どうもみなさんこんにちは、Flybirdです。
建設業経理士試験に限らず、様々な試験で「過去問対策」は必須です。
ただ、過去問対策は必須、と言われても、これから建設業経理士試験の勉強を始める場合、過去問の解き方や過去問の対策の方法など、わからない方も多いのではないのでしょうか。
私も、学習を始めた頃は、どのように過去問対策を行えばよいかわかっていませんでした。しかし、過去問対策をしっかり行った結果、建設業経理士1級3科目に独学で合格することができました。
そんな私が、過去問対策の方法について、本記事にて紹介します。
建設業経理検定は特に、過去問の重要性が高い。
過去問に出題された問題でも繰り返し出題される可能性が高いことから、どの試験でも、過去問をやり込むことは重要ですが、中でも、建設業経理検定は特に過去問の重要性が高いです。
なぜなら、建設業経理士試験の出題形式は、毎年ほぼ決まっているからです。
1級の場合、3科目とも第1問は「記述式」、第2問は「選択問題」、第5問は、「総合問題」で決まっています。第3問と第4問も、各科目ごとに出題形式がほぼ固定されています。
2級でも、出題形式に大きな変更はありません。
試験を受けるにあたり、必ず過去問はやり込みましょう。
必要量:最低5回分程度
過去問は↓の公式サイトに掲載されています。
https://www.keiri-kentei.jp/exam/past/index.html
5回分が掲載さているので、最低でも掲載されている5回分は解いてみましょう。
なお、直近5回分以前の過去問は、↓のサイトに掲載されています。
https://www.kks-21.com/info/cert/
5回分以前の過去問に関しては、「できる限り解く」というスタンスでOKです。時間が許す限り、新しいものから順々に解いていきましょう。
過去問を解いていくうえで、合格点に達することが出来たら、本番も安心できますね。
過去問の解き方(1級)
合格者の私が語る、おすすめの過去問の解き方を2つを紹介します。
問題1:記述式は解く必要なし。
建設業経理士1級の場合、問題1は、記述問題になっています。問題1の配点は20点と大きい(合格点は70/100)ですが、問題1は解かなくてよいです。
私は、過去問の記述問題は一切解きませんでした。
なぜなら、問題1で高得点を取るためには暗記中心の勉強が必要になります。
建設業経理士は計算がメインの試験なので、コスパが悪くなってしまいます。
また、問題1は部分点があるからです。
文字数が200字~300字程度ありますが、全く対策しなくても、勉強してきた中で得た知識を使って少しでも何か書けば、おそらく何点かは取れると思います。
普段の勉強では、問題2~問題5の対策に時間を費やしましょう。
理想を言えば、問題2~問題5で70点取れるレベルに到達したいところです。
問題5:間違えた理由まで詳細にチェック。
問題1~問題5の中で一番大事なのが、配点の高い「問題5」です。
そして、財務諸表や原価計算の場合は、1つでも計算を間違えるとそれだけで4,6点落としてしまうことにもなりかねません。
ですので、問題5に関しては、途中の計算方法も含め、間違えたところは徹底的に対策しましょう。
問題5で満点を取れると、かなり合格に近づけます。
過去問集の有無:解説が欲しい方は過去問集を購入しましょう。
上述の通り、公式HPに過去問が掲載されておりますが、「解答」と「解説」が付いておりません。
このうち、「解答」については、大栄のHPに掲載されています。 (なぜか第19回分と第20回分だけ掲載されていませんが。 )
http://www.daiei-koumuin.com/sokuho/kenbo.html
そのため、「解答があれば十分で、解説までは不要。」という方は、過去問集の購入は不要です。「解説まできちんと欲しい。」という方は、過去問集を購入しましょう。
以下、私のおすすめする過去問題集をを掲載しておきます。
まとめ:アウトプットの学習も兼ねて、過去問にがっつり取り組みましょう。
はい、いかがでしたでしょうか。
繰り返しになりますが、建設業経理検定は過去問がほぼそのままで繰り返し出題される試験です。
過去問のやり込みが大事になりますので、みなさんも出来る限り多くの過去問に取り組んでみてください。
コメント