【2025年度最新】簿記3級のおすすめ予備校・通信講座10選

どうもみなさんこんにちは、Flybirdです。

簿記3級に合格するために必要な勉強時間は、50時間~100時間といわれています。もっとも、必要な勉強時間には個人差があります。特に、学生以降に本格的な勉強を勉強をしていない方や、もともと勉強が得意でない方は、100時間以上の勉強時間が必要になってしまうかもしれません。

その場合、予備校の講座を利用して合格を目指した方が手っ取り早いです。

しかし、簿記3級講座を取り扱う予備校の種類が多く、ネットで調べてみても、結局どの予備校の講座を選べば良いか分からないですよね。

私は、2020年2月に日商簿記2級に合格できました。

そんな私が、本記事で、簿記3級の講座を取り扱うおすすめの予備校キリの良い10校に絞って紹介します。値段・実績・講義の充実度などを踏まえた上で紹介しておりますので、予備校選びに悩む方の参考になりますと幸いです。

目次

予備校10校の値段・講座内容などを比較

簿記3級対策の講座を取り扱う主な予備校は、以下の10校です。

  1. Net-school
  2. スタディング
  3. 資格の大原
  4. フォーサイト
  5. ユーキャン
  6. クレアール
  7. TAC
  8. LEC
  9. 資格のキャリカレ
  10. 資格スクール大栄

この予備校10校の料金・講座内容などを以下の表にまとめました。

スクロールできます
予備校
Net-school


スタディング

資格の大原

フォーサイト

ユーキャン

クレアール

資格の学校TAC

LEC

資格のキャリカレ

資格スクール大栄
評価AランクAランクAランクBランクBランクBランクBランクBランクBランクBランク
値段(税込)
※標準コース
11,000円3,850円29,800円16,800円39,600円16,000円18,000円、
28000円
17,600円、
19,800円
71,800円
(ハガキ申込価格)
86,369円
通学コースなしなしありなしなしなしありありなしあり
テキストとおるテキストオリジナルテキストオリジナルテキストフルカラーテキストフルカラーテキストオリジナルテキスト合格テキスト&
トレーニング
オリジナルテキストオリジナルテキストオリジナルテキスト
基礎講座約18時間
(9回)
合計約12.5時間
(24回)
約27時間
(10回)
約10時間テキスト3冊約42時間
(63単元)
27.5時間
(10回)
17時間
or25時間
テキスト1冊8時間
過去問講座解き方講義
(3回)
なしなしなしなしなしなしなしなしなし
答練・添削直前答練:4回検定対策模試:3回直前模擬試験:4回模擬試験:1回添削課題4回分直前答練:3回
公開模試:1回
答練:4回公開模試:1回
Web公開模試:2回
添削問題:8回統一模擬:2回
その他講座・復習問題演習講義
・勉強会
・仕訳トレーニング
・実践力UPテスト

など
・直前対策講義・eラーニング
など
問題集など問題集解説講座・解法テクニック講義
・総まとめ講義
など
・ブリッジ演習講座
など
・対策問題
など
答案演習講座
主なフォロー制度受講生専用学び舎・AI問題復習
・勉強仲間機能
など
・教室聴講制度
・転校制度
・途中入学・随時入学対応

など
・個別カウンセリング
など
・スケジュール管理
・試験終了までの指導
など
・質問回数無制限
・検定目標月1年間保証制度
など
・質問(電話/カード/メール)
・転校制度
など
・やることリスト(ToDo)
・おしえてチューター制度
など
・全額返金制度
・1年2ヶ月の長期学習サポート
など
個別カウンセリング制度
など
詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る

結論:「Net-school」がNo.1!

本サイトの1番のオススメは「Net-school(ネットスクール)」です。

Net-schoolは、他校と比較して、テキストの質講座内容受験生フォロー体制など様々な要素が非常に充実しています。特にこだわりがなければ、Net-schoolを選んでおけば間違いありません

その他の候補として、通学コースを希望される方は資格の大原、コストを最重要視される方はスタディングがおすすめです。

以下を基準に選ぶのがオススメです。

  • 特にこだわりがなく、総合面を重視 ⇒ 『Net-school』
  • 値段の安さ重視          ⇒ 『スタディング』
  • 通学コースを選択したい      ⇒ 『資格の大原』

各予備校の講座を徹底解説

以下、各予備校の講座内容や料金プランを詳細に説明します。

Net-school

出典:ネットスクール
料金
高い
1
2
3
4
5
安い
講座内容・使用テキスト
悪い
1
2
3
4
5
良い
サポートの充実度
低い
1
2
3
4
5
高い
総合
悪い
1〜3
4〜6
7〜9
10〜12
13〜15
良い

Net-schoolは、公認会計士試験・税理士試験・日商簿記試験などの、簿記・会計系資格をメインに取り扱う予備校(通信校)です。

料金・講座プラン

Net-schoolでは、3つの講座プランが用意されています。

スクロールできます
講座コース/
料金プラン(税込)
日商簿記3級 統一試験/ネット試験対応標準コース
教材込:11,000円(10,700円)
教材抜:5,400円(51,400円)
日商簿記3級 ネット試験(CBT方式)対応速修コース
教材込:9,000円(8,800円)
教材抜:3,400円(2,400円)
日商簿記3級 統一試験/ネット試験対応直前対策コース
教材込:4,000円
教材抜:2,000円
基本講義(9回)
総復習問題演習講義(3回)
解き方講義(3回)
直前答練(4回)
勉強会(毎月)
詳細はこちら詳細はこちら詳細はこちら
※()内は、他講座を受講したことがある場合の講座料金

Net-schoolの講座は一般教育訓練給付制度の対象となっており、要件を満たせば受講料が20%OFFになります。非常にお得なので、積極的に活用しましょう。

2025年試験向け講座開講中!

使用テキスト

講座では、以下の6つのテキストを使用します。

  • 日商簿記3級とおるシリーズ
  • 3級商業簿記 テキスト第3版
  • 3級商業簿記トレーニング第3版
  • 合格するにはワケがある脳科学×仕訳集日商簿記3級【第4版】
  • いま合格!日商簿記3級過去問題集
  • 日商簿記3級 模擬試験問題集2024年度版

市販されているテキストも多く、定評あるテキストで学習できます。

講座内容

基本講義

Youtube上で無料で視聴できる開講オリエンテーションにて、講義を体験できます。

カラフルなレジュメ風のスライド上に、適宜書き込みを行いながら内容を説明してくださいます。まるで授業を受けているような感覚です。図やイラストを多様に用いるなど、スライドの完成度も高く、飽きずに学習できます。

日商簿記3級の講師は桑原 知之先生です。

総復習問題演習講義・解き方講義

基本講義を受講後、「総復習問題演習講義」にて、問題を解きつつ学習内容の復習を行います。その後、「解き方講義」にて、過去問題を使用し出題論点別に効率の良い問題の解き方など解法テクニックを学習します。

直前答練

解き方講義を受講後は、「直前答練」にて本番形式で問題を解きます。直前答練は4回分用意されています。本試験と同様に時間を測って解いた後に、解説講義を視聴でき、本番の予行演習はバッチリです。

勉強会

その他、毎月開催される「勉強会」などで受験生からの疑問点に講師が答えるなど、本番に向けて不安な受験生をフォローする講座も充実しています。

サポート体制

受講生は、「学び舎(まなびや)」を使用できます。「学び舎」では受講生と講師、受講生同士が質問のやり取りができる「質問Q&A」や学習日記等を通じて、受講生同士のコミュニケーションをとることができます。

その他、試験の直前期になると「予想大会」が開催され、出題予想を確認できます。

総評

デメリットを挙げるとすれば、通信講座のため校舎を持たず通学コースが選べない点です。もっとも、オンライン学習が当たり前になっている昨今の事情からすれば、通学にこだわる必要はなく、全く大きなデメリットではありません。

講義・テキストの質が高いほか、模試・答練などの問題演習も多めに用意されているなど、講座内容が非常に充実しています。

メリット
デメリット
  • 講義の質が高い。
  • 模試が4回分と多い
  • 通信校のため、通学が不可。

予備校に特にこだわりがない方は、迷わず「Net-school」を選びましょう。

2025年試験向け講座開講中!

スタディング

出典:スタディング
料金
高い
1
2
3
4
5
安い
講座内容・使用テキスト
悪い
1
2
3
4
5
良い
サポートの充実度
低い
1
2
3
4
5
高い
総合
悪い
1〜3
4〜6
7〜9
10〜12
13〜15
良い

昨今、受講者を急激に増やしているのが、「スタディング」です。

スタディングの最大の特徴は、スキマ時間スマホやタブレット等を用いて、効率的に勉強できることです。基礎講座だけでなく、問題演習や過去問演習なども含めて、全ての学習内容をスマホ等で学習することができるようになっています。 

料金・講座プラン

コースは2つから選択できます。いずれも、圧倒的な低価格が特徴です。

スクロールできます
講座コース/
料金(税込)
簿記3級・2級セットコース
21,800円
簿記3級合格コース
3,850円
ガイダンス
基本講義
約12.5時間(24回)
Webテキスト
スマート問題集
(各回5問×24回=合計120問)
仕訳トレーニング
各回15問×4回=合計60問
解答力UP講義
2回 解法講義付き
実戦力UPテスト
3回 解法講義付き
検定対策模試
3回 解法講義付き
2級講座
学習Q&Aチケット10枚分別売対応
冊子版テキスト
(※オプション+13,000円)
詳細はこちら詳細はこちら

基本講義」「Webテキスト」「スマート問題集」で基礎力を身につけた後、「実戦力UPテスト」「検定対策模試」などで実力をUPさせるというカリキュラムで構成されています。

講座内容

基本講義・WEBテキスト

講義は、通信講座専用に収録され、大画面の前に立ってスライドを画面に映しながら講義を進める形態です。講義では、すべて画面に映し出したスライドに基づいて解説してくれますので、ビジュアル的に非常にわかりやすいです。

画面だけ見ておけば講義を受講することができますので、スムーズに学習を進められるようになっています。音声スピードは「0.5倍速・0.75倍速・通常速・1.25倍速・1.5倍速・1.75倍速・2倍速・2.5倍速・3倍速」の9段階から選ぶことができ、理解度に応じて講義スピードを変更しながら講義を試聴することができます。また、講義の音声データはダウンロードできるので、電波の悪い地下鉄などでも不便なく学習できます。

講師は、「基本講義」神原 大二先生、「実戦力UPテスト・検定対策模試解法講義」今井 敏郎先生です。

スマート問題集

スマート問題集は、基本講座で学んだ内容を確実に覚えるためのオンライン問題集です。出題された問題に対し、「〇」か「×」のいずれかをクリック(タップ)すると、即座に正解か不正解かが判定され、解説が表示されるシステムになっています。

練習モード」「本番モード」「復習モード」の3種類から、問題の出題方式を選ぶことができます。

簿記3級講座の場合、出題数は1回5問に設定されています。スマートフォンでも取り組めるので、サクサク学習を進められます。

これらの問題練習では、問題を解くたびにスタディングマイページに成績が記録されます。科目ごとの進捗や平均点なども一目でわかるようになっています。さらに、「間違った問題」や「要復習にチェックした問題」だけ後でまとめて出題される「復習モード機能」もあるため、効率的に得点アップを行えます。

仕訳トレーニング

仕訳トレーニングは、スマート問題集よりも少し難易度を上げた問題で、集中的に仕訳練習ができる問題集です。

素早く正しく仕訳をおこなう力は、簿記検定すべての問題の土台となります。特に、日商簿記3級第1問や、2級第1問・第4問の仕訳一問一答対策に最適です。

実戦力UPテスト

実戦力UPテストは、勘定記入、補助簿、精算表、原価計算、差異分析・・・など「苦手を克服したい!」という要望の多い論点を扱った実戦問題です。

解答解説PDFだけでなく解法講義もついてくるので、解く手順が分からなかった問題も、動画を見て疑問を解消できます。検定対策模試に挑む前に、実戦力を身につけることができます。

検定対策模試

試験の直前期になると、日商簿記の出題傾向に合わせて作成された検定対策模試を用いて、本番と同じ形式で問題演習できます。PDF問題版オンライン問題版の2種類に加え、解法講義も用意されています。

問題を解くたびにスタディングマイページに成績が記録されるので、科目ごとの進捗や平均点なども一目でわかるようになっています。さらに、「間違った問題」「要復習にチェックした問題」だけ後でまとめて出題される「復習モード機能」もあるため、効率的に得点アップを狙えます。

フォロー制度など

受験生のモチベーションを維持するため、他の受験生と交流できる勉強仲間機能や、自分の学習時間や進捗状況を確認できる学習レポート機能などの機能が導入されています。

また、簿記3級講座は質問制度に対応しています。Q&Aチケットを利用して、疑問点を講師に直接質問できます。

「簿記3級・2級セットコース」にはQ&Aチケット10枚まで付属しています。「簿記3級合格コース」にはQ&Aチケットが付属していないので、1回分=1枚1,100円でQ&Aチケットを購入することで質問ができます。

合格実績

スタディングの合格実績は上昇しています。

2023年度は、スタディングの簿記3級講座を利用して、少なくとも730人が合格しています。合格者も増加傾向にあるので、安心して受講できます。

総評(欠点含む)

冊子版のテキストはオプションで用意されていますが、レジュメベースのテキストのため、机上での学習には使いづらい点がデメリットといえます。もっとも、机上で学習する時間が少ない方には、大きなデメリットとはなりません。

料金が安いにもかかわらず、講座内容が豊富合格実績も高いです。とにかく安い講座を選びたい方は、スタディングの受講を検討しましょう。

メリット
デメリット
  • 料金が安い。
  • スマホやタブレットでの学習に適している。
  • テキストは改善の余地あり。

資格の大原

出典:資格の大原
料金
高い
1
2
3
4
5
安い
講座内容・使用テキスト
悪い
1
2
3
4
5
良い
サポートの充実度
低い
1
2
3
4
5
高い
総合
悪い
1〜3
4〜6
7〜9
10〜12
13〜15
良い

簿記資格をメインに、様々な資格を取り扱うのが「資格の大原」です。

講座コース・料金体系

主な学習コースは4つ用意されています。

スクロールできます
講座コース/
料金(税込)
パススル 簿記3級
(web通信)
17,600円
3級合格コース
(教室通学/映像通学)
29,800円
3級模試パック
(教室通学/映像通学)
10,800円
3級模試験プログラム
(web通信)
7,900円
パススル
3級基本講義
(10回)
3級直前模擬試験
(4回)
3級ネット試験
(3回分)
詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る

各コースの講義動画は、「INPUT講義(10回分)」と「OUTPUT講義(4回分)」の2つで構成されています。

講座内容

INPUT講義

「INPUT講義」は、ホワイトボードに学習項目を投影した上で、解説していくスタイルです。簿記試験に精通している講師が丁寧に解説するので、非常に分かりやすいです。(なお、無料講義は視聴できませんでした。

通学講座にはWeb講義が標準装備されているので、講義動画をご自宅や移動時間で視聴することも可能です。

OUTPUT講義

INPUT講義で基礎力を身につけた後は、OUTPUT講義の「直前模擬試験・解答解説(4回)」で、本番試験の予行演習を行います。

パススル

「パススル 簿記3級」コースを選択した場合、「パススル」を利用できます。

パススルには、1コマ5分のコンパクト講義、ポイントを整理したテキストWeb問題集実力確認テストのほか、学習スケジュールの自動設定機能や自分の得意/苦手がどこか一目で分かる個人カルテなど、試験合格に導くための様々な機能が搭載されています。

また、スマホから全ての機能を利用できるので、スマホだけで学習が完結します。場所や時間を選ばず、自分の都合にあわせて学習できます。

使用教材

使用する教材は以下の通りです。

  • テキスト(1冊):試験に必要な知識を習得(「INPUT講義」で使用)
  • 問題集(1冊)テキストで学んだことの理解度をチェックするための問題集
  • 解説集(1冊)問題集の解答及び解説を掲載
  • 直前模擬試験・解答解説(4回):INPUT講義で身につけた知識をもとに、実践的な答案作成能力を高める(「OUTPUT講義」で使用)

テキストは、資格の大原オリジナルのテキストを使用します。最新の出題傾向、会計制度を徹底的に分析して作りあげたテキストは、重要な用語や項目を太字で表記し、ポイントを確実に理解しながら学習を進めることができます。

サポート体制

その他、無料で受講校以外の校舎でも映像視聴が可能とな振替視聴制度・引っ越し等急な転居の場合に対応可能な転校制度職員室、または電話もしくはメールでの質問受付体制など、受講生サポートも充実しています。

フォローサポート内容
教室聴講制度
(映像通学生・通信生)
他の受講生との情報交換や模擬試験の受験等、
モチベーションを下げずに学べるよう、
映像通学生・通信生が直前模試等を教室(教室通学)で受験できる。
転校制度
(通学生)
転勤・転居などに伴い受講を継続できない場合、
該当講座を開講する各校への転校や通信講座への変更も可能。
自習室・教室解放
(通学生・通信生)
受講生が集中して学習に臨めるよう、一部の教室を自習室として無料で開放。
自習室情報はパソコンや携帯で随時確認できる。
途中入学・随時入学対応
(通学生・通信生)
途中入学・随時入学に対応。
教室通学は途中入学も可能。

合格実績

資格の大原の合格実績は高いです。

2022年度の日商簿記3級の年間合格者は1,649名です。2022年度の統一試験とネット試験の合格者の累計は約140,000名なので、合格者の約1%が大原の受講生という計算になります。特に、第161回に関しては、16,770名の合格者のうち大原の合格者が1030名と、約6%の占有率を誇ります。

実績が抜群なので、安心して受講できますね。

総評(欠点含む)

校舎を構える伝統的な予備校のため、講座料金が高い点はデメリットではあります。もっとも、合格実績が高く、問題演習量が多い点も魅力です。

特に通学コースを検討している方は、資格の大原を第一候補に考えましょう。

メリット
デメリット
  • 合格実績が高い。
  • 通学コースあり。
  • 料金が高い。

フォーサイト

出典:フォーサイト
料金
高い
1
2
3
4
5
安い
講座内容・テキスト
悪い
1
2
3
4
5
良い
サポートの充実度
低い
1
2
3
4
5
高い
総合
悪い
1〜3
4〜6
7〜9
10〜12
13〜15
良い

フォーサイトは、累計受講者数41万人を突破するなど、近年知名度が上がっている通信予備校です。

料金・講座プラン

簿記3級専用の単科講座として、「簿記3級スピード合格講座」を受講できます。

コース名値段(税込)
簿記3級 スピード合格講座
・3級講座
・eラーニング機能(Manabun)
・模擬試験1回分
・補足資料・副教材
・無料質問(5回分)
など
16,800円

カリキュラムの体系として、ビデオ講義とテキストで知識をインプットしながら、「問題集」掲載の過去問を解いてアウトプットすることで知識を定着させ、「模擬試験」で実力を確認して弱点を克服するという流れになっています。

使用テキスト

フォーサイトの一番の特徴は、「フルカラーテキスト」です。

このフルカラーテキスト業界初です。フルカラーにすることで読みやすくなっており、また図表やイラストも多く挿入されており、内容の理解が進みます。文字を読むのが苦手な方には特にオススメできます。

その反面、色使いがゴチャゴチャしていて、逆に読みづらい、と感じる方もいらっしゃるでしょう。

フルカラーテキストには好みがあると思いますので、皆さん自身の目で確かめてみてください。

講座内容

3級講義

講義のサンプルは、YouTubeより無料で視聴できます。

講義動画の中では、画面にフルカラーテキストを表示した上で、重要箇所については講師がテキスト上にアンダーラインを入れたり丸で囲んだりしつつ講義を進めてくれます。

フルカラーテキストを元に講義がなされるため、説明は非常に分かりやすいです。

講義動画は、等倍速のほか、1.5倍速での再生も可能です。音声ダウンロードも可能となっています。

講師は「小野正芳」先生です。非常に丁寧な説明をされます。声も綺麗で、聞き取りやすいです。

小野正芳講師 プロフィール
【名前】小野正芳
【生年月日】1975年1月23日
【出身】長崎県出身
【血液型】B型

1995年11月 簿記1級取得
2003年4月 初級システムアドミニストレータ取得
2004年3月 博士(経済学)取得
2005年3月 AFP登録。

【座右の銘】成せば成る

【趣味】車、バイク、ギター

https://www.foresight.jp/boki/teacher/
問題集

基本講義を視聴した後は、フォーサイトオリジナルの「問題集」を解いて、知識の定着を図ります。

問題集は、テキストと完全にリンクしています。テキストで学んだ順序で問題に取り組み、理解度を確認できるため、学習効率がアップします。

問題集の全ての問題には、4段階の難易度表示・回答時間の目安が掲載されているので、学習の優先度やスピード感を掴むことができます。

問題集内に問題の正否・解答にかかった時間を書き込めるので、優先的に復習すべき問題も一目瞭然となります。

模擬試験

試験の直前期には、模擬試験を解きます。問題に触れることで、実力と弱点を把握し、本試験までの期間で弱点を克服します。良い点数でなくても、模試で自分の力を確認することで、大きく飛躍するきっかけとなります。

eラーニング

フォーサイトの講座は、特許取得済みのeラーニングシステム「ManaBunが特徴的です。

ManaBunはスマートフォン・タブレット・パソコンなど、お手持ちのデバイスで学習できます。

Manabunでは、以下の機能を利用することができます。

  • 講義動画+音声
  • デジタルテキスト
  • ネット模擬試験(3級)(3回分)
  • 学習スケジュール
  • 確認テスト
  • 合格カード
  • 用語集

講義を視聴できるほか、テキストの閲覧問題演習(確認テスト・ネット模擬試験)もできます。スキマ時間を有効活用できるので、合格に近づくでしょう。

私も実際に使用しましたが、非常に画期的なシステムだと感じました。

補足資料・副教材

なお、フォーサイトは補足資料・副教材のボリュームが多いです。

学習を始める前に読む「学習マンガ」や、学習計画達成をサポートする「合格手帳」が付属されます。

フォロー制度など

eラーニングManaBun」を通じて、講師に質問をすることで、疑問点を解消できます。

もっとも、簿記3級試験の場合、質問回数は5回に制限されています。疑問点を講師にたくさん質問して解消したい場合、質問回数が足りない可能性があるので注意が必要です。

フォーサイトによると、年間の平均質問回数は5回のようです。

また、フォーサイトでは個別カウンセリングが用意されています。

「忙しくて勉強ができない…」「合格できるかどうか不安…」「問題がなかなか解けるようにならない…」といった学習の悩みや不安を、経験豊かな専任スタッフに相談することができます。

合格実績

フォーサイト受講生の2023年度簿記3級試験の合格率は「91.8%」と、全国平均を大きく上回る合格率を記録しました。合格実績を重視する方にとっては、安心できる要素でしょう。

総評(欠点含む)

講義時間が短い点や、質問回数に制限がある点がやや気になるので、「Bランク」とさせていただきました。もっとも、テキスト中心に学習したい方や、そこまで多く質問しない方にはデメリットとはなりません。

講座料金は比較的に安い方に分類されるほか、フルカラーテキストやManabunを使用できる点は魅力です。気になった方は、フォーサイトを候補に入れてもよいでしょう。

メリット
デメリット
  • フルカラーテキスト
  • 質問回数に制限がある。
  • 講義時間が短い。

ユーキャン

出典:ユーキャン
料金
高い
1
2
3
4
5
安い
講座内容・テキスト
悪い
1
2
3
4
5
良い
サポートの充実度
低い
1
2
3
4
5
高い
総合
悪い
1〜3
4〜6
7〜9
10〜12
13〜15
良い

数多くの資格試験の通信講座を扱うのが、「ユーキャン」です。

料金・講座コース

ユーキャンの簿記3級講座は、一括で39,000円で受講できます。

コース名料金(税込)
簿記3級講座一括:39,000
月額:39,600円(月々3,300円×12回)

講座内容・使用テキスト

ユーキャンは、わずか3ヵ月で簿記3級合格が狙えるカリキュラムとなっており、6つの教材で構成されています。試験突破の重要箇所を徹底分析したテキストを用いて、効率よく学習できます。

  • メインテキスト:3冊
  • 本試験対策トレーニング
  • 一問一答集
  • ラストスパート問題集
  • 添削課題集:4回分
  • その他副教材(ガイドブック、添削関連書類一式など)
メインテキスト

まずは、ユーキャンオリジナルの計3冊メインテキストを用いて必要事項をインプットします。

テキストはフルカラーです。図表やイラストが多く挿入されているので、スラスラ読み進めやすいです。

テキストの各レッスン冒頭では、これから学習する内容をマンガで楽しく紹介します。学習ポイントも押さえやすく、簿記3級を学び始めた主人公の「マキちゃん」と一緒に頑張っている感覚で進められます。テキストはわかりやすい言葉を使ってかみくだいて解説しており、大事なポイントを凝縮して作っているので効率よく学習でき、ムダがありません。

練習問題や解説もテキストに掲載されており、問題演習をすることで知識の定着ができます。

本試験対策トレーニング

本試験対策トレーニングでは、本試験レベルの精選問題が掲載されているので、試験本番に向けた実践力を養成することができます。出題テーマ別に繰り返し解くことで、解答のコツがつかめます。

丁寧な解説もあるので、間違ってしまった問題もしっかり理解できます。

一問一答集

各テキストの練習問題を掲載した、コンパクトな一問一答集も用意されています。電車の中や外出先などのちょっとした時間に知識の確認ができるので、効率的に実力アップがはかれます。

ラストスパート問題集(模擬試験)

試験の直前期には、ユーキャンオリジナルの模擬試験を解きます。本番のネット試験と同じ方式で、パソコンから模擬試験を受けられます。事前にシミュレーションができるため、本番も焦らずに試験に臨むことができます。

統一試験での受験を目指す場合、ラストスパート問題集で、統一試験対策の模擬試験3回分に挑戦できます。

添削課題

添削課題は、計4回分用意されています。

提出した課題について、励ましのメッセージと共に結果講評が返却されるので、自分の苦手部分を確認できます。また、添削課題の提出をひとつのペースメーカーとすることができ、学習のペースをつかんで計画的に学習を進めやすくなります。

サポート制度

ユーキャン講座には、3つのサポート機能が付いています。

スクロールできます
サポート名称サポート内容
スケジュール管理・受講者専用のスケジュールが、受講スタートと同時に届く。
・学習スケジュールの自動作成機能もあり。
・学習が遅れてしまっても、リカバリースケジュールが立てられる。
質問サービスメールや郵便で学習上の疑問点を質問できる。(1日3問まで。
試験終了までの指導受講開始から12ヶ月が終わるまで全ての指導サービスが受けられる。
(添削指導・質問指導・情報提供など)

合格実績

ユーキャンは合格実績も高いです。

過去10年間の簿記3級の合格者は「11,392名」です。簿記3級試験は毎年約15万人が合格することから、実績がとりわけ高いとは言えませんが、安心感はあります。

総評(欠点含む)

テキスト学習がメインなので、講義動画が少ないです。移動中での学習がメインの方にはあまり向いていないと思われるので、「Bランク」とさせていただきました。

もっとも、添削課題は4回分も用意されているので、添削を多く受けたい方にはユーキャンの講座がオススメです。

メリット
デメリット
  • 添削機能が4回分ある。
  • 講義が少ない。

クレアール

出典:クレアール
料金
高い
1
2
3
4
5
安い
講座内容・テキスト
悪い
1
2
3
4
5
良い
サポートの充実度
低い
1
2
3
4
5
高い
総合
悪い
1〜3
4〜6
7〜9
10〜12
13〜15
良い

資格指導歴が54年にわたる通信予備校が「クレアール」です。

クレアールの特徴は、「非常識合格法」を取り入れていることです。

全ての試験範囲を取り扱うのではなく、合格必要得点範囲の問題を確実に得点できるような学習スタイルになっており、学習要点を絞って効率的に学習できます。

料金・講座プラン

「3級パック」を16,000円で受講できます。

コース名価格(税込)
3級パックWeb通信
3級講義:約42時間(63単元)
3級問題集・解説動画
3級答案練習:4回
(直前答練3回、公開模試1回、ネット試験予想問題)
16,000円

講座内容

基本講義・解説動画

ガイダンスではありますが、講義はYoutubeにて無料で視聴できます。

シンプルなスライドを投影しつつ、内容説明する内容になります。講義のスピードは「等倍速」と「1.5倍速」2種類が用意されており、学習の理解度により効率的に学習できます。

講座は、従来のWindowsパソコンだけではなく、Macパソコン、Androidスマートフォンやタブレット、iPhone、iPadでも全ての講義を受講できます。追加料金もかかりません。自宅以外のカフェや電車、バスの中など、いつでもどこでも学習できるので、安心して学習に専念できます。

またインターネットでストリーミング動画を受講する映像配信のほかに、講義音声(MP3ファイル)もダウンロードできます。そのときどきの学習環境に合わせ、映像学習と音声学習を組み合わせて学習を進められます。

使用テキスト

テキストはクレアールのオリジナルテキストを使用します。テキストは白黒印刷ですが、シンプルな内容にまとまっています。テキストはPDFでダウンロードが可能なので、外出先でもテキスト内容の確認ができます。

フォロー制度など

クレアールは質問制度が充実しています。

質問方法は、電話・インターネット通話・メールの3つから選べます。質問回数に上限設定はなく、何度も質問できる点が魅力です。WEB通信でありながら、講義を担当している講師から直接回答がもらえる万全の質問体制が整っており、疑問点を残さず学習を進めることができます。

また、クレアールでは、「検定目標月プラス1年間保証制度(1年間の受講保証)」があり、例えば2024年11月検定合格目標の場合、 2025年11月検定まで受講継続できます。「検定試験を受験できなかった」「合格できなかった」などの万が一の場合でも、さらに1年間サポート体制もご利用いただけます。お忙しい方やご自身のペースで学習していきたい方も、安心して受講いただけます。

お忙しい方やご自身のペースで学習していきたい方も、安心して受講できます。

総評(欠点含む)

WEB講座質問制度は充実していますが、講座料金や講義・テキストの質についていえば、同じ通信校の「Net-school」等の方が優れていると判断したため、「Bランク」とさせて頂きました。

もっとも、シンプルなテキストや積極的に質問制度を活用したい方にはクレアールがオススメです。

メリット
デメリット
  • 質問回数が無制限。
  • テキスト・講義の質に課題あり。

TAC

出典:TAC
料金
高い
1
2
3
4
5
安い
講座内容・テキスト
悪い
1
2
3
4
5
良い
サポートの充実度
低い
1
2
3
4
5
高い
総合
悪い
1〜3
4〜6
7〜9
10〜12
13〜15
良い

各資格試験を取り扱う有名な大手予備校が、「TAC」です。

料金・講座コース

個人に合わせた学習プランが2つ用意されています。

スクロールできます
講座コース/
料金(税込)
3級合格本科生
Web通信講座:18,000円
ビデオブース校:28,000円
DVD通信講座:40,000円
3級商簿講義
Web通信講座:16,000円
ビデオブース校:26,000円
DVD通信講座:35,000円
3級スッキリパック
Web通信講座(テキストあり):5,500円
Web通信講座(テキストなし):3,600円
3級商業簿記
(27.5時間/10回)
8時間/6回
3級解法テクニック講義
(5.5時間/2回)
3級総まとめ講義
(5.5時間/2回)
3級プレ答練全1回
(約3時間/1回)
3級解法力完成答練
(8時間/3回)
メインテキストよくわかる簿記シリーズ 合格テキスト&トレーニングよくわかる簿記シリーズ 合格テキスト&トレーニングスッキリわかるシリーズ スッキリわかる 日商簿記3級
詳細はこちら詳細はこちら詳細はこちら

TACの特徴は、ビデオブース校が34校あることです。講義時間帯や講師によって、自分に合ったコースを選ぶことが出来ます。

地方の方でも通学してライブ講座を受講できる場合があるため、自宅から通学できるか確認しておきましょう。

https://www.tac-school.co.jp/tacmap/?_gl=1177p34w_gcl_auNTA2MzkwMTQ2LjE2OTY4NTQ2OTc._gaMTY1MDU0OTQzMi4xNjk3NDU3MjY0_ga_DFHH7S1RM8*MTY5ODc1MTMwMC41LjEuMTY5ODc1MTczOS41OS4wLjA.&_ga=2.257118984.2079225579.1698751300-1650549432.1697457264

講座内容

簿記1級ではありますが、YouTube上で講義を無料で視聴できます。

テキストの内容を読み上げ、必要があれば黒板にメモをしながら解説する、伝統的な講義スタイルです。机上で学習することを前提に作成されているので、通勤等のスキマ時間を有用に活用したい方にはやや不向きです。

使用教材

たとえば「3級合格本科生」コースでは、以下のTACオリジナル教材を使用します。

  • 3級商簿テキスト(合格テキスト):1冊
  • 3級商簿問題集(合格トレーニング):1冊
  • 3級ミニテスト
  • 3級実力テスト(通信メディアのみ配付・添削):1回 
  • 3級総まとめ講義演習(通信メディアのみ添削):2回
  • 3級プレ答練(通信メディアのみ添削) :1回 
  • 3級解法力完成答練(添削) :3回
  • ガンバルメッセージ(通信コースのみ)
  • 本試験問題集:1冊
  • 講義:4講義 
  • 受講ガイド

「3級合格本科生」コースで使用するメインテキストは『よくわかる簿記シリーズ 合格テキスト&トレーニング』です。そのほか、「3級スッキリパック」では、『スッキリわかる』テキストを使用します。

いずれのテキストも質は高く、定評のあるテキストなので、必要な学習事項をスムーズにインプットできます。

フォロー制度

TACの学習フォローは手厚いです。本科生の主なフォロー制度は以下の通りです。

フォロー制度内容
Web講義フォロー
【標準装備】
ご受講の同一コースの講義を、オンライン上でも受講できるフォロー制度。
スマートフォンやタブレット端末にも対応しているので、
受講期間中はいつでも・どこでも・何度でも繰り返し視聴することができます。
質問電話月・水・金曜日 14:00~17:00/18:00~20:00に利用できます。
質問メール・質問カード質問メールと質問カードは合計40回または60回まで利用できます。
オンライン学習相談室Zoomで個別に直接講師に質問できます。
ホームルーム月1回講師から簿記に関するテーマで情報を配信します。
自習室利用講義で使用していない教室は自習室として開放されており、
通学生に限らず、通信生もご利用いただけます。
(※一部の提携校では、自習室をご利用できない場合あり。)

総評(欠点含む)

講座料金が高い点が気になったので、「Bランク」とさせて頂きました。もっとも、ビデオブース講座を提供している関係で、維持費が多くかかってしまうことから、致し方ない部分もあるでしょう。

校舎の数も多くサポート体制も充実している予備校です。特に通学コースを検討している方は、TACの講座を検討しましょう。

メリット
デメリット
  • テキストの質が高い。
  • 講座料金が高い。
  • 移動中の学習には不向き。

LEC

出典:LEC
料金
高い
1
2
3
4
5
安い
講座内容・テキスト
悪い
1
2
3
4
5
良い
サポートの充実度
低い
1
2
3
4
5
高い
総合
悪い
1〜3
4〜6
7〜9
10〜12
13〜15
良い

各資格試験を取り扱う有名な大手予備校が、「LEC」です。

料金・講座コース

主に3つのコースを提供しています。

スクロールできます
講座コース/
一般価格(税込)
3級パーフェクトコース
通信Webフォロー:17,600円
通信DVDフォロー:24,200円
通学・提携校通学Webフォロー:19,800円
通学・提携校通学DVDフォロー:26,400円
3級トライアル講座
通学講座:5,000円
3級直前対策パック
通信Webフォロー:8,800円
通信DVDフォロー:11,000円
3級完全マスター講座
【スタンダード講義】2.5時間×全10回
or【ユニット講義】15分×全69回
3級ブリッジ演習講座
全3回(7.5時間)
3級合格答練
全4回(10時間)
3級公開模試・3級Web模試
計3回
合格お祝い金5000円
詳細はこちら詳細はこちら詳細はこちら

3級または2級の「完全マスター講座」では、ご自分の学習進捗やスピード感に合わせて、2つの講座から選べます。

講座内容

ガイダンスではありますが、講義のサンプルは、YouTubeより視聴できます。専任講師は3名いらっしゃいますが、「富田 茂徳(とみた しげのり)」先生の講義を掲載します。

実際の講義では、LECのオリジナルテキストを画面上に投影した上で、必要に応じてマーク・加筆を行うなど、講師の方が内容を噛み下いて説明します。

講義動画と音声データは、ダウンロードが可能ですので、外出先などでも学習することが可能です。音声は早聞き機能(0.6~2.0倍速)があり、速度を自分好みに変えて試聴できます。

使用テキスト

テキストは、市販の「光速マスターNEO」を使用します。2色刷のテキストですが、講義と並行して使用することにより理解が進みます。

2色刷のテキストで、「イントロダクション」・「重要、コトバ」・「マーク」・「試験ワンポイント」・「例」などのアイコンが付されています。図表やイラストも豊富に挿入されているので、メリハリをつけて読み進めることができます。

フォロー制度

各講座に加え、様々なフォロー制度も利用できます。

フォロー制度内容
やることリスト(ToDo)スケジュール帳代わりに利用できる。
例えば「4月8日までに過去問を終了する」など目標を表示させたり、
「願書出願開始」など、忘れてはならない項目を入力できる。
カウントダウン目標までの残日数が表示。
「公開模試まであと○日」「論文試験まであと△日」など、複数登録も可能。
進捗率各講座の総回数のうち、どれくらいを受講してきたかの
「進捗度」を一目で確認できる機能。
例えば130回の講座の内、40回を受講してきた場合、進捗度30.7%という形で表示。
進捗度と受講生全体の進捗度平均が表示されるので、
他の受講生と比較した自分の進捗度の状況を視覚的・具体的に確認可能。
教えてメイト同じ講座を受講している受講生同士で
質問・相談の共有や互いの質問への返答などができる。
おしえてチューター制度LECフォロースタッフとのホットライン。
学習中の疑問・質問はもちろん、
他の受講生に見られたくないような内容を含む質問や、
個別の事情を踏まえての学習相談なども
「チューター」を利用すれば安心して質問することができる。

総評(欠点含む)

資格の大原などの大手予備校と比較すると、大きな魅力は見られなかったので、「Bランク」とさせていただきました。

もっとも、2つの講座コースを選択できる点は魅力です。通学コースが用意されている予備校の中では、講座料金は安い方に分類されるので、安めの通学コースを選択したい方はLECを検討しましょう。

メリット
デメリット
  • 2つの講座を選択できる。
  • 料金が高い。

資格のキャリカレ

出典:資格のキャリカレ
料金
高い
1
2
3
4
5
安い
講座内容・テキスト
悪い
1
2
3
4
5
良い
サポートの充実度
低い
1
2
3
4
5
高い
総合
悪い
1〜3
4〜6
7〜9
10〜12
13〜15
良い

資キャリカレは、正式には「キャリアカレッジジャパン」と呼ばれる通信講座を提供している教育機関です。

キャリカレは、さまざまな資格取得やスキルアップを目指す方々に向けて、幅広い分野の講座をオンラインやテキスト教材を通じて提供しています。

料金・講座コース

キャリカレは、簿記3級と簿記2級をセットにした「簿記3・2級合格指導講座」を提供しています。

プラン料金(税込)
簿記3・2級合格指導講座ハガキ申込価格:一括71,800円
(月々3,470円×24回)

本講座は全額返金制度の対象となっており、条件を満たすと受講料が全額返金されます。非常にお得な制度なので、事前に内容を確認しておきましょう。

使用教材(映像講義)

簿記3級・2級合格指導講座では、以下の教材(講座)を使用します。

  • 簿記3級テキスト(1冊)、簿記2級テキスト(2冊)
  • 添削問題(1冊)、解答用紙(8回分)
  • 簿記問題集(1冊)、解答用紙(1冊)
  • 3級・2級対策問題(各5回分)、答案用紙(5回分)、解答解説集(1冊)
  • 映像講義
簿記3級テキスト・簿記2級テキスト

「簿記3級テキスト」と「簿記2級テキスト」は、資格のキャリカレオリジナルのテキストです。フルカラーテキストで、図表やイラストが豊富に挿入されているので、パッと見て内容をすぐに理解しやすいです。

映像講義

教材をメインに学習しますが、専任講師による映像講義も視聴できます。映像講義では、簿記試験に精通した講師が、わかりにくい点や理解が難しい点をかみ砕いて徹底解説します。映像講義は何度も繰り返し視聴可能なので、じっくりと学習できます。

添削問題・簿記問題集・3級、2級対策問題

映像講義とテキストで必要事項を学習した後は、「簿記問題集」・「添削問題」・過去問を分析した「試験対策問題」を解きます。

添削問題8回分対策問題5回分と、豊富に用意されています。出題傾向をつかみ、試験に向けてしっかりと対策できるので、安心して試験に臨めます。アウトプットを繰り返すことで、本番で慌てることなく自分の力を発揮できる実力が身につきます。

サポート制度

資格のキャリカレは通信講座ではあるものの、質問制度も充実しており、学習中の疑問はいつでも専任講師へ無料で何度でも質問できます。

また、1年2ヶ月の学習サポートが付属しています。例えば、教材発送日が7月1日の場合、翌年の8月31日まで講座を引き続き受講できます。家事や仕事でなかなか学習時間をとれない方でも、ムリなく自分のペースで学習を続けることができるでしょう。

合格実績

キャリカレ受講生の、令和4年度試験の簿記3級試験の合格率は71.2%でした。豪華率は全国平均の約1.5倍を記録しているので、合格実績は高いと言ってよいでしょう。

合格実績(欠点含む)

講義動画が少ないので、移動中での学習をメインにしたい方にはあまり向いていないことから、「Bランク」とさせていただきました。

もっとも、添削課題が8回分と豊富に用意されています。添削を多く受けたい方には資格のキャリカレを検討してみましょう。

メリット
デメリット
  • 添削課題が8回分ある。
  • 講義が少ない。

資格スクール大栄

出典:資格スクール大栄
料金
高い
1
2
3
4
5
安い
講座内容・テキスト
悪い
1
2
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5
良い
サポートの充実度
低い
1
2
3
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5
高い
総合
悪い
1〜3
4〜6
7〜9
10〜12
13〜15
良い

伝統的な大手予備校の一つが、「資格スクール大栄」です。

料金・講座プラン

簿記3級講座の料金は約9万円程度で、コースのカリキュラムは主に4つで構成されています。

コース名料金(税込)
簿記3級講座
①本科講座(約8時間)
②応用講座(約1時間)
③厳選問題演習
④模擬試験2回
86,369円

使用テキスト

テキストは、大栄オリジナルテキストを使用します。プロ講師が作成した、合格に必要なもっとも重要なポイントだけを抽出したテキストです。チャートやイラストを組み合わせた、理解しやすい内容です。

講座内容

本科講座

講義動画のサンプルは無料で視聴できます。経験豊富な受験指導実績を持つ講師陣が映像授業に登場します。長年培ってきた指導力で合格ポイントや陥りやすいミスなど、過去問題などを交えながらわかりやすく解説してくださいます。

統一模擬試験

過去の本試験を徹底分析し、出題パターン・重要論点・頻出項目を絞り込んだ答案練習・模擬試験などで、合格に必要な理解度チェックを定期的に実施します。

試験直前にはベテラン講師、講座制作スタッフ陣の「経験」と「知識」を結集した模擬試験を実施。全国の同じ試験を目指すライバルたちとの水準を比べることもできます。すべてが厳選したオリジナルの出題で、最後の追い込みには「これだけ押さえれば大丈夫」と受講生から評価される内容です。

フォロー制度など

大栄では、フォロー制度としてモチベーションサポートを実施しています。

教育の課題であった進捗管理やアドバイスなど、通学スクールの良さである「コミュニケーション」を通信教育に導入することで、学習の継続性を高めています。

一人ひとり個別にカウンセリング、学習方法、目指す資格まで、受験生にぴったりのプランを提案してくれます。

相談して決めたスケジュールに沿って、自らのペースでインプット、そして理解度を確認するためのアウトプットを行います。その後、コンシェルジュが学習進捗度を個別にアドバイスをします。このサイクルを繰り返し、合格を目指す内容になっています。

総評(欠点含む)

モチベーションサポートなどの大栄の独自のノウハウが詰まっている一方、講座料金が非常に高い点がネックなので、「Bランク」とさせて頂きました。

メリット
デメリット
  • モチベーションサポートが充実。
  • 講座料金が非常に高い。

各予備校の特徴を踏まえ、自分に合う予備校を選びましょう。

はい、いかがでしたでしょうか。

簿記1級講座の種類はそこまで多くないので、本記事を参考に、重視したい要素を踏まえて気に入った予備校&講座を受講してみて下さい!

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