【17校を徹底比較】行政書士試験のおすすめ予備校・通信講座3選【2024年版】

どうもみなさんこんにちは、Flybirdです。

行政書士試験合格に必要な学習時間は800時間〜1000時間と言われています。仮に1000時間とした場合、1日2時間勉強したとして、約1年半の期間が必要になります。

約1年半もかかる試験のため、行政書士試験を受験される方は、独学ではなく、予備校を検討される方も多いのではないかと思います。

しかし、行政書士試験の講座を提供している予備校の数は非常に多く、どの予備校講座を選べばよいかわからないですよね。

私は、2020年に行政書士試験に合格することができました。

そんな私が、17校の予備校の中から、おすすめの予備校を3校に絞って、本記事で紹介します。みなさんが予備校を選ぶ上で、なりますと幸いです。

目次

全17校を3区分に分類

2023年時点で、行政書士試験の講座を提供している予備校は、私が調べた限りでは、計17校存在します。この17校は、「低価格帯(通信講座)」「高価格帯(通信講座)」「通学校」の3種類に分類できます。

  • 低価格帯(通信講座):価格帯が0〜10万円の範囲の講座を提供する予備校(通学コースなし)
  • 高価格帯(通信講座):価格帯が10万円以上の講座を提供する予備校(通学コースなし)
  • 通学校通学コースの講座を提供する予備校

17校を3種類に分類すると、以下の区分となります。

  1. 低価格帯(8校):スタディング、フォーサイト、クレアール、オンスク、キャリカレ、ユーキャン、SMART合格講座、藤井予備校
  2. 高価格帯(4校):アガルート、伊藤塾、資格スクエア、東京法経学院
  3. 通学校(5校):LEC、TAC、資格の大原、辰巳法律研究所、資格スクール大栄

各分類のうち、私がおすすめするのは、赤字のアガルートスタディングLECの計3校です。

「アガルート」「スタディング」「LEC」の3校がおすすめの理由

予備校を選ぶ上で、様々な判断基準があります。

  • 講座料金
  • 講座内容・講義の質
  • テキストの質
  • 受講生フォロー体制
  • 合格実績

これらの観点から私の独断でランク付けを行い、各価格帯で総合的に良い評価となったのが、「アガルート」と「スタディング」と「LEC」でした。

以下、この3校の特徴をそれぞれ解説します。

17校の比較

本記事で紹介する17校の講座内容・特徴を比較してみました。

予備校
アガルート

スタディング

LEC

フォーサイト

クレアール

オンスク

キャリカレ

ユーキャン
SMART合格講座
藤井予備校

伊藤塾

資格スクエア

東京法経学院

資格の学校TAC

資格の大原

辰巳法律研究所

資格スクール大栄
基本プラン入門総合講義行政書士
合格コースミニマム
合格講座
スタンダードコース
バリューセット3カレッジコースウケホーダイ-
ライト
行政書士講座行政書士講座実戦 行政書士
SMART合格講座
月額制サービス行政書士合格講座 スタンダードコース森Tの1年合格講座フルパックコースベーシック本科生行政書士
合格コース
合格スタンダード講座行政書士ForYou合格コース
(入門パック)
料金184,800円〜34,980円〜189,000円〜〜94,800円63,000〜月額1,078円~49,600円63,000円〜53,900円月額3,480円〜208,000円〜〜165,000円102,850円〜198,000円〜203,000〜〜234,500円〜291,047円
一般教育訓練
給付制度
なしなしありありありなしなしありなしなしなしなしなしありありあり不明
通学コースなしなしありなしなしなしなしなしなしなしなしなしなしありありありあり
テキストフルカラーWEBテキスト
※冊子版はオプション
白黒フルカラー2色(黒赤)PDFテキスト白黒2色(黒赤)WEBテキストPDFテキスト白黒2色(黒青)白黒白黒白黒フルカラー白黒
基本講座テキスト5冊分計150回
(約50時間)
64回
(約160時間)
テキスト7冊分
(約49時間)
340単元
(170時間)
全232回
(約32.5時間)
テキスト5冊分30時間〜60.3時間89回
(約178時間)
140時間約180時間テキスト5冊分55回
(約138時間)
54回
(約135時間)
240unit+18時間
(約138時間)
あり
確認テストなしスマート問題集なしチェックテストなし問題演習なしWEBテストなしなしなしなしなしミニテスト復習テストなしチェックリスト
過去問講座短答過去問
解説講座
過去問解法講座
計50回
(約18時間)
なしテキスト7冊分
(約11時間)
過去問解説講義
(328回)
なしなしなしなし48時間約23時間約20時間なしなしなし60時間なし
記述式講座記述過去問
解説講義
記述式解法講座記述基礎力
養成講座4回

(10時間)
なし記述マスター講義なしなしなしなし記述式対策講座記述式解法演習
全12回(4時間)
記述式攻略講義記述式解法
マスター講座
記述対策講義
2回(5時間)
記述式演習記述式対策
(12時間)
なし
模試1回分1回分3回分2回分1回分なしなし2回
(+10,800円)
なしなし2回分1回分3回分2回分3回分2回分7回分
質問対応無制限なし無制限10回〜20回無制限なし無制限1日3問までなし質問掲示板1週間に1回100回まで無制限無制限50回まで無制限無制限
合格実績合格者:296名
合格率:56.17%
(2022年度)
不明合格率:48.86%
(2022年度)
合格率:54.1%
(2022年度)
合格者97名〜
(2022年度)
不明不明合格者:2918名
(過去10年)
不明不明合格者97名〜
(2022年度)
合格者26名〜
(2022年度)
不明合格者112名
(2022年度)
不明不明不明
その他特徴・総まとめ講座
・AWESOMEコンサルティング
・受講相談会
など
・AIサポート機能
・合格答練
など
合格答練
など
・Manabun
・eライブスタディ
・答練講座
など
・記述論点集Web100選
科目別パーフェクト答練
・総まとめ講義
など
・学習管理機能
・キーワード検索機能
・復習機能 など
添削課題(計7回)
など
・添削課題(計7回)
・スケジュール冊子
など
SMART答練
など
・得点力アップ講座
・文章理解攻略講座
・最重要時時論点講座

など
・FAQ動画
・スクーリング
・オンライン質問会(Zoom)
・パーソナルトレーナー講師制度
など
・法令択一クエスト
・みんなの質問機能
など
・提出課題
・六法の読み方入門
・科目別答練
など
・実力完成講義
・科目別答練
・Webフォロー
・オンラインスクリーニング
など
・振替視聴制度
・転校制度
・自習室・教室開放
など
・解法ナビゲーション講座
・直前総整理マスター講座
・直前記述式対策講座など
・コーチングサポート
・キャリアナビゲーター
など
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以下、各校の講座の特徴を詳細に解説します。

アガルート

アガルートは、2015年1月に開校した比較的新しい資格予備校で、オンラインによる講義の配信を中心とした通信講座を提供しています。

アガルートの特徴は、受講生の法律学習の進捗具合に合わせ、講座が合計4種類用意されていることです。

  • 「キックオフ行政書士」
  • 「入門総合カリキュラム」
  • 「中上級総合カリキュラム」
  • 「上級総合カリキュラム」

上のフローチャートに基づき、自分にあった講座内容を選択しましょう。

講座料金は、どのカリキュラムどのプランを選択するかによって異なります。

キックオフ行政書士価格(税込)
キックオフ行政書士43,780円
入門総合講義/入門総合カリキュラム価格(税込)
入門総合講義184,800円
入門総合講義カリキュラム ライト228,800円
入門総合カリキュラム フル261,800円
中上級総合講義/中上級総合カリキュラム価格(税込)
中上級総合講義272,800円
中上級総合講義ライトカリキュラム316,800円
中上級総合フルカリキュラム360,800円
上級総合カリキュラム価格(税込)
上級総合ライトカリキュラム217,800円
上級総合フルカリキュラム261,800円

コースが多いですが、総合講義以外の講座の有無逐条インプットローラー講座・文章理解対策講座の有無、料金プランが細かく異なっています。

個人的には、模試のついている「ライトカリキュラム」がおすすめです。

その他、追加プランとして、以下の2つのコースも用意されています。必要に応じて受講してみてください。

  • ライブ形式で行う豊村ゼミ(オンライン形式:55,000円 通信クラス:33,000円)
  • 相賀講師受講生限定の相賀講師マンツーマンコーチングサロン(【先着30名様限定】110,000円)

他の通信講座と比較すると、講座料金は高めに設定されています。

ただ、合格した場合は合格特典として、合格者全額返金制度や、合格祝い金5万円分もあります。

お得な制度のため、合格した場合は条件を確認した上で申し込んでみましょう。

講義では、アガルートオリジナルのテキストを使用します。

引用)アガルートHP:https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/production.wp.s3.agaroot.jp/wp-content/uploads/2019/08/16210503/20_gyousho_minpou.pdf

「フルカラーテキスト」と表記されていますが、実質2色刷りに近い、シンプルなテキストです。
また、全体的に余白を残した構成のため、非常に見やすいです。

フルカラーというほど色とりどりのテキストではありませんが、効果的に図表CHECKを挿入しつつ、シンプルかつ完結な内容が記載されているテキストのため、非常に分かりやすいです。

個人的には、こういったシンプルな内容のテキストの方が好みです。

メイン講師は①「豊村慶太」先生です。豊村講師は、大手資格予備校LECで10年以上にわたり看板講師として活躍し、カリスマ講師と呼ばれています。

各講義のサンプルは、YouTubeよりご試聴できます。

豊村先生は、予備校の先生には珍しい、軽快な口調で話をされるので、非常に聞き取りやすいです。難しい部分に関しては、時には丁寧な解説を入れつつ説明してくださいます。

なお、入門総合講義に限って、相賀先生のクラスを選択することもできます。

相賀先生は、「元北海道放送とテレビ神奈川のアナウンサー」という経歴をお持ちです。

講義を聞いても分かる通り、元アナウンサーということもあり、喋りも上手で、内容が非常に聞き取りやすいです。

いずれのクラスでも、講義動画の中で画面にテキストを表示した上で、重要箇所について講師がテキスト上にアンダーラインを入れたりしつつ講義を進めてくれます。

講義動画は、パソコン、スマホ、タブレットいずれも視聴が可能で、8段階(0.5倍速~3.0倍速)に速度調節できるようになっています。 音声ダウンロードも可能です。

その他、通信校に関わらず、アガルートは受講生フォロー体制が充実しています。

アガルートでは、質問回数が無制限になっています。アガルートの場合、質問はFacebookにより行い、先生が質問に回答してくれる仕組みになっています。Facebookを使用するため、他の受講生の質問や、その回答の内容も見ることができます。他の質問を見て、自分の知識の理解にも役立てることができます。 

また、アガルートのカリキュラムを受講した方なら誰でも、豊村講師の「AWESOMEコンサルティング」に参加できます。AWESOMEコンサルティングとは、豊村先生が月1回実施するYoutubeライブのことで、事前アンケートやコメントによりいただいた学習上のお悩みを解消することを目的とするものです。

学習内容の疑問点に限らず、学習を進める上での悩みなども質問することができ、受験生にとって非常にありがたいプランです。

その他、出題範囲を予想する目的で試験直前期に開催される「直前ヤマ当てフェス」にも参加できます。

値段にこだわらず、充実のサポートを受けたい方にはおすすめです。

また、アガルートは合格実績が高いです。令和3年度行政書士試験の合格者5,353名のうち、アガルートの合格者は217名で、合格率は42.17%です。

受講者合格者は、年々増えています。通信講座の中では一番合格実績が高く、安心できますね。

メリット
デメリット
  • 講義・テキストの質が高い。
  • 質問回数が無制限など、受講生フォロー体制が厚い。
  • 料金が高い。

私は、アガルートの講座を利用して、2022年度マンション管理士試験と管理業務主任者試験を受験しました。

その際のレビュー記事を以下作成しておりますので、ご覧ください。

スタディング

昨今、受講者を急激に増やしているのが、「スタディング」です。

スタディングの最大の特徴は、スキマ時間スマホやタブレット等を用いて、効率的に勉強できることです。基礎講座だけでなく、問題演習や過去問演習なども含めて、全ての学習内容をスマホ等で学習することができるようになっています。 

コースは3つから選択できます。いずれも、圧倒的な低価格が特徴です。

スクロールできます
コース・料金(税込)料金
(税込)
講座内容①講座内容②講座内容③
・短期合格セミナー
・基本講座
・WEBテキスト
・(冊子版テキスト※)
・スマート問題集
・過去問解法講座
・セレクト過去問集
・13年分テーマ別過去問集

・記述式解法講座
・記述式対策問題集
・合格のための論点200
・合格答練
・合格模試
合格コース ミニマム34,980円
合格コース スタンダード44,000円
合格コース コンプリート59,400円
※冊子版テキストはオプション(+13,200円)で購入可能。

※行政書士試験の講座の場合、追加オプションを選択すれば、冊子版テキストを購入することができます。

冊子版テキスト代を含めたとしても、講座料金はかなり低めに設定されています。

講義は、通信講座専用に収録され、大画面の前に立ってスライドを画面に映しながら講義を進める形態です。講義では、すべて画面に映し出したスライドに基づいて解説してくれますので、ビジュアル的に非常にわかりやすいです。

画面だけ見ておけば講義を受講することができますので、スムーズに学習を進められるようになっています。音声スピードは「0.5倍速・0.75倍速・通常速・1.25倍速・1.5倍速・1.75倍速・2倍速・2.5倍速・3倍速」の9段階から選ぶことができ、理解度に応じて講義スピードを変更しながら講義を試聴することができます。また、講義の音声データはダウンロードできるので、電波の悪い地下鉄などでも不便なく学習できます。

講師は「竹原健」先生です。竹原さんは、ヒューマンアカデミーやクレアールなど、数多くの学校等で、宅建士、行政書士、マンション管理士などの資格試験の受験指導歴が20年ほどある、カリスマ講師です。受験指導歴が長いこともあり、安心して受講できます。

スタディングは、料金が安いにもかかわらず、多様な講座を提供しています。

スマート問題集」は、基本講座で学んだ内容を確実に覚えるためのオンライン問題集です。出題された問題に対し、「〇」か「×」のいずれかをクリック(タップ)すると、即座に正解か不正解かが判定され、解説が表示されるシステムになっています。通勤時間などのスキマ時間で問題演習を行いながら、重要なポイントを確実に覚えることができます。「練習モード」「本番モード」「復習モード」の3種類から、問題の出題方式を選ぶことができます。

セレクト過去問集」は、よく出題される問題をテーマ別に厳選した過去問題集です。わかりやすい、ていねいな解説が特徴です。何度も問題を解き、解説を読むことで、試験問題へのアプローチ方法・解法をマスターすることができます。

13年分テーマ過去問集」は、13年分の過去問をテーマ別に収録した問題集です。「セレクト過去問集」の次の過去問集としておすすめです。

行政書士試験では、重要な論点が繰り返し出題されています。類似の問題を解くことで、出題パターンや、重要論点への理解を深めることができ、将来出題される問題への応用力を養うことができます。

これらの問題練習では、問題を解くたびにスタディングマイページに成績が記録されます。科目ごとの進捗や平均点なども一目でわかるようになっています。さらに、「間違った問題」や「要復習にチェックした問題」だけ後でまとめて出題される「復習モード機能」もあるため、効率的に得点アップを行えます。

また、試験形式にならい、記述式対策用の講座も用意されています。

記述式問題解法講義」では、記述式問題の解法をわかりやすく解説する講座です。解答文を構成するキーワードの引き出し方、40字程度の制限文字数へのまとめ上げ方など、独学では学びにくい得点に直結する解法テクニックを学ぶことができます。

記述式のアウトプット学習用に、記述式の過去問とオリジナル予想問題で構成した実戦的な問題集である「記述式対策問題集」が用意されています。記述式解法講座で学んだテクニックを活用し、本問題集でトレーニングを行うことで本試験に対応できる実力を身につけることができます。

上記の他、「合格コース コンプリート」を選択した場合は、「合格のための論点200」・「合格答練」・「合格模試」講座が付属しています。

デメリットを挙げるとすれば、質問制対応制度がなく、疑問点を解消しにくいことです。

メリット
デメリット
  • 料金が安い。
  • 移動中の学習に適している。
  • 受講生フォロー体制が乏しい。
  • テキストがわかりやすいといえない。

LEC

大手予備校のLECも、行政書士試験用の講座を提供しています。

LECは、主に3つのコースを提供しています。

  • パーフェクトコースSP法律を初めて学ぶ方向け
  • パーフェクトコース行政書士試験の学習が初めての方向け
  • 合格講座スタンダードコース短期集中型の学習がしたい方向け
コース名通学・通信・提携校通学
(webフォロー)
通学・通信・提携校通学
(DVDフォロー)
パーフェクトコースSP255,000円293,000円
パーフェクトコース235,000円270,000円
合格講座スタンダードコース189,000円

・パーフェクトコースSP パーフェクトコース カリキュラム

合格講座スタンダードコース カリキュラム

大手予備校ということもあり、当然ながら「通学コース」が用意されています。学習ペースを保つために通学しながら学習を進めたい方に向いています。

また、パーフェクトコースにWeb講師フレックス制を導入しています。各科目2人の講師から自分に合った講師を自由に選んで受講することができます。1度受講した講義を違う講師の講義で復習することも出来ますので、講師のミスマッチを防げます。

講義のサンプルは、YouTubeよりご試聴できます。様々な講師の講座を試聴できますが、LEC渋谷駅前本校の講師の「横溝慎一郎」先生の講義を掲載します。

テキストは、LEC独自のテキストを用います。テキストの該当部分をモニターに映し出し、必要に応じてマーク・加筆を行うなどして、内容を噛み砕いて説明して下さいます。

なお、講義動画と音声データは、ダウンロードが可能ですので、移動中や外出先などのテキストを広げらればい場所でも動画視聴が可能です。音声は早聞き機能(1.0~2.0倍速)があり、速度を自分好みに変えて試聴できます。

様々なクラス・講師が選択できる点、テキストのわかりやすさ含めて、通学校の中ではLECが1番おすすめです。

メリット
デメリット
  • 通学コースが選べる。
  • 自分に合った講師が選択できる。
  • 料金が高い。

フォーサイト

フォーサイトは、累計受講者数36万人を突破するなど、近年知名度が上がっている通信予備校です。

講座数の1番多い「バリューセット3」の場合、主な講座内容(教材)5つです。

  • 「基礎講座(ビデオ講義、テキスト)」
  • 「過去問講座」
  • 「直前対策講座」
  • 「答練講座」
  • 「eラーニング ManaBun
https://www.foresight.jp/gyosei/price/course/val3/
コース名値段(税込)
バリューセット1(基礎講座+過去問講座)54,800円
バリューセット2(基礎講座+過去問講座+直前対策講座76,800円
バリューセット3(基礎講座+過去問講座+直前対策講座+答練講座+過去問一問一答演習94,800円
  • バリューセット1〜3のどちらも一般教育訓練給付制度の対象となっており、条件を満たすと受講料が20%OFFになります。
  • バリューセット3には、合格者全額返金制度の対象となっており、条件を満たすと受講料が全額返金されます。

カリキュラムの体系として、「基礎講座」のビデオ講義とテキストで知識をインプットしながら、「過去問講座」にてアウトプットすることで知識を定着させ、「直前対策講座」で実力を確認して弱点を克服するという流れになっています。

フォーサイトの一番の特徴は、「フルカラーテキスト」です。

このフルカラーテキスト業界初です。フルカラーにすることで読みやすくなっており、また図表やイラストも多く挿入されており、内容の理解が進みます。文字を読むのが苦手な方には特にオススメできます。

その反面、色使いがゴチャゴチャしていて、逆に読みづらい、と感じる方もいると思います。

フルカラーテキストには好みがあると思いますので、皆さん自身の目で確かめてみてください。

各講義のサンプルは、YouTubeよりご試聴できます。

講義動画の中では、画面にフルカラーテキストを表示した上で、重要箇所については講師がテキスト上にアンダーラインを入れたり丸で囲んだりしつつ講義を進めてくれます。

フルカラーテキストを元に講義がなされるため、非常に分かりやすいです。

講師は「福澤繁樹」先生です。印象として、非常に丁寧な説明をされていると思います。声も綺麗で、聞き取りやすいです。

なお、講義動画は、等倍速のほか、1.5倍速での再生も可能です。音声ダウンロードも可能となっています。

その他、フォーサイトの大きな特徴は、特許取得のeラーニングシステム「ManaBunです。

パソコン、スマホやタブレットを利用して、好きな時間・場所で、講義を受講したりテキストを閲覧できます。

そのほか、理解度の定着ができる確認テスト一問一答集、単語カードの利用、そのほかお知らせ事項の確認学習スケジュールの作成などの機能があります。

私も実際に使用しましたが、非常に画期的なシステムだと感じました。

なお、フォーサイトは補足資料・副教材のボリュームが多いです。学習を始める前に読む「学習マンガ」や、学習計画達成をサポートする「合格手帳」、その他「マークシート用シャープペンシル」などが付属されます。こういった付属品が付いてくるのもお得感がありますね。

また、フォーサイトの合格実績が高いです。

2022年度の行政書士の合格率は「54.1%」と、全国平均の4.46倍を記録するなど、驚異的な数字を叩き出しています。合格実績を重視する場合、この数字は信頼できるのではないでしょうか。

また、eラーニングManaBun」を通じて、講師に質問をすることで、疑問点を解消できます。もっとも、各プランによって、質問回数に上限が設けられています。

  • バリューセット1:10回まで
  • バリューセット2:15回まで
  • バリューセット3:25回まで

疑問点を講師にたくさん質問して解消したい方の場合、質問回数が足りない可能性があるので注意が必要です。

フォーサイトによると、年間の平均質問回数は3回のようです。

行政書士予備校の中では講座料金は安い方に分類されます。また、一般教育給付金制度を利用することで講座料金を下げることができます。

合格実績も十分なので、鮮明なフルカラーテキストを用いて学習したい方にはフォーサイトがおすすめです。

メリット
デメリット
  • フルカラーテキスト
  • 質問回数に制限がある。

なお、私はフォーサイトの「FP2級講座」を受講して、無事合格することができました!↓の記事にて、フォーサイト講座のレビューを行なっておりますので、ご覧ください。

クレアール

資格指導歴が54年にわたるクレアールは、行政書士試験講座を提供しています。

クレアールの特徴は、「非常識合格法」を取り入れていることです。

正答率40%以上の問題を確実に得点できるような学習スタイルになっているため、要点を絞って効率的に学習できます。

スタンダードなコースの「カレッジコース」の講座は、合格まで4STEPで構成されています。

  1. 「基礎養成」
  2. 「応用力養成」
  3. 「記述式対策&基礎復習&問題演習」
  4. 「本試験」
コース名一般価格(税込)
2024年合格目標【先行学習型】カレッジコース63,000円
2024年合格目標【先行学習型】カレッジコース オプションDVD10,000円
2024年合格目標【先行学習型】カレッジコース オプション答練資料5,000円
2024・25年合格目標【先行学習型】カレッジセーフティコース93,000円
2024・25年合格目標【先行学習型】カレッジセーフティコース オプションDVD15,000円
2024・25年合格目標【先行学習型】カレッジセーフティコース オプション答練資料10,000円

「2024・25年合格目標【先行学習型】カレッジセーフティコース」を受講した場合、例えば2024年度試験に不合格であれば、2025年度の上級者コースを引き続き継続して学習できます。
また、2024年の本試験で予定通りに合格された場合、2025年目標カリキュラム未受講分の受講料相当分30,000円)が全額返金となります。(合格体験記などの執筆への協力が必要。

1発合格を確信している方以外は、カレッジセーフティコースを選択するのがおすすめです。

講義はYoutubeで無料で視聴できます。

シンプルなスライドを投影しつつ、内容説明する内容になります。講義は2倍速まで6段階で視聴できるので、有効的に講義を視聴することができます。

テキストはクレアールの独自のテキストを用います。テキスト・問題集が完全連動しており、チャプター毎に区切って学習できるので、学習のメリハリがつけやすくなっています。メモを書き込んで自分だけの復習用教材を完成させることができます。

レイアウトは2色刷りなので、好みが分かれると思いますが、シンプルなテキストを使いたい方にはおすすめです。

合格サポート体制では、Eメールでの質問回数が無制限となっている点で魅力です。その他、「添削指導」や日々の勉強記録を入力する「セルフチェックシート」などの特典もあります。

また、2022年度試験の合格者を125名輩出しており、実績も十分といえます。

テキストやスライドがシンプルのため、好みが分かれます(個人的にはあまりわかりやすいとは思えませんでした)が、無制限の質問・不合格の場合の料金プランの設定などがクレアールの強みと言えます。

メリット
デメリット
  • 不合格の場合でも、来年度引き続き学習プランが用意されている。
  • 質問回数が無制限。
  • スライドがわかりやすいとは言えない。(辛口でごめんなさい…。)

オンスク

月額支払方式のオンスクが扱う講座に、行政書士講座が含まれています。

オンスクの講義・内容、教材は、主に3つで構成されています。

  • 「講義動画」全232回(約32.5時間)
  • 「問題演習」全593問(多肢選択式問題を含む)
  • 「ダウンロード教材」PDFテキスト、音声、講義スライド

料金プランには、月額プラン一括プランとで分かれています。いずれにせよ、破格の値段設定となっています。

月額プランウケホーダイライトウケホーダイ-スタンダード
月額料金(税込)1,078円1,628円
講座テキスト ダウンロード
学習管理機能
サイト内検索
講義視聴
講義音声 ダウンロード
講義動画のキーワード検索機能
講義スライド ダウンロード
問題演習(初級・中級・上級)
問題演習 復習機能
(間違えた問題・復習問題・
実力テスト・反復問題)
問題演習 特別問題○(多肢選択式問題)
みんなの学習ノート閲覧・マイノート投稿
(マイノート投稿のみ)
みんなの学習相談
学習カルテ
受講修了証発行

使用できる機能が多いので、迷ったらウケホーダイ-スタンダードプランを受講しましょう。

年額プラン利用期間料金月額プラン比
ウケホーダイ-スタンダード【6ヵ月パック】6ヵ月(186日)7,400円(税込8,140円)16.6%OFF
ウケホーダイ-スタンダード【9ヵ月パック】9ヵ月(279日)10,800円(税込11,880円)18.9%OFF
ウケホーダイ-スタンダード【12ヵ月パック】12ヵ月(372日)14,000円(税込15,400円)21.1%OFF

一括プランはウケホーダイ-スタンダードの機能が標準となります。

無料講座は、↓のリンクより視聴できます。

https://onsuku.jp/training/gyousei/movies/lecture/1-1

講師は「大槻卓司」先生です。少々滑舌が悪いのが気になりましたが、ハキハキと喋られるので声は聞き取りやすいです。講義動画は、倍速再生機能が付属しており、7段階でスピードを調整できます。

講座で使用するテキストはダウンロードが可能です。また、ウケホーダイ-スタンダードプランを選択した場合、講義音声や講義スライドをダウンロードできるので、スキマ時間を活用した学習が可能になります。

基礎講義には基礎法学」および「一般知識」が含まれていないので、この2科目は独学の必要がある点に注意が必要です。

その他、独学で学習を進めるオンスク.JPの仲間同士で交流できる場として「みんなの学習相談」を設けています。

資格学習やキャリアに関する素朴なギモンや悩みを相談したり、コメントを投稿して、お互いを助け合いながらご自身の学習やキャリアアップに役立てることができます。ただし、講師等に直接質問機能できるわけではない点にはご注意ください。

デメリットはあるものの、料金が安いので、まずは無料体験を申し込んでみてはいかがでしょうか?

メリット
デメリット
  • 料金プランが最安。
  • 基礎法学・一般知識の学習不可。
  • 講師等への質問不可。

キャリカレ

様々な資格試験を取り扱う「資格のキャリカレ」でも、行政書士試験を取り扱っています。

主な教材は、4つです。

  • 基本テキスト:全5冊
  • 過去問題集
  • 条文集
  • 添削問題
コース名料金(税込)
行政書士一括払い:49,600円
分割払い:2,390円×24回(24ヵ月)

キャリカレは、4ヶ月で合格が目指せるカリキュラムになっています。

STEP
1ヶ月目:基礎法学・憲法

添削課題:1回目

STEP
2ヶ月目:行政法

添削課題:2、3回目

STEP
3ヶ月目:民法

添削課題:4、5回目

STEP
4ヶ月目:商法・会社法、一般知識

添削課題:6、7回目

各科目には添削課題が用意されています。提出後は、専任講師が一つひとつに目を通し手書きで採点していただけます。一人ひとりの理解度にあわせて丁寧に指導してくれるので、勘違いや間違いもしっかり理解することができます。

テキストは、独自のテキストを用います。白黒レイアウトのため分かりわすさには欠けるものの、重要ランク学習のポイントが付されており、必要事項が理解できる内容になっています。

また、テキストはB6サイズのため、持ち運びが便利です。

映像講義にて、テキストだけでは理解しにくい内容を講師がわかりやすく丁寧に解説してくださいます。映像を観ながら講師と一緒にマーキングしていけば、重要項目がわかり、難しい考え方もスムーズに理解できます。

キャリカレには、不合格保証制度があり、要件を満たせば受講料が全額返金されます。また、行政書士試験を受験し見事合格すると、100を超えるキャリカレの人気講座の中から、お好きな講座を無料で受講できます。1講座分の受講料だけで、2講座受けられるお得なサービスで複数資格の取得が可能です。

キャリカレでは、無制限の質問制度があります。学習上の些細な疑問まですべて無料で質問できます。スマホからでも手軽に質問できるので、ちょっとした合間に質問することもできます。

テキストの分かりやすさ・講義の質には課題があるものの、不合格保証・無制限質問制度・2講座目の料金無料制度がある点が魅力です。

メリット
デメリット
  • 全額返金制度あり。
  • 講師に無制限に質問できる。
  • テキストが白黒。

ユーキャン

数多くの資格試験を扱うユーキャンも、行政書士試験を取り扱っています。

主な教材は、4つです。

  • メインテキスト:全8冊(入門2冊、応用6冊)
  • 実戦問題集3冊
  • ガイドブック
  • 添削関連書類一式
コース名料金(税込)
行政書士講座一括払い:63,000円
分割払い:3,980円×16回(16ヵ月)総計:63,680円

ユーキャンの講座は、わずか6ヵ月で行政書士試験の合格が狙えるカリキュラムとなっており、試験突破の重要箇所を徹底分析したテキストで、効率よく学習できます。

ユーキャン独自のメインテキスト「入門テキスト」「応用テキスト」2種類があります。入門テキストで、まずは法律の難解なイメージを克服。知識のベースが身についてから応用テキストに進みます。

各レッスンの冒頭にマンガがあり、学習の内容をイメージできます。マンガと動画講義が連動しているので、行政書士事務所に舞い込む事件を一緒に解決する中で、法律を実践的に学ぶことができます。

入門テキストで基礎知識のベースができたところで、応用テキストで学習する流れになります。
一般のテキストは、法令のくくり順(条文順)に説明されるため、必ずしも学習のしやすさは考慮されていません。
当講座の応用テキストは、「学びやすさ」に重点を置いたカリキュラム構成なのが特徴で、法律ごとに関連した項目をまとめて学ぶことで、広範囲の内容を効率的に理解できます。

レイアウトはフルカラーで見やすく、内容がコンパクトにまとまっています。

応用テキストで必要な知識を習得した後は、テキスト対応過去問題集にて、問題演習を行います。過去問集は3冊用意されており、過去3年間の試験全問題と、それ以前の過去問から特に重要な問題を厳選して収録されています。

また、ユーキャンの講座の中でも行政書士試験講座では講義動画が充実しています。全テキストに連動した講義動画を視聴できます。動画は1本あたり平均6分程度なので、スキマ時間を有効活用できます。

講義動画は全体で約40時間に凝縮されています。楽しく理解しやすいインプット動画(約30時間)と、解答の“考え方”を伝授するアウトプット動画(約10時間)が両輪となり、「効率学習」を徹底サポートしてくれます。

添削課題は、総合実力診断テストを含む全7回分が用意されています。各分野ごとに添削課題の提出があるので、学習のペースをつかむのに最適です。

提出した課題について、結果講評が返却されるので、自分の苦手部分を確認できます。

提出の目安に、計画的に学習を進めていきましょう。

その他、特筆すべき機能は以下の3つです。

サポート名称サポート内容
学習スケジュール自動管理学習進捗と残りの学習期間から、その週に学習すべき課題を表示。
ペース配分が自動的に行われ、スケジュールが調整されます。
また、課題の消化率や残りの課題数から、合格に向けた現在地が一目瞭然で、
モチベーションも維持できます。
質問サービスメールや郵便で学習上の疑問点を質問できる。(1日3回まで
試験終了までの指導・受講開始から行政書士試験まで6ヵ月に満たない場合、
翌年の同試験が終わるまで全ての指導サービスが受けられる。
(添削指導・質問指導・情報提供など)

また、ユーキャンも合格実績が高いです。令和3年度行政書士試験の合格者5,353名のうち、アガルートの合格者は233名です。過去10年間の合格者累計は2,918名に上ります。

ユーキャンの講座は通信講座の中では比較的高額な部類に入りますが、添削が7回分あることから添削を多く受けたい方には特におすすめです。

メリット
デメリット
  • 添削機能が計7回分ある。
  • 通信講座の中では高額。

SMART合格講座

設立から27年で、検定試験合格者累計140万人を記録する、全日本情報学習振興協会が運営するSMART合格講座でも、行政書士講座を扱っています。

講座内容は、SMARTビデオ講座SMART答練2つで構成されています。

SMART(ビデオ)動画学習」の特徴

  • 講座の内容が1単元ごとにおよそ5分~15分に分割されていて、単元ごとに、無理なく内容を整理・把握して学習できる。
  • 動画のテキストが画面下部に表示され、動画とテキストを合わせて学習できる。
  • 単元の一覧から学習したいポイントを選んで学習することもできる。
  • 学習時間が記録されるので、週にどの程度学習したのか確認できる。
  • 理解しにくかった単元や復習する必要がある単元には、「復習チェック」にチェックを入れて、目次で確認しながら学習できる。
  • 動画の視聴スピードを2倍速、1.5倍速に調整可能。
  • 音声ダウンロード機能があり、通信環境のない場所でも学習することができます。
  • メモ機能により、重要なポイントなどを独自のメモで記録できる。

SMART答練学習」の特徴

  • 一問一答式の問題演習形式。まず問題が表示され、解答すると次の画面で解説動画を見る流れ。
  • 使用される問題は、過去問などから出題頻度の高い問題、予想問題をピックアップ。
  • 解説動画では、単に正誤だけでなく、問題の背景や重要性、周辺知識等についても解説。
  • 前回の自身の解答も確認可能。

料金プランは3つ用意されています。

プラン講座内容料金(税込)
実戦 行政書士 SMART合格講座約66時間
(SMARTビデオ講座約53時間+SMART答練12.5時間
53,900円
速習 行政書士 SMART合格講座約22時間
(SMARTビデオ講座約16時間+SMART答練6時間
25,300円
超速 行政書士 SMART合格講座約3時間
(SMARTビデオ講座約3時間
10,450円

SMART合格講座の「SMART」は、SMARTPHONEを利用して学習することを示唆するとともに、学習方法(Learning Method)を「SMART」(賢明)に行いたいということをアピールしているようです。スマートフォンやタブレットを利用して、通勤や通学、お昼休みや休憩時間、就寝前の少しの時間でも、有効に学習するために、SMART合格講座での学習は極めて有効です。

講師は、下山 重幸」先生と、秋野 景春」先生です。お二人とも行政書士の資格をお持ちで、大学等での講師経験が豊富のため、安心感があります。

紙のテキストが発行されないので、机上での学習がメインの方にはおすすめできませんが、講義をいつでもどこでもリーズナブルに視聴できる点は魅力です。

メリット
デメリット
  • 特に「超速講座」は総まとめとして利用できてリーズナブル。
  • 紙のテキストが発行されない。

藤井予備校

「藤井慎哉の行政書士予備校」は、行政書士試験に絞った講座を提供している予備校です。

主な講座は、8つです。

  • インプット対策:(入門編・全科目インプット編)
  • 重要過去問ぶっ潰し講座
  • 過去トレ択一式
  • 過去トレ○×式
  • 記述式対策講座
  • 得点力アップ講座
  • 最重要時事要点講座
  • 文章理解1問3分攻略講座

講座料金は、月額3,828円(税込)で設定されています。月額料金制なので途中で退会することも出来るため、気軽に始めることが出来ます。

体験講義はYoutubeにて無料で視聴できます。

講師は「藤井慎哉」講師です。藤井先生は、司法試験、司法書士、行政書士をトリプル合格し、大手資格スクールでの指導経歴をお持ちです。

テキストは藤井予備校独自のテキストを用います。

赤白の2色刷りではあるものの、「条文確認!」「知っておきましょう」など、項目別に必要事項が掲載されており、体系づけて必要事項を学習することができます。

また、テキストはPDFデータでダウンロードが可能ですので、通勤中などのスキマ時間も有効活用して学習できます。また、マーカー等も引けるので、自分だけのテキストを作成することもできます。

インプット講座(全168時間)は、行政書士試験合格を勝ち取るために十分な「質」「ボリューム」を兼ね備えた講座です。講義動画は論点別に収録されているため、常に自分がどの範囲(論点)を学習しているかを意識しながら受講することになり、合格に必要な膨大な法律知識を、初学者のうちから頭の中で体系的に整理して理解できます。また、中上級者にとっては、自分が学習したい論点だけを取り出して受講でき、無駄のない「自分だけのカリキュラム」を実現できます。

インプット講座が終了した後は、重要過去問ぶっ潰し講座(アウトプット)にて、藤井慎哉講師と一緒に「重要過去問題」を解きます。インプット講座で得た知識や理解の活かし方を『実践的』に学び、5肢択一の解き方を体験し、正解に辿り着くまでの思考法を身につけることができます。

インプット講座で得た知識や理解を踏まえ、「重要過去問」の解き方を学んだら、かこトレ・過去問題マスターテキスト(アウトプット)にて、自力で過去問題に取り組みます。

かこトレでは、問題を解くと、すぐに「正解・不正解」と「解説」が表示されます。解説をチェックし、もし分からない場合は、もう一度、新・合格講座(インプット講座)の該当箇所に戻って、知識を再度インプットし直します。
この作業を繰り返すことで、メキメキと本試験に対応できる力が身につきます。

● 問題数 1,350問(内訳:択一式1,000問・〇×式300問・多肢選択式50問)

直前期対策として、記述式問題対策ができる「記述式対策講座」、重要判例を学べる「得点力アップ講座」、一般知識で問われそうな時事問題を解説する「最重要時事要点講座」、一般知識の中の文章理解を解法テクニックを伝授する「文章理解1問3分攻略講座」などの講座があります。

その他、受験生サポートとして、細かい論点を重点解説する「月刊連載Monthly」、受験生からの質問を受け付ける「質問広場」などのサービスがあります。

講師への質問制度や模試などはありませんが、低価格で質の高い講義が視聴できる点が魅力です。

メリット
デメリット
  • 月額サービスで充実した講義内容を視聴できる。
  • 講師への質問制度・模試等はない。

伊藤塾

司法試験や司法書士試験などの法律系資格に強い伊藤塾も、行政書士講座を提供しています。

行政書士合格講座 スタンダードコース」の場合、主な講座内容(教材)は、8つです。

  • 「合格戦略編(全10時間)」
  • 「入門編(全36時間)」
  • 「基礎力完成編(全120時間)
  • 「入門演習」
  • 「重要過去問攻略演習(全18時間)」
  • 「憲民行集中講義(全3回)」
  • 「記述式解法演習(全12回)」
  • 「公開模試(全2回)」

料金プランは、主に4つあります。各プランの対象者・講座料金をあらかじめ確認しておきましょう。

コース名対象者講座料金(税込)
行政書士合格講座 スタンダードコース初学者208,000円
行政書士合格講座 アドバンスコース法律試験経験者228,000円
行政書士合格講座 速修生試験まで時間のない方188,000円
行政書士中上級講座 上級コース/コアパック再受験生200,000円

無料講義はYoutubeで視聴できます。

https://www.youtube.com/watch?v=H5iJE4h_aQ0&pp=ygUw6KGM5pS_5pu45aOr5aOr6Kmm6aiT44CA5LyK6Jek5aG-44CA44K144Oz44OX44Or

講師は、「平林勉」先生です。大きい声で、ハキハキと喋られます。伊藤塾では、平林先生含め、合計で10名の講師がいらっしゃいます。

テキストは、伊藤塾独自のテキストを使用します。

白黒のテキストに、講義の内容を踏まえて自分で加筆・メモ等を行い、自分だけのテキストを作成できます。数々の法律系資格を扱っているだけあり、伊藤塾のテキストの分かりやすさには定評があります。

また、伊藤塾受講生は、「講師・実務家カウンセリング」を受けることができ、行政書士試験の合格に向けて下記のア相談ができます。

  • 自分に合った講座選択について
  • 学習スケジュールについて
  • 受講方法・復習方法について
  • 試験の対策方法について
  • 行政書士の試験について
  • 行政書士の資格・仕事等について
  • 受験勉強中の悩みについて etc…

また、伊藤塾は、数多くの合格者を輩出しております。具体的な数字は公表していませんが、公式HPの「合格者の声」にて、2022年度試験の合格者の合格体験記が約160名分掲載されています。合格後に合格報告をした方も一定数おられると考えると、合格者は約200名程度いると推測されます。

合格実績も高く、安心できます。

通学コースが用意されていないにも関わらず、講座料金の相場が20万円以上なのがネックですが、講座内容や合格実績を踏まえると不相応とは言えません。料金にこだわらない方は、積極的に受講を検討しましょう。

メリット
デメリット
  • カウンセリング制度あり。
  • 合格実績が高い。
  • 料金が高い。

資格スクエア

資格スクエアは、司法試験をメインに、様々な資格を取り扱っている予備校です。

受講するコースにより講義時間が異なりますが、資格スクエアの主な講座内容は、6つです。

  • 科目別入門講義
  • 基礎力完成講義
  • 過去問攻略講義(5肢択一式 / 多肢選択式)
  • 記述式攻略講義
  • 模試
  • 直前総仕上げ講義

主な料金プランは以下の3つです。自分の学習レベルに応じて、最適なプランを選択してみましょう。

プラン対象者料金(税込)
短期集中合格講座4ヶ月の学習期間で合格したい方69,300円
速習合格講座Aランク論点を学習したい方質問ありプラン:108,900円
質問なしプラン:99,000円
1年合格講座1年の学習期間で合格したい方質問ありプラン:165,000円
質問なしプラン:154,000円

無料講義は、YouTube上で視聴できます。

重要な部分にはマーカーを引き、内容を噛み砕いて教えていただけるなど、内容には定評はあります。

講師は、森 広志」先生です。森先生は、合格率2.89%の行政書士試験(平成15年度)に学習期間3ヵ月で1発合格したという経験をお持ちです。また、行政書士として行政書士事務所の代表を務めながら、指導歴は20年に上ります。説明する劇場型の講義スタイルで、毎年多くの合格者を輩出しておられます。

テキストは、資格スクエア独自のテキストを用います。

書き込み・マーカー引きをして、テキストを「自分用」にアレンジしるために、テキストはカラーですが、基本的には白黒構成となっています。また、テキストはスライド形式でまとまっており、図やイラストが豊富のため、スライド1枚ごとの要点を掴みやすく、効率学習にも繋がります。

また、マイページから利用できる、法令択一の過去問を問題をテーマ別・肢別に収録した「法令択一クエスト」により
法令科目単位・テーマ単位で、効率よく過去問を回すことができます。

各問題について、「〇」「✕」「?」の三択で回答可能となっています。回答後には単に肢の正誤を問うだけでなく、正解した肢の「正答理由が解説と合っているか否か」もチェック可能ですので、本質的な内容理解につながります。

その他、フォローアップ制度として、月1回、ZOOMによる森講師との相談会が開催され、学習進捗や勉強法に関して質問が可能です。また、質問機能は、講義画面下のボタンからすぐに質問できる「ワンクリック質問機能」と、他の受講生の質問内容と回答を講義画面から見ることができる「みんなの質問機能」の2つの機能が搭載されています。自分の学習上の不明点や、周りの方が考えている学習上の不明点を解消できます。

サポート体制も完備するなど、資格スクエアの講座内容は充実しています。通信講座の中では料金プランは高めに設定されていますが、充実したサポートを受けたい方にはおすすめできます。

メリット
デメリット
  • サポート体制が厚い。
  • 料金が高い。

東京法経学院

法律系国家資格取得を取り扱う東京法経学院も、行政書士試験講座を扱っています。

主な講座は10個です。

  • 「新・最短合格講座」
  • 「民法改正対策講座」
  • 「民法・行政法マスター答練」
  • 「ベストセレクト答練」
  • 「科目別答練」
  • 「公開模試」
  • 「直前ファイナル」
  • 「記述式解法マスター講座」
  • 「行政法・地方自治法 完全整理ポイント講座」
  • 「一般知識集中対策講座」

料金プランは、初学者用2プラン学習経験者用4プラン用意されています。

コース受講タイプ料金(税込)
[総合コース]
(基礎力総合編 +科目別答練 +公開模試 +
記述式解法マスター講座 +直前ファイナル)
DVDタイプ94,600円
MP4映像
ダウンロードタイプ
80,300円
教材学習タイプ53,900円
[基礎力総合編のみ](※公開模試付き)DVDタイプ70,400円
MP4映像
ダウンロードタイプ
58,900円
教材学習タイプ26,400円
フルパックコース通信DVD117,700円
通信ダウンロード102,850円
答練マスターコース通信DVD86,350円
通信ダウンロード76,450円
答練+記述式特訓コース通信DVD96,800円
通信ダウンロード85,250円
答練+科目別強化コース通信DVD107,250円
通信ダウンロード94,050円

サンプル講義は、YouTubeにて無料で視聴できます。

講師は「寺本康之」先生です。寺本先生は、大学院時代から資格試験の講師を始め、現在では、行政書士試験だけでなく公務員試験、大学受験の指導も行い多くの合格者を輩出されておられます。

映像講義は、白板に講師が書き込みを行いつつ説明する、という伝統的なスタイルです。画質も低く、特段分かりやすいとはいえないため、改善すべきですね…。

講義では独自のテキストを用います。白黒ですが、「プラスワン」「重要判例」などまとめられており、理解に役立ちます。

なお、合格実績の記載はありませんでした。

東京法経学院は、土地家屋調査士の講座の評判は高いものの、総合的に行政書士試験の講座の評価は高くありません。これからどのように講座内容が充実していくのかが楽しみですね。

メリット
デメリット
  • 講義の多彩なラインナップ。
  • テキストが白黒。
  • 映像講義の質が低い。

TAC

各資格試験で有名な大手予備校のTACも、行政書士試験の講座を提供しています。

主な講座内容(教材)は、7つです。

  • 「基礎マスター」
  • 「基本講義」
  • 「実力完成講義・科目別答練」
  • 「記述対策講義」
  • 「総合答練」
  • 「全国公開模試」
  • 「最終答練」
スクロールできます
コース名通学講座
講座料金(税込)
教室・ビデオブース校
講座料金(税込)
DVD通信講座
講座料金(税込)
チャレンジ本科生132,000円132,000円
ベーシック本科生198,000円198,000円231,000円
プレミアム本科生242,000円242,000円275,000円
プレミアム本科生Plus264,000円264,000円297,000円

TACの特徴は、通学校・ビデオブース校が多いことです。

  • 通学講座:※調査中
  • ビデオブース校:※調査中

東京・大阪だけでなく、地方都市でもビデオブース講座が用意されており、通学圏が広いです。地方都市に在住の方は、TACの講座がオススメです。

講義のサンプルは、YouTubeよりご試聴できます。

https://www.youtube.com/watch?v=LwGHnDlRZ-Q

講師は、「神田理生」先生です。ハキハキと喋られるので、非常に聴きやすいですね。

また、各種講義では、テキストはTACオリジナルのテキストを用います。

合格に必要な知識を理解しやすい順序に整理し、コンパクトにまとめ、図表を使いながら分かりやすく解説していきます。必ず押さえるべき重要事項はゴシック(太文字)で表記し、右上に各単元の重要度を明示いるため、メリハリをつけた学習が可能です。テキストは白赤2色刷りですが、講義を聴きながらマーカーや書き込みも可能なので、自分だけのテキストを作成できます。

また、TACの合格実績も高く、毎年数多くの合格者を輩出しています。

行政書士試験の合格者は毎年約5000名ですが、TACから約100名程度合格者を輩出しています。合格者の2%が、TACの講座を利用していたということになります。合格実績を従事するなら、TACの講座を選びましょう。

デメリットを挙げるなら、講座料金が高いことです。もっとも、教室を提供していることも考慮すると、相応の値段ともいえます。

メリット
デメリット
  • 通学コースがあり、クラスも多い。
  • 通学校の中で1番合格実績が高い。
  • 料金が高い。

資格の大原

資格の大原も、行政書士試験講座を提供しています。

「行政書士合格コース」の場合、主な講座内容(教材)は、8つです。

  • 「基本講義(54回)」
  • 「復習テスト」
  • 「定例試験」
  • 「中間模擬試験(1回)」
  • 「択一式演習(6回)」
  • 「全国統一公開模試(2回)」
  • 「記述式演習(4回)」
  • 「試験委員対策(2回)」
講座プラン価格(税込)
行政書士合格コース203,000円
行政書士速修合格コース183,000円
行政書士経験演習者コース160,000円
行政書士30合格コース84,800円

講座プランごとに、基本講義の内容・講義時間に相違があります。

無料講義は、資格の大原のWebサイトより確認できます。

https://www.o-hara.jp/course/gyosei_shoshi/gyo_web_seminar

資格の大原は、講義がわかりやすいとして、受講生からのフィードバックが高いです。

講義動画は、資格の大原が提供する「合格Webアプリ」にて、ダウンロードできるので、通勤や通学時での講義の視聴が可能になります。

資格の大原の講師陣の数は多く、サイトに掲載されているだけでも、計12名いらっしゃいます。講師の数が多いため、一人一人にきめ細かい指導をしていただけます。

テキストは、大原が作成した独自のテキストを用います。一部市販されているテキストもあり、内容のわかりやすさには定評があります。

その他、「中間模擬試験」「択一式演習」「全国統一公開模試」「記述式演習」「試験委員対策などの講座で、十分な量の本番対策が可能です。また、メールでの学習上の疑問点を50回まで質問できるなど、質問対応も充実しています。

デメリットを挙げるとすれば、講座料金が高いこと、合格実績が公表されていないことです。

メリット
デメリット
  • 通学コースがあり、クラスも多い。
  • 料金が高い。
  • 行政書士試験の合格実績が不明。

辰巳法律研究所

辰巳法律研究所は、司法試験含めた法律系の資格をメインに取り扱う予備校です。

辰巳法律研究所の主な講座内容(教材)は、6つです。

  • 「Base講座」
  • 「パーフェクト過去問徹底講義」
  • 「解法ナビゲーション講座」
  • 「夏チャレンジ模擬試験(1回)」
  • 「直前合格答練(7回)」
  • 「全国統一公開模試(1回)」
講座プラン価格(税込)
上級ファンダメンタル講座〜159,500円
基本書フレームワーク講座〜239,400円
合格スタンダード講座〜234,500円
  • 上記3つの講座は、一般教育訓練給付制度の対象となっており、条件を満たすと受講料が20%OFFになります。
  • 「上級ファンダメンタル講座」、「基本書フレーム講座」には、通学コースがあります。

基本書フレームワーク講座は、YouTubeで無料で視聴できます。

https://www.youtube.com/watch?v=Woq-YQZPHMQ

講師は「山田 斉明」先生です。基本書・テキストの重要箇所を引用しつつ、ポイントを絞って説明して下さいます。その他、「竹内 千佳」先生と、「村瀬 仁彦」先生の合計3名の講師が講座別に講師を担当しておられます。

各講義のテキストは、辰巳法律研究所独自のテキストを用います。

フルカラーで、図やイラストを用いた説明もあるため、内容は非常に分かりやすいです。

テキストの質はかなり高いです。

各講義に加え、受講生サポートとして、「復習用Webドリル」があり、講義後に講義内容に即した○×問題を解くことで、理解度を確認できます。「受講生用メールアドレスによる質問受付」もあり、講義内容や勉強方法について講師に質問ができます。また、3月〜10月に実施される「Zoom定例会」にて、テキストの活用法や各科目の勉強方法を確認できるなど、受講生フォローも充実しています。

講座料金が高いものの、講座内容の質が高いです。特に通学コースフルカラーテキストを用いて学習したい方にはオススメです。

メリット
デメリット
  • 通学コースがある。
  • テキストに定評がある。
  • 料金が高い。
  • 行政書士試験の合格実績が不明。

資格スクール大栄

大栄スクールの公式サイトには、値段や講座内容の関する詳細の記載がありませんでした。

まずは、ホームページより講座内容を確認してみましょう。

まとめ:資料請求ができるところも多いので、まずは気になったら資料請求から始めましょう。

はい、いかがでしたでしょうか。

予備校の講座に申し込むのはハードルが高いにしても、まずは資料請求できる予備校がほとんどです。

きになった予備校何校かには資料請求から始めて、自分に合うと思ったら申し込んで、できるだけ早めに2024年試験合格に向けた試験勉強を始めましょう!

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