ポイントや学習の進め方などを教えるため、定期的にセミナーを開催しています。また、同時期に勉強をスタートした仲間との意見交換ができ、一緒に切磋琢磨することで合格が狙えます。

また、学習管理の専門スタッフのキャリアナビゲーターが定期的にカウンセリングを行い、学習の進捗確認や学習に対する疑問点にお応えします。学習内容の理解度や進捗を確認しながら、受講スケジュールを組んでくれるので、計画性をもって学習を進めることが可能です。

総評(欠点含む)

キャリアナビゲーターによるカウンセリングや、質問受付など、サポート体制は充実していますが、講座料金が非常に高い点が気になり、「Cランク」とさせていただきました。

メリット
デメリット
  • サポートが充実。
  • 講座料金が非常に高い。

まずは資格の大原・スタディングの受講を検討しましょう。

基本情報技術者試験のおすすめ予備校・通信講座を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

基本情報技術者試験の場合、科目A免除制度に対応しているか、通学コースがあるかなど、予備校を選ぶ基準は様々ですが、総合的に見ると「資格の大原」「スタディング」の評価が高くなりました。まずは2校を基準に、各校の講座の内容を比較検討しつつ、自分に合った講座を選びましょう。

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