【2024年最新版】基本情報技術者試験の独学におすすめのテキスト・問題集10選

どうもみなさんこんにちは、Flybirdです。

基本情報技術者試験を独学で受験する場合、まずはテキストを購入することになりますが、市販テキストの種類が多く、どのテキストを購入すればよいか悩んでいませんか?

また、基本情報技術者試験には科目Aと科目Bの2つがある関係で、それぞれ「科目A対策用テキスト」「科目B対策用テキスト」が出版されていますが、両テキストの違いについて悩んでいませんか?

そこで、本記事にて、基本情報技術者試験のテキストの種類・選び方と、おすすめテキストをキリの良い10冊に絞って紹介します。テキスト選びの参考になりますと幸いです。

目次

テキストの種類:「科目A対策用」「科目B対策用」「問題集」の3種類

基本情報技術者試験は、科目A科目Bに分かれています。試験範囲はほぼ同じですが、出題形式に違いがあり、午前試験は四肢選択式で、午後試験は多肢選択式です。

試験形式の違いから、基本テキストには科目A対策用のテキストと科目B対策のテキストの2種類が出版されていますが、まずは「科目A対策用テキスト」を購入して、基礎固めをしっかり行いましょう。

基礎が身についた後、「擬似言語」「情報セキュリティ」対策として「科目B対策用テキスト」を購入し、過去問対策として「問題集」を購入しましょう。

おすすめの科目A対策用基本テキスト6選

オススメの科目A対策用の基本テキスト6冊を紹介します。テキストの内容を比較した上で、テキストのランク付けを行いました。

テキスト
ニュースペックテキスト

キタミ式イラストIT塾
合格教本
基本情報技術者教室

出るとこだけ!

いちばんやさしい
オススメ度AランクAランクAランクBランクBランクBランク
著者TACきたみりゅうじ角谷一成ら栢木厚矢沢久雄高橋京介
ページ数664p816p592p576p416p768p
種類科目A・科目B科目A科目A・科目B科目A・科目B科目A・科目B科目A
レイアウトフルカラー2色刷(マンガ)2色刷2色刷フルカラー2色刷
読者特典問題演習アプリ
(科目A1660問、科目B32問)
①厳選英略語100暗記カード
②試験直前用「重要用語虎の巻」
・オリジナル解説動画
・Web提供(模擬試験1回分と過去問題5回分)
・Webアプリ
(過去問3回分)
質問制度
こんな方に
おすすめ!
フルカラーテキストが欲しいマンガ形式のテキストが欲しいたくさん問題演習がしたいシンプルな構成の
テキストが欲しい
コンパクトな
テキストが欲しい
情報量の多いテキストが欲しい
詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る
※書籍名は略称

テキストの好みは人により異なりますので、順位付けはしておりませんが、参考にテキストをAランクBランクに区分いたしました。

本記事に掲載していないテキストは、Cランクという扱いにさせて頂きます。

以下、各テキストの特徴を詳細に解説します。

ニュースペックテキスト 基本情報技術者 2024年度

TAC出版書籍販売サイト:https://bookstore.tac-school.co.jp/book/detail/110441/

本試験で狙われる論点を、新学習機能によって効率よくマスターすることができる基本テキストです。
午後の出題範囲・配点の変更にもシッカリ対応。
よりパワーアップしました。 気になる科目B対策法も掲載しています。

★学習と試験対策の手引き
巻頭の「スタートアップ講座」で、学習の道筋から本試験の攻略法までをガイダンス。
情報満載の目次でどこに何が載っているか、ひと目でわかる! 
目的意識を持って学習を効率的に進めることができます。
★インプットしやすい
科目A試験対策と科目B 試験対策で解説方法を分けました。
→科目A試験対策:側注つきレイアウト。実戦知識をすっきり解説。
→科目B試験対策:一段組みレイアウト。“専用ページ”を設けしっかり解説。
★イメージしやすい
見てすぐ理解につながるカラー図解と本試験に直結した色別の側注。
→図解は、考え方のプロセスを覚えやすいよう、彩色しています。
→知っていればよい知識は表組みにまとめました。
→側注でも、頻出論点を、重要度で色分けし、解説しています。
★アウトプットもできる
→科目A試験、科目B試験いずれも豊富に問題を掲載。実践力を磨くことができます。
★科目B模試1回分を巻末に収載
→23年4月から大きく変化した基本情報技術者試験。
科目B(旧・午後)試験は、情報セキュリティと擬似言語の二分野を中心にする新たな構成へ。
本書では、数多くのサンプル問題を章末確認問題として収載したうえ、科目B予想模試1回分を巻末に収載しており、充実した試験対策書籍となっています。

Amazon商品ページ

TACが出版するテキストです。

犬のイラスト・重要度ランク付・図解や表などが効果的に挿入され、読みやすいレイアウトです。また、市販のテキストの中では、本テキストが唯一フルカラーに対応しています。フルカラーテキストを使用したい方は、迷わず本テキストを購入しましょう。

基本情報技術者試験は2023年4月より試験形式が大きく変わりましたが、新試験に対応した予想模試1回分も掲載されており、新試験対策も問題なく行えます。

他のテキストと比較すると、読者特典が少ない点がデメリットとして挙げられますが、机上での学習がメインの方には大きなデメリットとはなりません。

良い点
悪い点
  • フルカラーテキスト。
  • 予想模試1回分付。
  • 問題演習量が少ない

キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者 令和06年

絵解きでわかるキタミ式
きたみりゅうじ氏による情報処理技術者試験本「キタミ式イラストIT塾」の基本情報技術者試験本です。すべての解説をイラストベースで行っているため,とてもわかりやすい解説となっており,出題範囲が広く,また専門的な知識が必要となる基本情報技術者試験にとって,まず大切となる「仕組みや内容を理解しながら,試験の用語や問題、計算に慣れること」ができる書籍となっています。またIT関連の書籍で定評のある金子則彦氏による過去問を抜粋した練習問題と解説も収録しています。

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キタミ式ITイラスト塾」の基本情報技術者ver.のテキストです。

本テキストの特徴は、説明が全てイラストベースになっている点です。基本情報技術者試験の学習項目は複雑で、文章を読んだだけでは理解するのは難しいです。その点、本テキストでは学習項目をイラストベースに落とし込んで詳細に説明しているので、サクサク読み進めることができます。情報処理技術者試験を始めて受験する方や、実務経験のない方には特にオススメです。

説明が丁寧な反面、ページが816p程度と分量が多くなっている点、文章での説明を中心とした伝統的なテキストとは構成が異なる点、他のテキストと比較して問題演習量が少ない点には注意が必要です。

良い点
悪い点
  • マンガ形式で学習できる。
  • 伝統的なレイアウトのテキストが欲しい方には向かない。

令和06年 基本情報技術者 合格教本

技術評論社
¥1,848 (2024/04/13 09:50時点 | Amazon調べ)
楽天ブックス立ち読みページ:https://books.rakuten.co.jp/rk/e41d9b7b10ae34869ab6abc86da7a971/?l-id=search-c-item-text-01

試験対策に最適。過去問題演習ができるスマホ&Webアプリ付き
ご好評いただいている基本情報技術者試験の定番テキストの改訂版です。最新のシラバスVer.8.1(2023年8月1日発表)を圧倒的に網羅した内容で、試験範囲を体系的にしっかりと理解し合格を目指します。図解を豊富に使ったわかりやすい解説で学習を進め,随所に掲載された過去問からの例題や出題分析、そして章末問題でしっかりと知識を定着させて理解を深めることができます。体系立てた学習ができるため、独習にはもちろん、授業で使用するテキストとしても最適です。これから上位試験受験を目指す方の知識の土台づくりにもばっちりです。今年度版では、付録として科目B対策となる擬似言語の攻略もまとめてあります。
また、読者特典として、スマホやPCから利用できる「問題演習Webアプリ」を提供。平成22年春期~令和元年秋期までの20回分の午前過去問題(科目A問題に該当)および、科目A・科目Bの公開サンプル問題を収録し、いつでもどこでも問題演習が行えます。間違えた問題のみを出題したり分野を選択して出題したりできるため、苦手分野を集中的に演習できます。自己採点機能により得意/不得意分野がひと目でわかり、苦手克服や直前対策に役立ちます。

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基本情報技術者試験の王道テキストにあたるのが「合格教本」です。

タイトルの通り、基本情報技術者試験合格のために作成された「教科書」のようなテキストです。このテキスト1冊で合格に必要な知識を身につけることができます。

また、購入者特典として、20回分の過去問に挑戦できる問題演習アプリ「DEKIDAS-WEBを利用できます。スマホやPCから過去問対策を解くことができ、まさに画期的といえます。

特にIT系の資格を初めて受験される方は、本テキストの内容が少し難しく感じるかもしれません。ただし、このテキストの内容を身につければ、合格にグッと近づきます。

良い点
悪い点
  • 王道・定番のテキスト。
  • アプリ学習が可能。
  • 初学者には少し分かりにくい。

令和06年 イメージ&クレバー方式でよくわかる かやのき先生の基本情報技術者教室

各書店で売上第1位!
シリーズ累計140万部突破!

IT系資格の登竜門となる、基本情報技術者をめざす方のためのやさしいオールインワンタイプの【参考書&問題集】です。最新の傾向を分析し、出題頻度の高い分野を中心に、イラストや豊富な図解・例え話を駆使して理解しやすく・記憶に残りやすいように説明し、「〇〇とくれば××」方式で重要ポイントを再確認。さらに関連の本試験問題をすぐ解くことで、知識が定着し応用力もつきます。

令和06年版は,最新シラバス8.1に完全対応。リクエストにお応えして赤シートに対応しました。科目B対策についても増ページしています。読者特典としてスマホで読める「厳選英略語100暗記カード」や,カバーの裏の「重要用語虎の巻」も利用できます。

無駄なく効率よく短時間で合格レベルに到達することができる、受験者必携の1冊です。

Amazon商品ページ

栢木 厚(かやのき あつし) 」さんが手掛けるテキストです。

本テキストの特徴を一言で言うなら、「シンプル」です。必要最小限の内容がまとめられており、また余白の多いレイアウトなので、読みやすいです。

また、スマホで読める「厳選英略語100 暗記カード」が用意されているため、スキマ時間を利用して学習を進めることができます。

デメリットを挙げるならば、インプット量が少なく、本テキストだけでは難問に対応できない場合があることです。もっとも、基本技術者試験は60%得点できれば合格でき、難問は解けなくてよいので、大きなデメリットではありません。

良い点
悪い点
  • シンプルなレイアウト
  • スマホ学習が可能
  • 情報量が少ない。

情報処理教科書 出るとこだけ!基本情報技術者 テキスト&問題集 [科目A][科目B]2024年版

Amazon商品ページより

「出るとこだけ!」がリニューアル!
ベテラン講師の最短合格テクニックが満載!


2023年4月からの新試験制度に完全対応! 2022年12月・2023年7月に公開されたサンプル問題で、問題演習ができます。
本当に出るところだけを効率よく学ぶことができるので、1冊で最短合格を狙えます。

新試験制度の頻出ポイントを著者がわかりやすく紹介する「オリジナル解説動画」とスマホで頻出問題が解けるWebアプリ付き!

【ここがオススメポイント!】
●ベテラン講師が「試験に出るとこだけ」を徹底解説!
→著者が年間100回程度行っている基本情報処理技術者の試験対策講義のノウハウをベースに、これまで繰り返し出題されているテーマを中心に解説!

●フルカラーでさらに見やすく、効率よく学べるようになった!
→全ページオールカラーでレイアウトも刷新し、紙面がますます見やすく、パワーアップしました! 羊のイラストといっしょに、試験に「出るとこだけ」効率よく学べます。

●オリジナル解説動画付き!
→基本情報試験の対策を著者が徹底解説したオリジナル解説動画付き!試験の概要や科目A&科目B分野の対策、科目A免除制度に至るまでわかりやすく解説しています!

●模擬試験1回分と過去問題5回分が解ける!
→2022年12月に公開されたサンプル問題(模擬試験)と平成29年秋~令和元年秋の過去問題(5回分)の解答解説をWeb提供! 過去問題を解きまくって合格力アップ!

●Webアプリでいつでもどこでも学習できる!
→過去の午前&科目A試験の問題&解説をWebアプリで提供。PCはもちろん、スマホやタブレットでいつでも学習できる!

【こんな方へおすすめ!】
・新試験制度に即した対策をしたい人
・時間がないので、パパッと効率よく学習したい人
・重要なポイントだけをおさえて、最短でサクっと合格したい人
・他の学習書が厚すぎると感じた人

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翔泳社が出版するテキストです。

本テキストのメリットは、問題演習量が多いことです。「直近5回分の過去問」に加え、Webアプリで「3回分の科目Aの過去問」のほか、「模擬試験1回分」も解くことができます。

テキストの構成もシンプルで、誰にとっても使いやすいテキストといえます。ただ、テキストが豊富な現在では、このテキストの内容が1番分かりやすいと感じる人は少ないのではないでしょうか。

アウトプット重視の受験生が購入するには、おすすめのテキストです。

良い点
悪い点
  • 問題演習量が多い。
  • 内容のわかりやすさは疑問。

令和6年度 いちばんやさしい 基本情報技術者 絶対合格の教科書+出る順問題集

圧倒的な高評価! 売り上げ 第1位!

絶大な支持を得ている「基本情報技術者試験」対策本の令和6年度(2024年度)最新版です!
2024年度の最新傾向に完全対応!

多くの図版を用いた、とことん丁寧な解説と、
繰り返し何度も出題されている頻出の過去問(384問)を掲載!
だから、この一冊で合格できます!

**
本書は『基本情報技術者試験』試験に、短期間で一発合格するための試験対策本です。
「試験に合格すること」のみを目的に企画・構成されています。

ITの知識がまったくない、未経験者や学生、新社会人の方々でもスラスラと学習を進めることができるよう、
初歩の初歩からとことん丁寧に解説しています。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
本書の4つの特徴
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

(1) とことん丁寧な解説
これから学ぶ人でも安心して読み進められるよう、豊富なイラストや具体例を用いて、とにかくやさしく解説しています。

(2) 過去問を徹底研究
過去問を徹底研究し、繰り返し出題されている頻出の過去問(類似問題)のみを厳選して掲載しています。

(3) 効率のよい学習方法を採用
本書では、暗記が苦手な人、集中力が続かない人でも安心の「効率のよい学習方法」を採用しています。

(4) 万全の読者サポート
読者専用サイトで、読者の「わからない! 」をサポート。疑問・質問に回答します。だから挫折することなく合格できます!

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
■本書の対象読者
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

・基本情報技術者試験に一発で合格したい人
・試験勉強を効率よく進めたい人
・ITの知識がない初心者の方々
・できるだけラクに合格したい人

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SBクリエイティブが出版するテキストです。

赤黒の2色刷のテキストですが、重要な用語や概念は赤字で記載されるなど、赤シート学習に対応しています。イラスト図解もありますが、どちからと言えば丁寧な文章による説明がメインになっています。

読者特典として、読者専用サイトで学習上の疑問点を講師に質問できます。質問機能を積極的に活用したい人は本テキストを選びましょう。

もっとも、説明がシンプルでなく若干わかりづらいと感じた点などを踏まえて、「Bランク」とさせて頂きました。(他の記事では本テキストの評価は軒並み高いですが、個人的にはそこまでかな?という印象でした。)

良い点
悪い点
  • 質問制度あり。
  • 説明がやや冗長。

おすすめの科目B対策用基本テキスト3選

科目B対策用のオススメの基本テキストを3冊紹介します。

基本情報技術者【科目B】ゼロからわかるアルゴリズムと擬似言語 

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フルカラーで理解しやすい紙面! 初学者に最適な「科目B」対策本 

2023年4月から始まる新形式「科目B」の出題の4分の3を占める「アルゴリズムとプログラミング(擬似言語)」の対策書です。 
プログラム言語の学習経験がないゼロベースからの受験者を想定し、知識ゼロのスタートからゆっくり・じっくり、「アルゴリズムの動き」と「それを表現する擬似言語プログラム」を対にして解説していきます。 
最終的な到達目標は、「試験本番で短時間(1問5~10分)に解けるスキルを身につける」こと。そのためには、プログラムを完成させること、トレースすること、修正やテストを行うことなど、多くの出題バリエーションに対応できることが求められます。 
定番のアルゴリズム例と実際の試験問題を例に、ステップアップ方式で学習を進めていくことで、試験に必要となる基礎力と実践的な応用力の両方をスムーズに向上させることができます。 
フルカラーの紙面で理解しやすいように配色を工夫。豊富な図解とイラストを添えることで、アルゴリズムや擬似言語問題が苦手な受験者も楽々学べます。 
プログラム言語を扱った業務経験や学習経験がないゼロベースからの受験者や、アルゴリズム/擬似言語問題が苦手で超入門レベルから再学習したい受験者におすすめします!

(こんな方におすすめ)
・科目Bの「アルゴリズムとプログラミング(疑似言語)」問題の対策本を探している受験者
・プログラム言語を扱った業務経験や学習経験がないゼロベースからの受験者
・アルゴリズム/疑似言語問題が苦手で,超入門レベルから再学習したい受験者

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技術評論者が出版する、科目Bのアルゴリズム対策用のテキストです。

科目B対策用のテキストの中で、唯一のフルカラーテキストです。フルカラーテキストを用いて学習したい方は、本テキストを購入しましょう。

情報処理教科書 出るとこだけ!基本情報技術者[科目B]

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売上1位。基本情報技術者【科目B】対策の定番書!

■本書の特徴
・新試験体系【科目B】の新傾向に完全対応!
・「擬似言語」「情報セキュリティ」の両分野とも掲載。
・プログラム経験ゼロでも大丈夫。やさしく丁寧に解説。
・前提知識+解き方+試験問題を掲載。効率よく学習できる。
・付録として,計45問の解説PDFファイルをダウンロード提供。

■基本情報技術者試験(FE)とは
・経済産業省が行う国家試験「情報処理技術者試験」等(13試験)の中の1試験。
・試験会場でコンピュータに向かって行うCBT方式で行われ,ほぼ毎日受験可能。
・不合格でも1か月後に再受験可能。毎月約1万人が応募。合格率は40%台。
・2023年から従来の「午前問題」は「科目A」に,「午後問題」は「科目B」に改定された。

■[科目B]とは
・擬似言語分野から16問(8割),情報セキュリティ分野から4問(2割)出題される。
・100分間で20問出題される試験のため,1問あたりの解答時間はわずか5分。
・科目Bの方が,科目Aよりも合格点に達しにくく難しい。科目Bが合否を分ける。
・科目Bの擬似言語は,トレース力を問う試験問題が大半を占める。

■傾向と対策は
・擬似言語は,再帰・オブジェクト指向・ビット列など,プログラム経験者でも未経験の出題内容が多い。
 →本書では,科目Bの新傾向にあわせて「トレース」という解法を徹底解説。
・情報セキュリティは,従来の出題内容から大幅に改定。過去問題とは全くの別物。
 →本書では,新傾向の出題内容をまとめた「虎の巻」でポイントを詳しく解説。

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橋本 祐史さんが手掛ける科目B対策用のテキストです。

科目Bの試験範囲である擬似言語・情報セキュリティ分野について、図解やイラストを用いながら、丁寧に解説しています。「トレース」という解法を紹介するなど、受験生の理解を促進する機能が満載です。また、読者特典として、計45問の解説PDFファイルをダウンロードできます。インプットに加え、アウトプットも1冊で済ませたい方は、本テキストを選びましょう。

うかる! 基本情報技術者 [科目B] 2024年版

日経BP 日本経済新聞出版
¥1,650 (2024/04/14 07:15時点 | Amazon調べ)

【内容紹介】
基本情報技術者試験の【科目B試験】(旧午後試験)の出題の軸は「情報セキュリティ」と「データ構造及びアルゴリズム(疑似言語)」になりました。本書は「情報セキュリティ」対策のテキストです。2023年4月以降の新試験【科目B試験】では、この情報セキュリティ分野から4問が出題されます。

本書は「低空飛行型合格対策書籍」です。最小の努力で合格水準をクリアすることを目指し、基礎知識から実装技術まで幅広い試験内容を、シラバスに沿って解説しています。

【内容紹介】
基本情報技術者試験の【科目B試験】(旧午後試験)の中心テーマ「アルゴリズム」対策のテキストです。2023年4月以降の新試験では、20問100分という出題形式に加え、擬似言語の仕様変更が発表されました。本書はこの新試験制度に対応しています。

文系初学者・プログラム未経験者にとってハードルが高く感じられる「アルゴリズム分野」を、先生と学生の対話形式や失敗例でやさしく解説します。

◆身近な例で説明

◆読みやすい対話形式

◆まとめページも充実

◆擬似言語問題を多数収録

amazon商品ページより

岡嶋 裕史さんと福嶋 宏訓さんが手掛けるテキストです。

本書は、対話形式での解説が特徴です。特に文系の方や、実務未経験の方にはとっつきにくい「アルゴリズム」の分野と、「情報セキュリティ」の分野を対話形式で解説しています。活字を読んでも理解しづらく、対話形式のテキストで学習したい方は、本テキストを購入しましょう。

おすすめの問題集

問題集は、以下のテキストを選ぶのがオススメです。

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科目A・Bともに万全の対策ができる、定番の過去問題集!
誌面で計4セットの演習ができる、基本情報技術者試験の問題集です。
2023年4月から開始された新制度試験に完全対応しており、
科目A・科目Bの両方について万全の対策ができます。

■科目A試験:圧倒的量・質の問題・解説で、過去問をしっかりオサエル!
「科目A試験」の出題範囲は、従来の「午前試験」から変わっていません。
したがって、対策の「王道」はこれまでと同じで、過去問題に数多くあたることです。
そこで、出題分析をもとに「基本問題」「頻出問題」「新傾向問題」等を厳選して掲載しました。
さらに、読者特典として、22回分の「午前試験」の過去(対策)問題と解説をダウンロード可能。
過去にさかのぼって問題を解いておけば、万全の状態で試験を迎えることができるはずです!

■科目B試験:「アルゴリズムとプログラミング」を確実にトル!
新制度では、「午後試験」は「科目B試験」と名前を変え、「アルゴリズムとプログラミング」の出題が、全体の8割を占めることになりました。
そこで本書では、アルゴリズムの「トレースの仕方」を、一つひとつ丁寧に説明。
擬似言語に苦手意識がある方も、解説の流れを追っていくことで、合格レベルの力がついていきます。
また、「情報セキュリティ」分野は、キーワードをおさえた「問題の読み解き方」を、わかりやすい図解を豊富に交えて解説します。

さらに読者特典として、300語以上の「おさえておきたい頻出用語・重要用語」をダウンロードで提供。
スマホでいつでもどこでも頻出・重要用語の確認が可能です!

amazon商品ページより

技術評論社が出版する、定番の問題集です。

科目A・科目Bそれぞれ4セット分の問題が掲載されており、直前期の理解度の確認に利用できます。また、読者特典として、22回分の「午前試験」の過去問題と解説をダウンロードすることができますので、過去問対策にも有用です。

まとめ:自分にあったテキストを選びましょう。

おすすめのテキストを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

本記事で紹介しているテキストは、基本的に何を選んでも良いと思いますが、人によりテキストの好みは様々です。実際に書店等に赴いてみてもOKなので、自分にあったテキストを選びましょう。

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